偏差値帯:45.0〜50.0(Tier C)
就職率:100%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「石川県立大学 Fラン」——微妙なラインだよな。上を見れば旧帝や有名国立がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
石川県立大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値を確認しよう。石川県立大学は生物資源環境学部のみの単科大学で、河合塾の偏差値は45.0〜50.0。学科によって幅がある。
学科別偏差値
| 学科 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 食品科学科 | 45.0〜50.0 |
| 生産科学科 | 45.0〜47.5 |
| 環境科学科 | 45.0〜47.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
偏差値45.0〜50.0。これはBF(ボーダーフリー)とは程遠い、中堅国公立の水準だ。食品科学科の上限は50.0に達しており、私大で言えば日東駒専クラスと同等以上。「Fラン」というレッテルは、数字を見れば完全に的外れだとわかる。
共通テスト得点率は56%〜60%。国公立の一般選抜を突破している時点で、基礎学力の担保は十分だ。入試の倍率も見てみよう。
倍率推移
| 学科 | 2025年度(前期/後期) | 2024年度(前期/後期) |
|---|---|---|
| 生産科学科 | 2.1倍 / 1.8倍 | 1.8倍 / 1.5倍 |
| 環境科学科 | 2.3倍 / 2.6倍 | 2.0倍 / 1.6倍 |
| 食品科学科 | 2.7倍 / 2.7倍 | 2.3倍 / 2.1倍 |
出典:パスナビ(2025年度・2024年度入試結果)
倍率は1.5〜2.7倍。食品科学科は2025年度に前期・後期ともに2.7倍と、しっかり競争がある入試になっている。「誰でも入れる」大学では絶対にない。国公立の共通テスト+二次試験を突破している時点で、一定以上の学力は証明済みだ。
石川県野々市市にキャンパスを構え、農学・食品・環境に特化した専門教育を行っている。単科大学だからこそ実現できる少人数制の手厚い指導が、この大学の強みだ。
石川県立大学の就職実績
偏差値だけじゃなく、出口のデータも確認しておこう。就職実績は大学の実力を測る最も確実な指標だ。
就職率
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 卒業者数 | 134名 |
| 就職希望者数 | 104名 |
| 就職者数 | 104名 |
| 進学者数 | 27名 |
| 就職希望者就職率 | 100% |
出典:石川県立大学公式 / パスナビ(2024年度卒業生実績)
就職希望者104名全員が就職。就職率100%。これが「Fラン」と検索される大学の現実だ。さらに、卒業者134名のうち27名が大学院へ進学しており、進学先には東京大学大学院や岐阜大学大学院など、国立大の大学院への実績もある。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 官公庁 | 石川県庁(5名) / 北陸農政局 / 農林水産省 / 金沢市役所 |
| 農業・食品 | JA全農石川県本部 / 米心石川 / 広貫堂 / ナリコマフード |
| 建設・コンサル | 東洋設計(4名) / 国土開発センター / 日本海コンサルタント |
| 医薬品・小売 | クスリのアオキHD / 救急薬品工業 |
| その他 | 生活協同組合コープいしかわ / 日本デリカサービス |
出典:石川県立大学公式 / パスナビ(2024年度卒業生実績)
石川県庁に5名、農林水産省に省庁職員として就職——公務員就職に非常に強いのが最大の特徴だ。学科ごとに見ると、生産科学科は公務員40%・JA農業関連30%、環境科学科は建設土木コンサルタント64%、食品科学科は食品企業37%・医薬品28%と、学んだ専門性がそのまま就職先に直結している。
単科大学の強みはここだ。総合大学のように専門がバラけない分、就職支援もピンポイントで機能する。農林水産省や北陸農政局への就職実績は、この分野で国から評価されている証拠でもある。
同偏差値帯の大学と比べると?
石川県立大学だけ見ていても相対的な位置がわからない。同じ生物資源系の公立大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算・県内) |
|---|---|---|---|
| 石川県立大学 | 45.0〜50.0 | 100% | 約243万円 |
| 福井県立大学(生物資源) | 45.0〜50.0 | 100% | 約233万円 |
| 秋田県立大学(生物資源科学) | 42.5〜45.0 | 100% | 約243万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。3校とも就職率100%という驚異的な数字を叩き出している。学費も4年間で約233〜243万円と横並びで、私大の半額以下だ。
石川県立大学の学費は4年間で約243万円(県内者)。私立の農学系大学だと4年間で500万円を超えるケースも珍しくない。就職率100%でこの学費——コスパは圧倒的だ。「Fランに行く意味があるのか」と検索している場合じゃない。この大学は「Fラン」ではないし、投資対効果は極めて高い。
「石川県立大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったよりずっといい大学だ」と感じた人も多いはず。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
中位以上の偏差値にもかかわらず検索されるのは、知名度の問題が大きい。石川県立大学は2005年に石川県農業短期大学を母体として4年制大学に改組された比較的新しい大学で、全国的な知名度がまだ高くない。「聞いたことがない大学=Fラン」という短絡的な連想が、この検索の温床になっている。
さらに、単科大学であることも影響している。「大学」と聞いてイメージする総合大学とは規模が違うため、名前だけで判断されやすい構造がある。加えて、「県立大学」という名前自体が地味に響くことも、ネガティブ検索を誘発する一因だ。
ただし、データを見ればわかる通り、石川県立大学の実態は「Fラン」というイメージとは全く異なる。偏差値45〜50、倍率2倍台、就職率100%、農林水産省への就職実績——これらの数字が、検索イメージの的外れさを証明している。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、石川県立大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
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