名寄市立大学はやばい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:35.0〜45.0(Tier B)

就職率:99.4%(就職希望者ベース・パスナビ)

藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」

更新日:2026年4月 | 出典:名寄市立大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「名寄市立大学 やばい」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。

でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは名寄市立大学の現実をデータで確認していこう。

名寄市立大学の偏差値と入試難易度

まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。名寄市立大学は保健福祉学部のみの単科大学で、看護・栄養・社会福祉・社会保育の4学科を擁している。河合塾の偏差値は35.0〜45.0。学科によってかなり開きがある。

学科別偏差値

学科 偏差値(河合塾)
看護学科 45.0
栄養学科 40.0
社会保育学科 37.5
社会福祉学科 35.0

出典:Kei-Net(河合塾提供・2026年度入試予想)

看護学科は45.0で中堅水準。栄養学科も40.0と決して低くない。一方で社会福祉学科は35.0と、BF(ボーダーフリー)に近い。学科間の偏差値差が10あるため、「名寄市立大学」と一括りにして語ること自体に無理がある。看護と福祉では入試のレベル感がまるで違う大学だ。

共通テスト得点率は40%〜61%。看護学科の後期は61%とそれなりの対策が必要で、社会福祉学科の前期でも40%が求められる。偏差値の数字だけ見て「やばい」と思うのは早い。入試倍率も確認しておこう。

倍率推移

学科 2025年度(前期) 2024年度(前期)
栄養学科 1.4倍 1.2倍
看護学科 2.4倍 1.6倍
社会福祉学科 1.0倍 1.0倍
社会保育学科 1.1倍 1.0倍

出典:マナビジョン(2025年7月時点収集データ)

看護学科は2025年度に前期2.4倍まで上昇しており、決して「誰でも入れる」状態ではない。後期に至っては12.5倍と非常に狭き門だ。一方で社会福祉学科・社会保育学科は1.0倍前後で推移しており、志願すれば合格の可能性は高い。

ただし、倍率が低い=価値がないではない。名寄市立大学は日本最北の公立大学で、保健・福祉・看護の専門人材を北海道に送り出す重要な役割を担っている。地域に根ざした大学として、少人数教育と高い国家試験合格率に強みがある。倍率の数字だけでは見えない価値がここにはある。

名寄市立大学の就職実績

偏差値や倍率だけ見ると不安になるかもしれない。でも大事なのは卒業後の出口だ。就職データを確認しよう。

就職率

学科 卒業者数 就職者数 進学者数
栄養学科 39 38 1
看護学科 51 43 8
社会福祉学科 51 48 1
社会保育学科 54 51 1
全体 195 180 11

出典:Kei-Net / パスナビ(2024年度卒業生実績)

就職希望者181名中180名が就職。就職率は99.4%。全国平均(約97%前後)を上回る数字だ。看護学科は卒業者51名のうち8名が大学院に進学しているため卒業者ベースでは低く見えるが、就職を希望した学生はほぼ全員が内定を獲得している。

さらに注目すべきは国家試験の合格率だ。2025年3月卒業生の実績で、看護師合格率100%、保健師100%、管理栄養士92.1%、精神保健福祉士93.8%、社会福祉士81.6%。資格を武器にして確実に就職できる。これが「やばい」と検索される大学の実態だ。

主要就職先

分野 主な就職先
医療機関 名寄市立総合病院 / 旭川医科大学病院 / 市立札幌病院 / 札幌医科大学附属病院 / 旭川厚生病院 / 北海道医療センター
公務員 北海道庁 / 札幌市 / 北海道教育委員会(栄養教諭)
福祉施設 北海道内の社会福祉施設 / 児童福祉施設
保育 各市町村の公立保育所 / 認定こども園

出典:パスナビ / マナビジョン(2024年3月卒業者実績)

名寄市立総合病院や旭川医科大学病院といった地域の基幹病院に複数名が就職している。北海道庁や札幌市などの公務員就職実績も目を引く。看護学科は看護師合格率100%に裏打ちされた就職内定率100%を誇り、栄養学科は管理栄養士として病院や行政機関で活躍している。

社会福祉学科は北海道内の福祉施設を中心に、社会保育学科は公立保育所や認定こども園への就職が多い。学科ごとに出口が明確で、資格を活かした専門職への就職が主流。「とりあえず大学に行って、就活で困る」というパターンとは無縁の大学だ。

同偏差値帯の大学と比べると?

名寄市立大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ北海道・東北エリアの公立大学と比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
名寄市立大学 35.0〜45.0 99.4% 約243万円
青森県立保健大学 42.5〜45.0 約98% 約248万円
釧路公立大学 42.5 98.6% 約243万円

出典:各大学公式 / Kei-Net / パスナビ(2024年度実績)

3校とも公立大学で、学費は4年間で約243〜248万円とほぼ横並び。私立大学が4年間で400万円以上かかることを考えると、コスパは圧倒的に良い。就職率も3校とも98%以上と高水準だが、名寄市立大学の99.4%は頭一つ抜けている。

偏差値帯を見ると、名寄市立大学の下限35.0は他2校より低い。ただし看護学科の45.0は同じ保健系の青森県立保健大学と同水準だ。分野が異なる釧路公立大学(経済学部)も含め、公立大学としての就職力と学費の安さは共通している。偏差値の数字だけで「やばい」と判断するのが、いかに一面的かがわかる。

「名寄市立大学 やばい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。

名寄市立大学が「やばい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば札幌市立大学(偏差値50〜55)や旭川医科大学があり、下を見ればBFに近い学科もある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい

加えて、名寄市という立地も影響しているだろう。人口約2.6万人の街にある単科大学で、札幌から特急で約2時間。都市部の大学と比べて情報量が圧倒的に少なく、知名度も低い。ネット上で大学名を検索しても出てくる情報が限られるため、知らない=不安=「やばいのでは?」という心理に繋がりやすい構造がある。

ただし、データを見ればわかる通り、名寄市立大学の実態は「やばい」とは程遠い。就職率99.4%、看護師合格率100%、基幹病院や公務員への就職実績。地方の小規模大学だからこそ、少人数教育で一人ひとりに手厚いサポートが行き届いている。偏差値や知名度だけでは測れない強みが、この大学にはある。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率や資格合格率を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。

全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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