偏差値帯:BF(ボーダーフリー)(Tier A)
就職率:データ非公開(2023年開学・卒業生なし)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
更新日:2026年4月 | 出典:電動モビリティシステム専門職大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net
「電動モビリティシステム専門職大学 やばい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、電動モビリティシステム専門職大学の現実をデータで確認していこう。
電動モビリティシステム専門職大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値を確認しよう。電動モビリティシステム専門職大学は2023年に開学した、電気自動車と自動運転に特化した日本初の専門職大学。河合塾の偏差値はBF(ボーダーフリー)となっている。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 電気自動車システム工学部 | BF |
出典:Kei-Net(河合塾提供・2025年度)
学部は電気自動車システム工学部の1学部のみ。BFは「ボーダーフリー」の略で、合格率50%となる偏差値帯が設定できないことを意味する。志願者が極めて少ない場合にこの表記になる。定員40名に対して入学者は2023年度わずか3名、2024年度は1名。充足率はわずか6.25%に留まった。
ベネッセの偏差値では44程度と表示されることもあるが、これは模試受���者の母集団の違���によるもの。実態としてはBFと見て間違いない。偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学で学べる��容の価値を測るものじゃない。ここは切り分けて考える必要がある。
倍率推移
| 年度 | 定員 | 入学者数 |
|---|---|---|
| 2023年度 | 40名 | 3名 |
| 2024年度 | 40名 | 1名 |
| 2025年度 | 募集停止 | |
出典:大学ジャーナルオンライン / 自動運転ラボ(2024年)
志願者・合格者の詳細な倍率データは大学から公表されていないが、入学者数は2年間��合計わずか4名。2024年10月に2025年度の募集停止が発表され、開学からわずか2年で新入生の受け入れを止めることになった。大学側は「広報活動の至らなさから認知度が全国の高校へ浸透しきれなかった」と説明している。
ただし、2026年2月にアスキー創業者・西和彦氏の関連法人が運営を継承することが発表された。「日本先端モビリティ専門職大学」への名称変更を含め、再始動を目指しているとされる。先行きは不透明だが、完全に終わった話ではない。
電動モビリティシステム専門職大学の就職実績
次に就職データを確認しよう。ただ、この大学は2023年開学の4年制大学のため、2026年4月時点で卒業生がまだ一人もいない。
就職率
| 項目 | データ |
|---|---|
| 就職率 | データ非公開(卒業生なし・2023年開学) |
出典:電動モビリティシステム専門職大学公式
最初の卒業生が出るのは最短で2027年3月。就職率を語るにはまだ時期尚早だ。ただ、専門職大学という制度は企業との連携実習が必修であり、一般の大学よりも実践的なカリキュラムが組まれている点は押さえておきたい。学長の清水浩氏は慶應義塾大学名誉教授で、電気自動車「Eliica」の開発者として知られる第一人者だ。
主要就職先
| 主要就職先 |
|---|
| データ非公開(卒業生なし・2023年開学) |
出典:電動モビリティシステム専門職大学公式
就職先の実績もまだない。ただ、EV・自動運転は今後の成長が���込まれる分野だ。トヨタ、日産、ホンダといった大手自動車メーカーがEVシフトを加速させている中で、この分野を専門的に学んだ人材への需要は増えていく可能性が���る。もちろん、需要があることと実際に就職できることは別の話だ。卒業生が出た後のデータを見るまで、断定はできない。
同偏差値帯の大学と比べると?
電動モビリティシステム専門職大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じBF〜偏差値35前後の工学系私大���比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 電動モビリティシステム専門職大学 | BF | データ非公開 | 約368万円 |
| ものつくり大学 | 35.0〜37.5 | 98.7% | 約580万円 |
| 八戸工業大学 | BF | 98.8% | 約616万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ / Kei-Net(2024年度実績)
比較校2校の就職率はいずれも98%超。BFや低偏差値帯の工学系でも、就職率は高水準を維持している大学が多い。学費を見ると、電動モビリティシステム専門職大学は入学料と授業料ベースで4年間約368万円。ものつくり大学の約580万円、八戸工業大学の約616万円と比較すると200万円以上安い。
ただし、就職実績が未知数である点がこの大学の最大の不確定要素だ。学費が安くても、卒業後のリターンが見え��い状態では投資対効果を判断しきれない。この点は正直に言ってお��必要がある。
「電動モビリティシステム専門職大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「やばい」と検索される理由は想像がつ��人も多いと思う。この大学が「やばい」と言われる背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面もあるが、それ以上に経営面���インパクトが大きい。
最大の原因は開学わずか2年での募集停止だ。2023年に「日本初のEV・自動運転特化の専門職大学」として開学したが、定員40名に対して入学者は2年間で計4名という壊滅的な充足率を記録。2024年10月に2025年度の募集停止が発表され、全国ニュースで報じられた。「やばい」という検索が生まれたのは、この報道の影響が大きい。
山形県飯豊町という立地のハードルも見逃せない。東京から約400km、最寄り駅からのアクセスも限られる地域に位���しており、18歳人口が減少する��代に地方の新設大学が学生を集めることの難しさが浮き彫りになった形だ。
ただし、「やばい」のは大学で学���る内容ではなく、経営・集客面の問題だ。EV・自動運転というテーマ自体は時代の最先端であり、清水浩学長の研究実績は世界的に評価されている。在学中の4名の学生にとっては、教員と学���の距離が極めて近い環境で最先端技術を学べるという、他にはない環境だったとも言える。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。開学2年で募集停止という異例の事態にはなったが、EV・自動運転という学びの中身自体に問題があるわけじゃない。運営継承による再始動の可能性もある。大事なのは、今いる場所で何を身につけるかだ。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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