偏差値帯:35.0〜45.0(Tier B)
就職率:99.5%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「安田女子大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは安田女子大学の現実をデータで確認していこう。
安田女子大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。安田女子大学は広島市安佐南区に本部を置く私立の女子大学で、8学部を擁する総合大学。河合塾の偏差値は35.0〜45.0と、学部によってかなり幅がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 看護学部 | 40.0〜45.0 |
| 心理学部 | 40.0〜42.5 |
| 薬学部 | 40.0〜42.5 |
| 理工学部 | 37.5〜42.5 |
| 文学部 | 35.0〜42.5 |
| 教育学部 | 35.0〜42.5 |
| 現代ビジネス学部 | 35.0〜42.5 |
| 家政学部 | 35.0〜42.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
看護学部が最も高く45.0、文学部や現代ビジネス学部の下限は35.0。「Fランか?」と聞かれたら、学部・学科によって大きく異なるとしか言えない。看護・薬・心理は40.0以上で中堅帯、文系学部の一部はBF(ボーダーフリー)に近い帯域もある。一括りにできない大学だ。
偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。ベネッセの偏差値だと44〜62の範囲で表示されるから、どの模試を見るかで印象が全然変わる。数字の見方には注意が必要だ。
倍率(2025年度・2024年度)
| 学部 | 2025年度倍率 | 2024年度倍率 |
|---|---|---|
| 看護学部 | 2.2倍 | 2.1倍 |
| 薬学部 | 1.9倍 | 1.9倍 |
| 理工学部 | 1.4倍 | —(2025年新設) |
| 教育学部 | 1.3倍 | 1.4倍 |
| 心理学部 | 1.3倍 | 1.6倍 |
| 家政学部 | 1.2倍 | 1.3倍 |
| 現代ビジネス学部 | 1.2倍 | 1.2倍 |
| 文学部 | 1.2倍 | 1.1倍 |
出典:パスナビ / Kei-Net(2025年度・2024年度入試結果)
看護学部2.2倍、薬学部1.9倍と、医療系は競争がしっかりある。一方で文系学部は1.1〜1.3倍台。倍率が低い=価値がないではない。女子大は全国的に倍率が下がる傾向にあるが、安田女子大学は2025年に理工学部を新設するなど、時代に合わせた改革を続けている大学だ。
安田女子大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは「卒業後にどうなれるか」だ。就職データを見てみよう。
学部別就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 薬学部 | 78 | 50 | 50 | 100% |
| 看護学部 | 134 | 131 | 131 | 100% |
| 家政学部 | 331 | 320 | 319 | 99.7% |
| 文学部 | 194 | 176 | 175 | 99.4% |
| 教育学部 | 151 | 146 | 145 | 99.3% |
| 心理学部 | 144 | 128 | 127 | 99.2% |
| 現代ビジネス学部 | 241 | 235 | 233 | 99.1% |
| 全体 | 1,273 | 1,186 | 1,180 | 99.5% |
出典:パスナビ(2025年3月卒業生実績)
就職希望者1,186名のうち1,180名が就職。就職率99.5%。薬学部と看護学部は100%だ。全国平均(約97%前後)を大きく上回っている。「Fラン」と検索される大学の実態としては、かなり優秀な部類だ。
安田女子大学は大学通信の実就職率ランキングで全国14位(女子大3位)に入った実績もある。看護学部は学部系統別で全国1位、現代ビジネス学部は全国2位。偏差値の数字からは想像しにくい実力だ。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 金融 | 日本銀行 / 広島銀行 / みずほ銀行 / 三井住友信託銀行 / 東京海上日動火災保険 |
| 航空・運輸 | 全日本空輸 / 日本航空 / スカイマーク / JR西日本 |
| 建設・住宅 | 鹿島建設 / 清水建設 / 積水ハウス / 前田建設工業 |
| ホテル・観光 | 星野リゾート / 帝国ホテル / エイチ・アイ・エス / 日本旅行 |
| 商社・小売 | イズミ / 大創産業(ダイソー) / ニトリ / 良品計画 |
| メーカー | マツダ / スズキ / エフピコ / 三浦工業 / タカキベーカリー |
| IT | 富士フイルムビジネスイノベーション / 日本IBMデジタルサービス |
| 医療・福祉 | 広島大学病院 / 県立広島病院 / 国立病院機構 |
| 教育・公務員 | 広島県教育委員会 / 広島市教育委員会 / 広島県庁 / 広島市役所 |
出典:スタディサプリ進路 / 安田女子大学公式(2025年3月卒業生実績)
日本銀行、ANA、JAL、鹿島建設、星野リゾート——大手・有名企業への就職実績がしっかりある。「Fラン」と検索されるような大学で、このリストが出てくるのは事実だ。
特に教育・公務員への就職が厚い。広島県内の教員採用試験で毎年安定した合格者を出しており、地元での信頼と実績は圧倒的だ。看護学部・薬学部からの医療機関への就職も盤石で、資格に直結する学部の強みが数字に表れている。
同偏差値帯の大学と比べると?
安田女子大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の中国地方の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 安田女子大学 | 35.0〜45.0 | 99.5% | 約460万円 |
| ノートルダム清心女子大学 | 40.0〜45.0 | 98.7% | 約435万円 |
| 広島修道大学 | 35.0〜45.0 | 97.1% | 約460万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。学費も大きな差はない。就職率を見ると、安田女子大学の99.5%は3校中トップで、広島修道大学の97.1%を2.4ポイント上回っている。8学部を持つ総合大学としてのキャリアサポート体制が、この数字に直結している。
学費は文系学部4年間で約460万円。私大としては標準的な水準だ。就職率99.5%と主要就職先のリストを見れば、投資対効果は決して悪くないことがわかる。大事なのは入口の偏差値じゃなく、出口の就職実績だ。
「安田女子大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
安田女子大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば広島大学や岡山大学といった国立大学があり、下を見ればFランと呼ばれる帯がある。その”はざま”にいること自体が不安を生みやすい。特に文系学部の偏差値下限が35.0にかかっているため、その数字だけが一人歩きして「Fラン」と括られやすい構造がある。
さらに、女子大という形態自体が全国的に志願者減少の流れにある。共学化する女子大が相次ぐ中、安田女子大学は女子大のまま理工学部を新設するという独自の戦略を取った。これは大学としての覚悟の表れだが、「女子大=時代遅れ」という表面的なイメージが検索行動につながっている面もある。
ただし、データを見ればわかる通り、安田女子大学の実態は「Fラン」というイメージとは大きく異なる部分も多い。就職率99.5%、日本銀行やANAへの就職実績——これは「Fラン」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率や主要就職先を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。就職率99.5%。日本銀行・ANA・JAL・鹿島建設——安田女子大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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