偏差値帯:—(通信制・選抜なし/実質BF相当)(Tier A)
就職率:データ非公開(通信制大学のため文科省調査対象外)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「星槎大学 やばい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、星槎大学の現実をデータで確認していこう。
星槎大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。星槎大学は神奈川県箱根町に本部を置く通信制大学だ。通学制の大学とは仕組みが根本的に違う。一般的な入試がないため、河合塾やベネッセの偏差値ランキングには掲載されていない。
専攻一覧
| 専攻 | 偏差値 |
|---|---|
| 共生科学専攻 | —(通信制・選抜なし) |
| 初等教育専攻 | —(通信制・選抜なし) |
| 福祉専攻 | —(通信制・選抜なし) |
| スポーツ身体表現専攻 | —(通信制・選抜なし) |
| グローカルコミュニケーション専攻 | —(通信制・選抜なし) |
出典:パスナビ / 星槎大学公式(2026年度)
星槎大学は共生科学部の1学部1学科に5つの専攻を置く構成。入学選考は書類審査が中心で、学力試験は実施されていない。2023年度のデータではほぼ全員が合格しており、実質的にBF(ボーダーフリー)相当の入試難易度だ。
ただし、通信制だからといって「入学=卒業」ではない。星槎大学の卒業率は約60%。通信制大学の平均卒業率が10〜20%程度と言われる中、この数字はかなり高い。入口は広いが、卒業までたどり着くには継続的な学習が必要だ。
入学者数推移
| 年度 | 倍率 |
|---|---|
| 2025年度 | データ非公開(通信制・書類選考のみ) |
| 2024年度 | データ非公開(通信制・書類選考のみ) |
| 2023年度 | データ非公開(通信制・書類選考のみ) |
出典:星槎大学公式
通信制大学のため、一般的な「倍率」という概念がそもそも存在しない。出願すればほぼ入学できる。これを「やばい」と感じるかもしれないが、通信制大学はそういう仕組みだ。放送大学も東京通信大学も同じ。入口のハードルが低い代わりに、卒業までの継続力が問われる。
星槎大学の就職実績
偏差値が出ない通信制大学だからこそ、「卒業後にどうなれるか」が一番気になるところだと思う。就職データを確認しよう。
就職率
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 就職率 | データ非公開(通信制大学のため文科省調査対象外) |
| 卒業率 | 約60%(通信制平均10〜20%を大きく上回る) |
出典:星槎大学公式 / 大学ポートレート
通信制大学は文科省の就職率調査の対象外になっている。そのため、通学制の大学のような「就職率○○%」というデータは公表されていない。これは星槎大学に限った話じゃなく、通信制大学全体の共通事項だ。
ただし、星槎大学の学生の多くは「資格取得」を目的に入学している。すでに社会人として働きながら教員免許や社会福祉士の資格を取りに来ている人が多い。つまり「就職」というより「キャリアアップ」や「転職準備」のために在籍しているケースが大半だ。
取得可能な資格・主な進路
| 分野 | 取得可能な資格・主な進路 |
|---|---|
| 教員免許 | 幼稚園 / 小学校 / 中学校(社会・保健体育・英語) / 高等学校(地歴・公民・保健体育・英語) / 特別支援学校 / 養護教諭 / 栄養教諭 |
| 福祉 | 社会福祉士国家試験受験資格 / 社会福祉主事任用資格 |
| 教育支援 | 支援教育専門士 / 教育カウンセラー / 日本語教師 |
出典:星槎大学公式(2026年度)
全学校種の教員免許状が取得可能——これが星槎大学の最大の強みだ。特に特別支援学校教諭免許を通信制で取れる大学は全国で5校しかない。発達障害や特別支援教育のニーズが年々高まる中、この希少性は見逃せない。
星槎大学には総合学修・就職支援センターが設置されていて、電話・メール・Zoom・対面で個別相談ができる。通信制でもキャリアサポート体制はしっかり用意されている。
同偏差値帯の大学と比べると?
星槎大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ通信制大学と学費・卒業率を比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値 | 卒業率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 星槎大学 | —(通信制) | 約60% | 約108万円 |
| 放送大学 | —(通信制) | 約50% | 約77万円 |
| 東京通信大学 | —(通信制) | 公表データなし | 約83万円 |
出典:各大学公式(2025〜2026年度)
学費を見ると、星槎大学は4年間で約108万円。内訳は定額制コースの授業料100万円+入学金4万円+登録料4万円(年1万×4年)だ。放送大学の約77万円、東京通信大学の約83万円と比べるとやや高めに見える。
ただし、星槎大学の定額制は授業料だけでなくスクーリング受講料も含まれている。他の大学ではスクーリング費用が別途かかるケースが多いから、単純比較はできない。さらに、全学校種の教員免許が取れるという独自の強みを考えると、教員志望者にとってのコスパは高い。
通学制の私大が4年間で400〜500万円かかることを考えると、通信制大学全体が圧倒的に安い。その中で星槎大学は「やや高めだが資格取得に特化した投資」という立ち位置だ。
「星槎大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。星槎大学の場合、そもそも通信制で学力選抜がないため、「誰でも入れる=やばい大学」という短絡的なレッテルが貼られやすい構造がある。ネット上の大学序列ランキングでは通信制大学が一括りに最下層扱いされることも多い。
さらに、「通信制=楽に卒業できる」「学歴として認められない」というイメージも根強い。でも実態は違う。星槎大学の卒業率は約60%。つまり4割は卒業できていない。楽ではない。そして卒業すれば学士(共生科学)の学位は正式に授与される。文部科学省認可の正規の大学だ。
「星槎」という名前の読み方がわからない(「せいさ」と読む)ことも、知名度の低さに拍車をかけている。星槎グループは幼稚園から大学院まで展開する学校法人だが、知名度は全国区とは言えない。知らない名前=怪しい、という連想が「やばい」という検索につながっている面もある。
ただし、データを見ればわかる通り、星槎大学の実態は「やばい」とは異なる部分も多い。全学校種の教員免許取得、特別支援教育の希少性、通信制トップクラスの卒業率——これらは通信制大学の中でも明確な強みだ。偏差値という1つの指標だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。星槎大学は通信制という仕組みの中で、教員免許・社会福祉士という武器を手に入れられる大学だ。特別支援学校教諭免許を通信制で取れる大学は全国で5校しかない。この希少性は、使い方次第で大きな武器になる。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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