常磐大学は恥ずかしい?やばい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:BF〜42.5(Tier A)

就職率:98.1%(就職希望者ベース・大学公式)

藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」

更新日:2026年4月 | 出典:常磐大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「常磐大学 恥ずかしい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。

でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、常磐大学の現実をデータで確認していこう。

常磐大学はFラン?偏差値と入試データで検証

まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。常磐大学の偏差値帯は河合塾の数値でBF〜42.5。学部・学科によってかなり幅がある。

学部別偏差値

学部・学科 偏差値(河合塾)
看護学部 42.5
人間科学部 健康栄養学科 40.0
人間科学部 心理学科 35.0〜37.5
人間科学部 教育学科 35.0〜37.5
人間科学部 現代社会学科 35.0
人間科学部 コミュニケーション学科 BF〜35.0
総合政策学部 経営学科 35.0
総合政策学部 法律行政学科 BF〜35.0
総合政策学部 総合政策学科 BF〜35.0

出典:Kei-Net(河合塾提供・2026年度入試予想)

看護学部の42.5が突出して高く、健康栄養学科も40.0。一方で総合政策学部にはBF(ボーダーフリー)の学科もある。学部・学科によって偏差値の開きがかなり大きい大学だ。「Fランか?」と聞かれたら、学科による——としか言えない。看護学部や健康栄養学科は40以上あるし、一括りにはできない。

偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。これは覚えておいてほしい。

「誰でも受かる」という声についても、入試データで確認しておこう。

倍率推移

学部 2025年度 2024年度 2023年度
人間科学部 1.1倍 1.1倍 1.1倍
総合政策学部 1.0倍 1.0倍 1.1倍
看護学部 1.6倍 1.5倍 1.5倍

出典:パスナビ(2023〜2025年度入試結果)

人間科学部と総合政策学部は1倍台前半。受験すればほぼ合格できる水準にあるのは事実だ。一方で看護学部は1.5〜1.6倍と、一定の選抜が機能している。

ただ、倍率が低い=価値がないではない。定員割れの大学は全国に多くあるが、その中で就職支援の質や卒業後の進路に差が出る。常磐大学がどちら側にいるかは、この先の就職データを見れば一目瞭然だ。

常磐大学の就職実績

偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは、卒業後にどうなれるかだ。就職データを見てみよう。

就職率

学部・学科 卒業者数 就職希望者数 就職者数 就職率
人間科学部 現代社会学科 92 87 87 100.0%
人間科学部 健康栄養学科 78 74 74 100.0%
総合政策学部 経営学科 78 73 73 100.0%
看護学部 看護学科 87 81 80 98.8%
総合政策学部 総合政策学科 72 66 65 98.5%
人間科学部 教育学科 86 80 78 97.5%
総合政策学部 法律行政学科 66 59 57 96.6%
人間科学部 心理学科 80 72 69 95.8%
人間科学部 コミュニケーション学科 61 49 46 93.9%
全体 700 641 629 98.1%

出典:常磐大学公式 2025年3月卒業生進路データ

就職希望者641名のうち629名が就職。就職決定率98.1%。現代社会学科・健康栄養学科・経営学科は100%だ。全国平均(約97%前後)を上回っている。「恥ずかしい」「やばい」と検索される大学の実態としては、かなり堅実な部類だ。

主要就職先

学部 主な就職先
人間科学部 茨城県教育委員会32名 / 茨城県信用組合7名 / 日清医療食品6名 / エームサービス5名 / 富士産業4名
総合政策学部 常陽銀行10名 / 水戸信用金庫6名 / クスリのアオキ4名 / テラソフト3名 / 水戸証券3名
看護学部 水戸医療センター19名 / 筑波メディカルセンター病院7名 / 茨城県立中央病院4名 / 筑波大学附属病院4名

出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)

人間科学部から茨城県教育委員会に32名。これは地方大学としてかなりの数字だ。教育学科を中心に、地元の教員採用に強い。総合政策学部は常陽銀行(茨城県最大の地方銀行)に10名。金融・公務員への就職も堅実にある。

看護学部は水戸医療センターに19名、筑波大学附属病院に4名と、茨城県内の主要病院へのパイプが太い。国家資格を活かした就職は、偏差値に関係なく安定したキャリアにつながる。地元に根差した大学として、地域の教育・医療・金融を支える人材を着実に送り出している。

同偏差値帯の大学と比べると?

常磐大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の北関東〜茨城県内の私大と比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
常磐大学 BF〜42.5 98.1% 約453万円
流通経済大学 35.0〜40.0 98.5% 約480万円
茨城キリスト教大学 BF〜45.0 98.3% 約460万円

出典:各大学公式 / パスナビ / Kei-Net(2024〜2025年度実績)

偏差値帯はほぼ同水準。就職率は3校とも98%以上と高水準で、ほぼ横並び。学費は常磐大学の約453万円が3校の中ではやや低めだ。

「高い学費を払ってこの偏差値の大学に行く意味があるのか」と思う人もいるかもしれない。でも就職率98.1%と、常陽銀行・茨城県教育委員会・筑波大学附属病院といった地元の主要機関への就職実績を見れば、投資対効果は決して悪くないことがわかる。大事なのは入口の偏差値じゃなく、出口の就職実績だ。

「常磐大学 恥ずかしい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。

BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。常磐大学も、総合政策学部のBFという数字が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。

さらに、茨城県内には筑波大学という圧倒的な存在がある。「茨城の大学」と聞いたときに真っ先に名前が挙がるのは筑波大学で、常磐大学はどうしても比較対象にされやすい。その中で「恥ずかしい」と検索されてしまう心理は、俺にも痛いほどわかる。

でも、データを見ればわかる通り、実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。就職率98.1%、茨城県教育委員会32名・常陽銀行10名——これは「恥ずかしい」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。

でも、全然どん底なんかじゃない。就職率98.1%。茨城県教育委員会・常陽銀行・筑波大学附属病院——常磐大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。

俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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