偏差値帯:40.0〜55.0(Tier C)
就職率:97.3%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「駒澤大学 恥ずかしい」——微妙なラインだよな。上を見ればMARCHや国公立がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
駒澤大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値を確認しよう。駒澤大学は7学部17学科を擁する総合大学で、河合塾の偏差値は40.0〜55.0。学部によってかなり幅がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 文学部 | 45.0〜55.0 |
| 経営学部 | 50.0〜52.5 |
| 法学部(フレックスA) | 50.0〜52.5 |
| 経済学部 | 47.5〜52.5 |
| 医療健康科学部 | 47.5〜50.0 |
| グローバル・メディア・スタディーズ学部 | 45.0〜50.0 |
| 法学部(フレックスB) | 42.5〜45.0 |
| 仏教学部 | 40.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
文学部の上限は55.0で、これはMARCH下位と肩を並べる水準。経営学部・法学部フレックスAも50.0〜52.5と、日東駒専の中では上位に位置する偏差値帯だ。一方で仏教学部は40.0と低め。ただ、これは仏教系の専門学部という性質上、志願者層が限られるためで、大学全体の実力とは別の話だ。
主要学部の偏差値中央値はおよそ48〜50前後。日東駒専グループの中でも標準的なポジションにいる。俺の偏差値37の大学からすれば、正直もう上の世界だ。
次に、入試の競争率も見ておこう。
倍率推移
| 学部 | 2025年度 | 2024年度 |
|---|---|---|
| 医療健康科学部 | 3.6倍 | 3.0倍 |
| 文学部 | 3.2倍 | 3.0倍 |
| 経済学部 | 3.2倍 | 3.0倍 |
| 経営学部 | 3.2倍 | 3.4倍 |
| グローバル・メディア・スタディーズ学部 | 2.8倍 | 1.8倍 |
| 法学部 | 2.5倍 | 2.2倍 |
| 仏教学部 | 1.7倍 | 1.7倍 |
出典:パスナビ(2025年度・2024年度入試結果)
主要学部は軒並み3倍前後。医療健康科学部は2025年度で3.6倍まで上がっている。仏教学部を除けば、受ければ誰でも受かるという大学ではない。3人に1人は落ちる計算だ。GMS学部は2024年度の1.8倍から2025年度に2.8倍へ急上昇しており、人気が高まっている。
駒澤大学の就職実績
偏差値だけでは大学の価値は測れない。卒業後にどうなれるかが大事だ。就職データを確認しよう。
学部別就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 経済学部 | 680 | 610 | 602 | 98.7% |
| 仏教学部 | 174 | 145 | 142 | 97.9% |
| グローバル・メディア・スタディーズ学部 | 286 | 245 | 239 | 97.6% |
| 医療健康科学部 | 53 | 39 | 38 | 97.4% |
| 法学部 | 629 | 543 | 528 | 97.2% |
| 経営学部 | 498 | 447 | 434 | 97.1% |
| 文学部 | 814 | 699 | 672 | 96.1% |
| 全体 | 3,134 | 2,728 | 2,655 | 97.3% |
出典:パスナビ(2024年3月卒業者実績)
全体の就職率は97.3%。全国平均(約97%前後)とほぼ同水準で、経済学部は98.7%と高い数字を出している。卒業者3,134名のうち就職希望者は2,728名。残りは大学院進学や資格試験準備などだ。就職を希望した人のほとんどが内定を得ている。
主要就職先
| 学部 | 主な就職先 |
|---|---|
| 経済学部 | ニトリ / 三井不動産リアルティ / 城南信用金庫 / 積水ハウス / 明治安田生命保険 |
| 法学部 | コカ・コーラ ボトラーズジャパン / 長谷工コーポレーション / 東急リバブル |
| 文学部 | 神奈川県教育委員会 / 横浜市役所 / 東京都教育委員会 / 日本年金機構 / 東急電鉄 |
| 経営学部 | エン・ジャパン / リコージャパン / 富士ソフト |
| GMS学部 | 日本航空 / JTB / エイチ・アイ・エス / いすゞ自動車 / AOI Pro. |
| 仏教学部 | 永平寺 / 總持寺 / 大和証券グループ / 東急電鉄 |
| 医療健康科学部 | 国立病院機構 / 東京科学大学 / IMSグループ |
出典:パスナビ(2024年3月卒業者実績)
三井不動産リアルティ、積水ハウス、明治安田生命、日本航空、JTB——大手・有名企業への就職実績がしっかりある。文学部からは教育委員会や公務員への就職が目立ち、GMS学部はJAL・JTB・HISと旅行・航空業界に強い。仏教学部から永平寺・總持寺という曹洞宗の大本山へ就職できるのは、駒澤大学ならではの唯一無二の強みだ。
全員がこういう企業に入れるわけじゃない。でも「恥ずかしい」と検索されるような大学で、このラインナップが出てくるのは事実だ。
同偏差値帯の大学と比べると?
駒澤大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ日東駒専グループの東洋大学・専修大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 駒澤大学 | 40.0〜55.0 | 97.3% | 約460万円 |
| 東洋大学 | 40.0〜57.5 | 98.5% | 約450万円 |
| 専修大学 | 42.5〜55.0 | 99.1% | 約430万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準で横並び。就職率も3校とも97%以上と高水準だ。学費は4年間で約430〜460万円の範囲で、大きな差はない。
駒澤大学の特徴は、駒沢キャンパスが東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩すぐという立地にある。渋谷から2駅。都心へのアクセスが抜群で、学生生活の利便性は日東駒専の中でもトップクラスだ。また、仏教学部やGMS学部など他大学にはない学部構成も独自の強み。偏差値帯が同じなら、大学の「使い方」で差がつく。
「駒澤大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
駒澤大学が「恥ずかしい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見ればMARCHがあり、下を見ればFランと呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造だ。
特に駒澤大学の場合、「日東駒専」という大学群の中に組み込まれていることが影響している。MARCHとの間に明確な壁があるように語られがちで、「MARCH落ち」「日東駒専止まり」というネット上の序列意識が、検索を生んでいる。でも実際には、駒澤の上位学部はMARCH下位と偏差値が重なっている。線引きはそこまで明確じゃない。
ただし、データを見ればわかる通り、駒澤大学の実態は「恥ずかしい」とは異なる部分が多い。就職率97.3%、JAL・JTB・三井不動産リアルティ——これは「恥ずかしい」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、駒澤大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値45〜54の大学一覧|就職率・学費データ付き

