偏差値帯:42.5〜55.0(Tier C)
就職率:99.1%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「専修大学 恥ずかしい」——微妙なラインだよな。上を見ればMARCHがいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
専修大学はFラン?誰でも入れる?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。専修大学の偏差値帯は河合塾の数値で42.5〜55.0。学部によってかなり幅がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 人間科学部 | 47.5〜55.0 |
| 国際コミュニケーション学部 | 50.0〜55.0 |
| 文学部 | 45.0〜55.0 |
| 法学部 | 47.5〜52.5 |
| 商学部 | 47.5〜52.5 |
| 経営学部 | 45.0〜50.0 |
| 経済学部 | 42.5〜50.0 |
| ネットワーク情報学部 | 42.5〜50.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
人間科学部や国際コミュニケーション学部の上限は55.0。一方で経済学部やネットワーク情報学部の下限は42.5と、学部間で偏差値に10以上の開きがある。「Fランか?」と聞かれたら、はっきり言って違う。共通テスト得点率も58%〜80%が求められる。Fランどころか、普通に勉強しないと受からない大学だ。
「誰でも入れる」という声についても、倍率を見れば一目瞭然。
倍率推移
| 年度 | 倍率(一般選抜・全体) |
|---|---|
| 2025年度 | 3.3倍 |
| 2024年度 | 3.0倍 |
出典:パスナビ / 専修大学公式 入試結果
倍率は3倍以上。3人に1人しか受からない計算だ。2025年度は前年からさらに上昇しており、「誰でも入れる」とは到底言えない水準にある。専修大学は日東駒専の一角として安定した受験者数を集めている大学で、入試の競争はしっかりある。
ちなみに専修大学は1880年(明治13年)に創立された歴史ある大学だ。経済学と法学の専門学校として始まり、140年以上の歴史を持つ。日本最古の私立経済・法律系大学の一つであり、この伝統は就職実績にも直結している。
専修大学に入ったら人生終わり?就職実績を確認
偏差値だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも「人生終わり」かどうかは、卒業後にどうなれるかで決まる。就職データを見てみよう。
就職率
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 就職率(就職希望者ベース) | 99.1% |
出典:専修大学公式 進路・就職データ(2024年度卒業生実績)
就職希望者に対する就職率99.1%。全国平均(約98%)を上回る水準だ。「人生終わり」と検索されるような大学で、この就職率は立派としか言いようがない。
主要就職先
| 学部 | 主な就職先 |
|---|---|
| 法学部 | 東京都特別区Ⅰ類28名 / 国税専門官14名 / 警視庁5名 |
| 経済学部 | 東京都特別区Ⅰ類14名 / 川崎市役所5名 / 富士ソフト4名 |
| 商学部 | EY新日本有限責任監査法人6名 / 東京都特別区Ⅰ類4名 / エン・ジャパン4名 |
| 文学部 | 東京都特別区Ⅰ類6名 / 川崎市役所5名 / パーソルプロセス&テクノロジー4名 |
| 経営学部 | メンバーズ4名 / レバレジーズ3名 / 船井総合研究所3名 |
| 国際コミュニケーション学部 | 東京都教育委員会4名 / 全日本空輸2名 / アパホテル2名 |
| ネットワーク情報学部 | 富士ソフト4名 / パーソルプロセス&テクノロジー3名 / メンバーズ2名 |
| 人間科学部 | 東京都特別区Ⅰ類4名 / 東京都庁2名 / 川崎市役所2名 |
出典:パスナビ(2024年3月卒業者実績)
注目すべきは公務員への就職実績の厚さ。法学部から東京都特別区Ⅰ類に28名、国税専門官に14名。経済学部からも特別区に14名。複数の学部から公務員試験の合格者を大量に輩出している。商学部からはEY新日本有限責任監査法人(四大監査法人の一つ)に6名と、専門職への道も開けている。
民間でも全日本空輸、船井総合研究所、エン・ジャパンなど、業界で知名度のある企業が並ぶ。専修大学にはキャリアデザインセンターが設置されており、公務員講座や資格取得支援が充実している。特に公務員就職に関しては日東駒専の中でもトップクラスの実績を誇る。
同偏差値帯の大学と比べると?
専修大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ日東駒専グループの大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 専修大学 | 42.5〜55.0 | 99.1% | 約460万円 |
| 東洋大学 | 40.0〜57.5 | 98.5% | 約470万円 |
| 駒澤大学 | 40.0〜55.0 | 95.4% | 約470万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。学費も横並び。その中で専修大学の就職率99.1%は頭一つ抜けている。駒澤大学の95.4%と比べると約4ポイントの差があり、就職支援の手厚さが数字に表れている。
学費は文系学部で4年間約460万円。私大としては平均的な水準で、東洋大学・駒澤大学とほぼ同じ。偏差値帯も就職率も学費も、日東駒専の中で遜色ない——むしろ就職実績では優位に立っている。「恥ずかしい」と検索される理由がデータ上は見当たらないのが正直なところだ。
「専修大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
中位以上の偏差値にもかかわらず検索される背景には、MARCHとの比較構造がある。専修大学は日東駒専に分類される。日東駒専の上にはMARCH(明治・青学・立教・中央・法政)が位置しており、受験の段階で「MARCHに落ちて日東駒専」というルートを経験した人が少なくない。その「もう少し上に行きたかった」という気持ちが、「恥ずかしい」という検索につながっている。
さらに、ネット上の大学序列ランキングでは日東駒専は「中堅」と括られ、上からも下からも比較されやすいポジションにいる。「上を見ればMARCH、下を見ればFラン」という”はざま”にいること自体が、不安を生みやすい構造になっている。
ただし、データを見ればわかる通り、専修大学の実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。就職率99.1%、公務員への圧倒的な就職実績、140年以上の歴史——これは「恥ずかしい」では片づけられない実力だ。偏差値という一つの序列だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、専修大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
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