偏差値帯:50.0〜55.0(Tier C)
就職率:98.4%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「成城大学 やばい」——微妙なラインだよな。上を見ればMARCHや国公立がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
成城大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。成城大学の偏差値帯は河合塾の数値で50.0〜55.0。全4学部の数値を見てみる。
学部別偏差値
| 学部・学科 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 経済学部(経営学科) | 55.0 |
| 経済学部(経済学科) | 52.5〜55.0 |
| 法学部(法律学科) | 52.5〜55.0 |
| 社会イノベーション学部(政策イノベーション学科) | 52.5〜55.0 |
| 社会イノベーション学部(心理社会学科) | 52.5〜55.0 |
| 文芸学部(芸術学科) | 52.5〜55.0 |
| 文芸学部(文化史学科) | 52.5〜55.0 |
| 文芸学部(マスコミュニケーション学科) | 52.5〜55.0 |
| 文芸学部(国文学科) | 50.0〜52.5 |
| 文芸学部(英文学科) | 50.0〜52.5 |
| 文芸学部(ヨーロッパ文化学科) | 50.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
経営学科の55.0を筆頭に、大半の学科が52.5以上。文芸学部の一部学科に50.0があるが、全体として中堅上位の偏差値帯に位置している。偏差値50以上の大学がFランに分類されることはまずない。「Fラン?」という検索が出ること自体が的外れだ。
次に、入試の競争率も確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(全選抜合計) |
|---|---|
| 2025年度 | 2.6〜3.1倍 |
| 2024年度 | 2.7〜3.0倍 |
| 2023年度 | 3.5〜4.6倍 |
出典:パスナビ(2023〜2025年度入試結果)
2023年度は法学部で4.6倍を記録するなど高倍率だったが、直近2年はやや落ち着いている。それでも受験者の約3人に1人しか受からない水準だ。「誰でも受かる」大学とは程遠い。
成城大学は東京都世田谷区に位置し、小田急線「成城学園前」駅から徒歩4分。成城学園として幼稚園から大学まで一貫教育を行う伝統校でもある。立地の良さと落ち着いたキャンパス環境は、この大学の強みの一つだ。
成城大学に入ったら人生終わり?就職実績を確認
偏差値はわかった。次に気になるのは就職。「人生終わり」かどうかは、卒業後にどうなれるかで決まる。データを見てみよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 社会イノベーション学部 | 260 | 248 | 245 | 98.8% |
| 経済学部 | 377 | 358 | 352 | 98.3% |
| 文芸学部 | 394 | 330 | 324 | 98.2% |
| 法学部 | 244 | 220 | 216 | 98.2% |
| 全体 | 1,275 | 1,156 | 1,137 | 98.4% |
出典:成城大学公式 2024年度卒業生就職状況
就職希望者1,156名のうち1,137名が就職。就職率は全学部で98%台をキープしており、全国平均(約97%前後)を上回っている。学部間のばらつきも小さく、どの学部を選んでも安定した就職実績がある。「人生終わり」とは程遠い数字だ。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 金融・保険 | りそなグループ8名 / 大和証券5名 / 損害保険ジャパン4名 / 太陽生命保険4名 |
| 不動産 | 三井不動産リアルティ4名 / 三井住友トラスト不動産4名 / ザイマックス4名 |
| IT | トランス・コスモス5名 / パーソルプロセス&テクノロジー5名 / NECソリューションイノベータ4名 / TIS4名 |
| 公務員・公共 | 農林水産省4名 / 東京都教育委員会4名 / 日本年金機構4名 / 埼玉県庁 |
| 小売・サービス | ニトリ4名 / エイチ・アイ・エス / 小学館集英社プロダクション |
出典:大学通信オンライン / パスナビ(2025年3月卒業者実績)
りそなグループ8名、大和証券5名、損害保険ジャパン4名——金融・保険業界への就職実績が目立つ。三井不動産リアルティなど不動産大手にも複数名が就職しており、IT業界ではNECソリューションイノベータやTISといった大手SIerへの実績がある。
公務員では農林水産省に4名。省庁レベルの就職実績がある大学だ。法学部からは埼玉県庁、文芸学部からは東京都教育委員会と、学部ごとの専門性を活かした進路が見て取れる。3名以上の採用実績がある企業は合計35社に上り、就職先の幅は広い。
同偏差値帯の大学と比べると?
成城大学だけを見ていても相対的な位置がわかりにくい。同じ偏差値帯の関東私大と比較してみよう。「成成明学獨國武」と括られることの多い大学群から2校を選んだ。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 成城大学 | 50.0〜55.0 | 98.4% | 約478万円 |
| 成蹊大学 | 52.5〜57.5 | 95.3% | 約460万円 |
| 武蔵大学 | 52.5〜60.0 | 98.0% | 約484万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。注目すべきは就職率で、成城大学の98.4%は3校の中で最も高い。成蹊大学は偏差値の上限がやや高いものの、就職率では成城に3ポイント以上の差をつけられている。武蔵大学も98.0%と高水準だが、成城がわずかに上回る。
学費は4年間で約478万円。成蹊・武蔵とほぼ横並びで、私大文系としては標準的な水準だ。就職率98.4%と金融・不動産・公務員への就職実績を考えれば、投資対効果は決して悪くない。
「成城大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人も多いはず。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
成城大学が「やばい」と検索される最大の背景には、MARCHとの比較構造がある。成城大学の偏差値帯は50〜55で、MARCHの下限(55前後)と隣接している。そのため「MARCHに届かなかった」という序列意識が一部に存在し、「やばい」「恥ずかしい」といった検索を生みやすい構造がある。
さらに、「成成明学獨國武」というグルーピング自体が「MARCHの一歩下」という印象を固定化している面もある。だが実際のデータを見れば、就職率98.4%で成蹊大学を上回り、農林水産省やりそなグループ、大和証券といった就職実績がある。偏差値の序列だけで語れる大学ではない。
「成城=お坊ちゃん・お嬢さん学校」というイメージも「やばい」検索の一因だ。成城学園として幼稚園から一貫教育を行っていることから、「お金持ちの大学」という印象が先行しやすい。これは大学の学力や就職力とは全く別の話だが、ネット上では偏差値とイメージが混ぜて語られがちだ。
ただし、データを見ればわかる通り、成城大学の実態は検索イメージとは異なる部分が多い。就職率・就職先の質ともに、「やばい」で片づけられる大学ではない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、成城大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。就職率98.4%、りそなグループ・大和証券・農林水産省——行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
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