偏差値帯:40.0〜47.5(Tier B)
就職率:96.6%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「北星学園大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは北星学園大学の現実をデータで確認していこう。
北星学園大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。北星学園大学の偏差値帯は河合塾の数値で40.0〜47.5。学部によってかなり幅がある。
学部別偏差値
| 学部・学科 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 文学部 英文学科 | 47.5 |
| 文学部 心理・応用コミュニケーション学科 | 45.0 |
| 社会福祉学部 心理学科 | 45.0 |
| 経済学部 経営情報学科 | 42.5 |
| 国際学部 グローバル・イノベーション学科 | 42.5 |
| 経済学部 経済学科 | 40.0 |
| 経済学部 経済法学科 | 40.0 |
| 社会福祉学部 社会福祉学科 | 40.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
文学部英文学科の47.5を筆頭に、心理系は45.0。一方で経済学部や社会福祉学科は40.0。学部によって偏差値の開きが7.5ある大学だ。「Fランか?」と聞かれたら、偏差値40台前半〜後半の中堅私大というのが正確な位置づけ。BF(ボーダーフリー)の学部はなく、全学部で偏差値40.0以上を維持している。
北星学園大学はキリスト教系の伝統校で、1962年の開学以来、英語教育と社会福祉に強みを持ってきた。札幌市厚別区のキャンパスは道内私大の中でも環境が整っていると評価されている。偏差値の数字だけで語れない歴史と実績がある大学だ。
次に、入試の倍率も確認しておこう。
倍率推移
| 学部 | 2025年度倍率(一般選抜) | 2024年度倍率(一般選抜) |
|---|---|---|
| 文学部 | 2.4倍 | 2.0倍 |
| 経済学部 | 1.9倍 | 1.7倍 |
| 社会福祉学部 | 2.1倍 | 1.8倍 |
出典:パスナビ(2025・2024年度入試結果)
倍率は全学部で1.7〜2.4倍。2025年度は前年より上昇しており、志願者は増加傾向にある。文学部は2.4倍と、受ければ受かるという水準ではない。「Fラン=誰でも入れる」というイメージとは、実態がかなり違う。
北星学園大学の就職実績
偏差値だけ見て判断するのはもったいない。大事なのは卒業後にどうなれるか。就職データを見てみよう。
学部別就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 231 | 207 | 201 | 97.1% |
| 社会福祉学部 | 219 | 200 | 194 | 97.0% |
| 経済学部 | 366 | 331 | 318 | 96.1% |
| 全体 | 816 | 738 | 713 | 96.6% |
出典:パスナビ(2024年度卒業生実績)
就職希望者738名のうち713名が就職。就職率96.6%。文学部と社会福祉学部は97%超え。全国平均(約97%前後)とほぼ同水準で、Fランと検索される大学の実態としては十分に健闘している数字だ。
主要就職先
| 学部 | 主な就職先 |
|---|---|
| 文学部 | JALスカイ札幌7名 / 公立学校教員7名 / 北海道空港4名 / ANA新千歳空港4名 / 国家公務員(出入国在留管理庁) |
| 経済学部 | 札幌市職員(行政)13名 / アイングループ10名 / 北洋銀行8名 / 国家公務員8名 / イオン北海道 |
| 社会福祉学部 | 札幌市職員(福祉)10名 / 公立学校教員8名 / ベネッセスタイルケア / 北海道職員 |
出典:パスナビ(2024年3月卒業者実績)
JALスカイ札幌・ANA新千歳空港への航空系就職、札幌市職員への公務員就職、北洋銀行への金融就職——道内の主要企業・官公庁にしっかり実績がある。特に経済学部から札幌市職員13名というのは、公務員志望者にとって心強い数字だ。
文学部の英文学科からJALスカイ・ANA系列への就職が目立つのは、北星学園大学の英語教育の伝統が活きている証拠。社会福祉学部は福祉系の公務員・専門職への就職が手堅い。学部ごとに強みが明確で、それぞれの出口がしっかり用意されている大学だ。
同偏差値帯の大学と比べると?
北星学園大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ北海道の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 北星学園大学 | 40.0〜47.5 | 96.6% | 約413万円 |
| 北海学園大学 | 40.0〜45.0 | 96.5% | 約450万円 |
| 札幌学院大学 | 35.0〜42.0 | 93.4% | 約432万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯は北海学園大学とほぼ同水準。就職率も96%台で互角だ。注目すべきは学費。北星学園大学の4年間約413万円は、北海学園大学の約450万円、札幌学院大学の約432万円と比べても最も安い。文学部英文の偏差値47.5は北海学園の主要学部と同等以上であり、コスパの良さが際立っている。
「Fランだから行く意味がない」と思っている人には、この比較テーブルをよく見てほしい。同じ北海道の私大の中で、就職率・学費・偏差値のバランスが取れた大学だということがデータでわかる。
「北星学園大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
中堅帯に位置するため、上を見れば北海道大学や小樽商科大学があり、下を見ればBF帯の大学がある。その”はざま”にいること自体が不安を生みやすい。経済学部の一部学科が偏差値40.0という数字も、「Fランでは?」というイメージに直結しやすい。
さらに、道外での知名度が高くないことも一因だ。北星学園大学は札幌では歴史ある伝統校として認知されているが、本州の人にとっては馴染みが薄い。名前を聞いたことがない=Fランという短絡的な判断をされやすい構造がある。
ただし、データを見ればわかる通り、北星学園大学の実態は「Fラン」というイメージとは異なる部分も多い。偏差値40〜47.5、就職率96.6%、JAL・ANA系への就職実績——これはFランでは片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率96.6%、札幌市職員への公務員就職、JAL・ANA系への航空業界就職——データを見れば、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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