偏差値帯:BF〜45.0(Tier B)
就職率:97.4%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「大正大学 恥ずかしい」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは大正大学の現実をデータで確認していこう。
大正大学はFラン?誰でも入れる?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値から確認しよう。大正大学は東京都豊島区にある私立大学で、天台宗系の仏教大学としての歴史を持つ。河合塾の偏差値はBF〜45.0と、学部によって幅がかなり大きい。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 臨床心理学部 | 42.5〜45.0 |
| 表現学部 | 40.0〜42.5 |
| 文学部 | 35.0〜40.0 |
| 人間学部 | 35.0〜40.0 |
| 情報科学部 | 35.0〜37.5 |
| 地域創生学部 | BF〜37.5 |
| 仏教学部 | BF〜35.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
臨床心理学部は45.0、表現学部は42.5まで達している一方で、仏教学部はBF(ボーダーフリー)。学部間の偏差値差が非常に大きい大学だ。「Fランか?」と聞かれたら、仏教学部や地域創生学部の下限だけを見ればそう見えるし、臨床心理や表現を見れば全く違う。一括りにはできない。
「誰でも入れる」という声については、入試の倍率データを確認しよう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(一般選抜・全体) |
|---|---|
| 2025年度 | 1.1〜2.8倍 |
| 2024年度 | 1.2〜6.2倍 |
| 2023年度 | 1.1〜2.7倍 |
出典:大正大学公式 受験生応援サイト「ココカラ」 / パスナビ
2024年度は臨床心理学部が6.2倍、表現学部が5.1倍と高倍率だった。2025年度はやや落ち着いたものの、臨床心理学部は2.8倍を維持している。一方で仏教学部や地域創生学部は1倍台前半で、学部によって競争の激しさが全く違う。
つまり「誰でも入れる」のは一部の学部に限った話であり、臨床心理や表現は普通に競争がある。大正大学を語るときに、学部を無視して一括りにするのは実態とかけ離れている。
大正大学の就職実績
偏差値だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも大事なのは卒業後にどうなれるか。就職データを確認していこう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 仏教学部 | 94 | 71 | 71 | 100.0% |
| 地域創生学部 | 85 | 76 | 76 | 100.0% |
| 表現学部 | 209 | 194 | 191 | 98.5% |
| 文学部 | 273 | 222 | 216 | 97.3% |
| 社会共生学部※ | 152 | 143 | 139 | 97.2% |
| 心理社会学部※ | 214 | 170 | 160 | 94.1% |
| 全体 | 1,027 | 876 | 853 | 97.4% |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
※社会共生学部・心理社会学部は改組前の旧学部
全体の就職率は97.4%。仏教学部と地域創生学部は100%だ。心理社会学部がやや低めに見えるが、これは大学院進学者が13名いるためで、進学を含めた進路決定率で見ればもっと高い。全国平均(約97%前後)と同水準以上を確保している。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 金融 | りそな銀行 / 日本生命保険 / 朝日信用金庫 / 城南信用金庫 / 丸三証券 |
| IT・情報 | ソフトバンク / 富士ソフト / IIJ / JR東日本情報システム |
| 建設・不動産 | 大和ハウス工業 / 野村不動産ソリューションズ / スターツコーポレーション |
| メディア・エンタメ | TBSスパークル / 電通クリエーティブX / オリエンタルランド |
| 運輸・旅行 | JR貨物 / エイチ・アイ・エス / 東武トップツアーズ / はとバス |
| 小売・流通 | 良品計画 / ビックカメラ / ウエルシアHD / 小林製薬 |
| 公務員・教育 | 警視庁 / 東京都教育委員会 / 豊島区役所 / 横浜市役所 / 埼玉県警察本部 |
| 医療・福祉 | LITALICO / ベネッセスタイルケア / ソラスト |
出典:マナビジョン / パスナビ(2024年3月卒業者実績)
りそな銀行、大和ハウス工業、ソフトバンク、オリエンタルランド——知名度のある企業への就職実績がしっかりある。特に注目すべきは表現学部からのメディア系就職で、TBSスパークルや電通クリエーティブXなど映像・広告業界に強いパイプがある。
公務員就職も手堅い。警視庁、埼玉県警、東京都教育委員会、豊島区役所、横浜市役所と、公務員の選択肢が幅広いのは文学部・社会共生学部の強みだ。「恥ずかしい」と検索される大学の就職先リストとしては、十分な内容だと思う。
同偏差値帯の大学と比べると?
大正大学だけ見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の関東私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 大正大学 | BF〜45.0 | 97.4% | 約505万円 |
| 立正大学 | 35.0〜50.0 | 97.7% | 約490万円 |
| 目白大学 | 35.0〜50.0 | 98.4% | 約470万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ / マナビジョン(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。就職率は3校とも97%台後半で大きな差はない。学費は大正大学がやや高めだが、4年間で約505万円は私大文系としては標準的な範囲。特別に割高というわけではない。
大正大学の特徴は、表現学部や臨床心理学部といった専門性の高い学部を持っていること。映像・メディア系やカウンセラー系の進路を考えているなら、比較校にはない独自の強みがある。学費の差以上に、学部の選び方で得られるものが変わる大学だ。
「大正大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
大正大学が「恥ずかしい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。仏教学部のBFや地域創生学部の偏差値だけが切り取られて、大学全体が低く見られがちな構造がある。実際には臨床心理学部は45.0、表現学部は42.5まであるのに、そこは無視されやすい。
さらに、「仏教系大学」というイメージも影響している。天台宗系の大学という背景から、「地味」「古い」という印象を持たれることがある。でも仏教学部は大正大学の全7学部のうちの1つに過ぎない。表現学部でメディア・映像を学べるし、臨床心理学部は公認心理師の養成課程を持っている。大学の実態は「仏教系」のイメージだけでは語れない。
もう一つは、東京の大学としての知名度の問題。東京にはMARCH・日東駒専など知名度の高い大学群があり、大正大学はその序列の中で名前が挙がりにくい位置にいる。知名度=大学の価値ではないが、名前を知られていないこと自体が「恥ずかしい」という検索につながりやすい。
ただし、データを見ればわかる通り、大正大学の実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。就職率97.4%、りそな銀行やソフトバンクへの就職実績——これは「恥ずかしい」では片づけられない成果だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率97.4%や、表現学部のメディア系就職、臨床心理の専門性を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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