偏差値帯:BF(Tier A)
就職率:教育学部98.0%・国際教養学部94.2%(卒業者ベース・大学公式)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「宮崎国際大学 Fラン」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、宮崎国際大学の現実をデータで確認していこう。
宮崎国際大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。宮崎国際大学の河合塾偏差値はBF(ボーダーフリー)。国際教養学部・教育学部ともにBFだ。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 国際教養学部(比較文化学科) | BF |
| 教育学部(児童教育学科) | BF |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
両学部ともBF。共通テスト得点率は40%〜46%。ベネッセの偏差値では42〜51と表示されるから、模試によって印象はかなり変わる。ただ河合塾基準ではBF=ボーダーフリーであることは事実だ。偏差値の数字だけ見れば「Fラン」と呼ばれても仕方ない面はある。
でも、偏差値は入口の指標でしかない。大事なのは出口——つまり卒業後にどうなれるか。それを判断するために、まず入試倍率を確認しておこう。
倍率推移
| 学部 | 2025年度 | 2024年度 |
|---|---|---|
| 国際教養学部 | 1.0倍(志願123 / 合格118) | 1.0倍(志願121 / 合格97) |
| 教育学部 | 1.0倍(志願108 / 合格104) | 1.1倍(志願104 / 合格104) |
出典:パスナビ(全選抜合計)
倍率は1.0〜1.1倍。受験すればほぼ合格できる水準にあるのは事実だ。ただ、倍率が低い=価値がないではない。地方の小規模大学には倍率が低くても教育の質や就職支援で結果を出しているところがある。宮崎国際大学がどちら側にいるかは、この先の就職データを見れば判断できる。
ちなみに宮崎国際大学は、国際教養学部の授業をほぼ全て英語で実施するという特色を持っている。2年次後期には全員が海外研修に参加する。「Fラン」という言葉のイメージと、実際の教育内容にはギャップがある大学だ。
宮崎国際大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは卒業後にどうなれるか。就職データを見てみよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職者数 | 進学者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 教育学部(児童教育学科) | 50 | 49 | 1 | 98.0% |
| 国際教養学部(比較文化学科) | 52 | 49 | 3 | 94.2% |
| 全体 | 102 | 98 | 4 | 96.1% |
出典:宮崎国際大学公式 教育情報の公開(2025年3月卒業生)
卒業者102名のうち98名が就職、4名が進学。卒業者ベースの就職率96.1%。教育学部は98.0%とほぼ全員が就職を決めている。小規模大学ならではの手厚いキャリアサポートが数字に表れている。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 航空・運輸 | 日本航空 / 全日本空輸 / ソラシドエア / スターフライヤー / Peach Aviation |
| 旅行・ホテル | JTB / HIS / 近畿日本ツーリスト / 星野リゾート / ホテル日航 |
| 金融 | 宮崎銀行 / 野村證券 / 大和証券 / 日本生命 / 第一生命 |
| 教育 | 宮崎県公立小学校 / 宮崎県公立中学校 / 各県公立学校(熊本・鹿児島・大分等) |
| 公務員 | 宮崎県庁 / 警視庁 / 各市役所 / 消防局 / 航空自衛隊 |
出典:宮崎国際大学公式(過年度実績含む)
JAL・ANA・星野リゾート・JTB・野村證券——航空・旅行業界への就職実績が際立っている。全授業英語の国際教養学部から航空業界へ、教育学部から公立学校教員へと、学部ごとに明確な強みがある。「Fラン」と検索される大学で、このラインナップが出てくるのは素直にすごい。
特に航空会社への就職実績は、英語で授業を受け続けてきた国際教養学部の学生にとって大きなアドバンテージだ。教育学部は教員採用試験の合格実績を積み重ねており、宮崎県を中心に九州各県の公立学校に卒業生を送り出している。
同偏差値帯の大学と比べると?
宮崎国際大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の九州の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 宮崎国際大学 | BF | 96.1% | 約433〜473万円 |
| 志學館大学 | BF | 98.3% | 約350万円 |
| 南九州大学 | BF | 98.3% | 約430万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値帯は3校とも同水準。就職率は志學館大学・南九州大学が98%台でわずかに上回るが、宮崎国際大学も96%台と高水準を維持している。学費は志學館大学が約350万円と安い一方、宮崎国際大学の国際教養学部は約473万円とやや高め。これは海外研修が必修であることが影響している。
学費だけ見ると宮崎国際大学はやや高い。でも、全授業英語+海外研修という独自のカリキュラムを考えれば、この学費で英語力と海外経験が手に入るのはむしろコスパが良い。語学留学を個人で行えば100万円以上かかることもざらだ。大事なのは学費の額面じゃなく、何が得られるかだ。
「宮崎国際大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。宮崎国際大学も、河合塾偏差値BFという数字が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、宮崎県という地方に立地していること、学部が2つしかない小規模大学であることも影響している。知名度が高くない分、「聞いたことがない=Fラン」と安易に括られてしまう。しかし実態は、全授業英語で海外研修必修の国際教養学部、教員養成に実績のある教育学部と、小規模だからこそ密度の濃い教育を提供している。
でも、データを見ればわかる通り、実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。JAL・ANAへの就職実績、教育学部の教員就職率——これは「Fラン」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率96%。JAL・ANA・星野リゾート・宮崎県庁——宮崎国際大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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