偏差値帯:40.0〜55.0(Tier C)
就職率:96.9%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「龍谷大学 恥ずかしい」——微妙なラインだよな。上を見れば関関同立がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
龍谷大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値を確認しよう。龍谷大学は京都に本部を置く総合大学で、河合塾の偏差値は40.0〜55.0。文系・理系あわせて10学部を擁する規模だ。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 文学部 | 40.0〜55.0 |
| 心理学部 | 47.5〜52.5 |
| 経営学部 | 47.5〜52.5 |
| 社会学部 | 47.5〜50.0 |
| 法学部 | 47.5 |
| 経済学部 | 45.0〜47.5 |
| 政策学部 | 45.0〜47.5 |
| 国際学部 | 45.0〜47.5 |
| 先端理工学部 | 40.0〜45.0 |
| 農学部 | 40.0〜45.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
文学部の日本史学専攻は55.0と高く、心理学部や経営学部も52.5に達する。一方で先端理工学部や農学部の下限は40.0。学部によって偏差値の幅がかなり大きいのが龍谷大学の特徴だ。主要学部の中央値は47.5前後で、いわゆる「産近甲龍」の一角として中堅私大の中でも上位寄りに位置している。
次に倍率を確認しておこう。
倍率推移
| 学部 | 倍率(2025年度・一般選抜) |
|---|---|
| 社会学部 | 4.7倍 |
| 経営学部 | 3.6倍 |
| 心理学部 | 3.1倍 |
| 文学部 | 3.0倍 |
| 経済学部 | 2.9倍 |
| 政策学部 | 2.9倍 |
| 国際学部 | 2.8倍 |
| 法学部 | 2.7倍 |
| 農学部 | 2.1倍 |
| 先端理工学部 | 1.7倍 |
出典:パスナビ(2025年度入試結果)
社会学部は4.7倍と高倍率。経営学部も3.6倍。文系学部は軒並み3倍前後で、「誰でも入れる」水準ではないことがはっきりわかる。俺の大学とは入試の競争環境がまるで違う。
龍谷大学の就職実績
偏差値の次に気になるのは、卒業後にどうなれるか。龍谷大学の就職データを確認しよう。
学部別就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|
| 経営学部 | 485 | 448 | 93.6% |
| 政策学部 | 289 | 265 | 93.0% |
| 社会学部 | 545 | 483 | 91.5% |
| 経済学部 | 544 | 478 | 90.3% |
| 国際学部 | 522 | 423 | 87.3% |
| 法学部 | 417 | 357 | 86.6% |
| 農学部 | 396 | 317 | 84.4% |
| 文学部 | 861 | 662 | 83.7% |
| 先端理工学部 | 481 | 345 | 74.2% |
| 全体 | 4,553 | 3,778 | 96.9%(希望者ベース) |
出典:龍谷大学公式 / Kei-Net(2024年度卒業生実績)
卒業者ベースだと進学者や公務員試験浪人も含まれるため数字が低く見えるが、就職希望者ベースの決定率は96.9%。全国平均を上回る水準だ。先端理工学部は大学院進学率が約25%と高いため、卒業者ベースの就職率は低く見えるが、就職を希望した学生はしっかり決まっている。
さらに注目なのが、大企業(従業員1,000人以上)への就職率が47.6%という数字。約半数が大企業に就職している。俺の大学では考えられない数字だ。
主要就職先
| 学部 | 主な就職先 |
|---|---|
| 経済学部 | 滋賀銀行12名 / 一条工務店 / 南都銀行 / 京都銀行 |
| 経営学部 | 京都銀行8名 / 京都中央信用金庫 / りそな銀行 / 日本生命保険 / ニトリ |
| 法学部 | 京都府庁13名 / 京都府警察本部9名 / 法務省7名 |
| 国際学部 | JR西日本 / リゾートトラスト / 大和ハウス工業 / 日本航空 / ANAエアポートサービス |
| 先端理工学部 | GSユアサ8名 / 富士ソフト8名 / メイテック6名 |
| 農学部 | エームサービス11名 / グリーンハウス7名 / 山崎製パン5名 |
出典:パスナビ / 龍谷大学公式(2024年3月卒業者実績)
法学部から京都府庁13名、京都府警察本部9名、法務省7名。公務員への就職実績が突出している。経済学部・経営学部は地方銀行を中心とした金融系に強く、国際学部からはJR西日本や日本航空など運輸・航空系に人材を送り込んでいる。
先端理工学部からGSユアサ(自動車用バッテリー大手)に8名、農学部からエームサービス(給食大手)に11名と、理系学部も専門性を活かした就職ができている。「恥ずかしい」と検索されるような大学の就職実績ではない。
同偏差値帯の大学と比べると?
龍谷大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ関西圏の同偏差値帯の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 龍谷大学 | 40.0〜55.0 | 96.9% | 約450万円 |
| 京都産業大学 | 45.0〜50.0 | 98.1% | 約450万円 |
| 近畿大学 | 45.0〜57.5 | 97.2% | 約467万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
いわゆる「産近甲龍」の中でも、偏差値帯は近畿大学と龍谷大学が広く、京都産業大学がやや狭い。就職率は3校とも96%以上と高水準で横並び。学費も文系4年間で約450万円前後とほぼ同じラインだ。
近畿大学の初年度納入金は約136万円と龍谷大学(約115万円)より高めだが、4年間トータルでは大きな差にはならない。どの大学を選んでも、就職面で損をする選択ではないことがデータからわかる。
「龍谷大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
龍谷大学が「恥ずかしい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば関関同立があり、下を見ればFランと呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造がある。
関西では「関関同立>産近甲龍」という序列意識が根強く、「産近甲龍は関関同立に届かなかった人が行く大学」というイメージが一部にある。特にネット上の大学ランキングや匿名掲示板では、こうした序列が過度に強調されやすい。龍谷大学もその文脈の中で「恥ずかしい」と検索されてしまう。
ただし、データを見ればわかる通り、龍谷大学の実態は「恥ずかしい」とは異なる部分も多い。就職率96.9%、大企業就職率47.6%、京都府庁や法務省への就職実績——これは「恥ずかしい」では片づけられない成果だ。偏差値の序列だけで大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、龍谷大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値45〜54の大学一覧|就職率・学費データ付き

