偏差値帯:50.0〜57.5(Tier C)
就職率:97.2%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「國學院大学 恥ずかしい」——微妙なラインだよな。上を見ればMARCHや国公立がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
國學院大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まず結論から言うと、國學院大学はFランではない。河合塾の偏差値で50.0〜57.5。Fラン(BF=ボーダーフリー)とは全く別の世界にいる大学だ。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 法学部 | 55.0〜57.5 |
| 文学部 | 52.5〜57.5 |
| 経済学部 | 52.5〜57.5 |
| 観光まちづくり学部 | 52.5〜55.0 |
| 人間開発学部 | 50.0〜55.0 |
| 神道文化学部 | 50.0〜52.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
法学部が55.0〜57.5で最も高く、文学部・経済学部も上限57.5に達する。大学群としては「成成明学獨國武」に分類され、日東駒専より上、MARCHの一歩手前という位置づけだ。偏差値50台の大学を「Fラン」と呼ぶのは、さすがに無理がある。
入試の倍率も見ておこう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(一般選抜) |
|---|---|
| 2026年度 | 4.7倍(全体) |
| 2025年度 | 3.3〜4.6倍 |
| 2024年度 | 3.1〜4.1倍 |
出典:パスナビ / Kei-Net
2026年度は全体で4.7倍。年々倍率が上昇傾向にあり、「誰でも受かる」とは程遠い入試状況だ。俺が通ってた偏差値37の大学は倍率1倍台だったから、ここまで来ると完全に別次元。國學院大学をFランと呼ぶのは、データ的に見て的外れだと言い切れる。
國學院大学の就職実績
偏差値はわかった。次は「この大学に行って大丈夫なのか」を決める最も大事な指標——就職データを確認しよう。
就職率
| 学部 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|
| 経済学部 | 477 | 468 | 98.1% |
| 人間開発学部 | 321 | 313 | 97.5% |
| 文学部 | 638 | 615 | 96.4% |
| 法学部 | 415 | 394 | 94.9% |
| 神道文化学部 | 165 | 156 | 94.5% |
| 全体 | 2,016 | 1,959 | 97.2% |
出典:國學院大學公式(2024年度卒業生実績)
全体の就職率97.2%。経済学部は98.1%で最も高い。全国平均(約97%前後)とほぼ同水準で、安定した就職実績を持っている。
特筆すべきは公務員の強さだ。2024年度の公務員決定者は152名。国家公務員34名、地方公務員118名という内訳で、地方自治体・警察・消防への就職が厚い。人間開発学部からは公立小学校教員72名という実績もあり、教育分野での存在感は大きい。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 金融 | みずほFG / 三井住友銀行 / 三菱UFJ銀行 / 千葉銀行 / 損害保険ジャパン / 第一生命保険 / 日本生命保険 / 大和証券 |
| 公務員 | 地方公務員(118名) / 国家公務員(34名) / 警察・消防 |
| 教育 | 公立小学校教員(72名) / 公立中学校・高校教員 |
| 住宅・建設 | 大和ハウス工業 / ニトリホールディングス |
| 運輸・航空 | 全日本空輸 / ANAエアポートサービス / 日本通運 |
| IT・通信 | ソフトバンク / ENEOS |
| 神社 | 全国の神社(72名・神職資格取得者) |
出典:國學院大學公式 / パスナビ(2024年度卒業生実績)
メガバンク3行(みずほ・三井住友・三菱UFJ)への就職実績がある。さらにANA、損保ジャパン、第一生命と、大手金融・運輸への就職が幅広い。公務員152名・教員72名という数字は、文系私大の中でもかなりの水準だ。
そして國學院ならではの特徴が「神職」。神道文化学部を中心に毎年70名以上が神社に就職しており、神職養成では日本有数の実績を持つ。これは他の大学にはない、唯一無二の強みだ。
同偏差値帯の大学と比べると?
國學院大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の関東私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 國學院大学 | 50.0〜57.5 | 97.2% | 約454万円 |
| 東洋大学 | 45.0〜57.5 | 98.5% | 約450万円 |
| 駒澤大学 | 47.5〜55.0 | 95.4% | 約459万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯を見ると、國學院の下限50.0は3校の中で最も高い。東洋は上限こそ57.5で同じだが、下限は45.0まで幅がある。學部によって難易度のばらつきが少ないのは國學院の特徴だ。
就職率は3校とも95%以上と高水準。学費も約450〜460万円でほぼ横並び。渋谷にメインキャンパスを構える國學院は、立地の面でもアドバンテージがある。都心での就活やインターンシップへのアクセスは、地方キャンパスの大学と比べて明らかに有利だ。
「國學院大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人も多いはず。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
國學院大学が「恥ずかしい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中位以上の偏差値にもかかわらず検索されるのは、MARCHとの比較で「もっと上に行けたのでは」という意識が働くからだ。
成成明学獨國武というグループ名自体が「MARCHの下」という文脈で語られることが多く、その中で國學院の立ち位置がネット上で議論されやすい構造がある。「MARCH落ち」「日東駒専と何が違うの」といった声が、検索ワードに反映されている。
もう一つ、「國學院」という名前の独自性も影響している。旧字体の「國」、そして「神道文化学部」という他にない学部名が、一般的な大学イメージとのギャップを生みやすい。知らない人からすると古めかしく映るし、「何を勉強する大学なの?」と聞かれることもあるだろう。
ただし、データを見ればわかる通り、國學院大学の実態は「恥ずかしい」という検索イメージとは異なる部分も多い。偏差値50台後半の学部が複数あり、就職率97.2%、メガバンク3行への就職実績、公務員152名——これは中堅上位私大としてしっかりした実力を示すデータだ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、國學院大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
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