志學館大学はFラン?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:41〜42(Tier B)

就職率:98.9%(就職希望者ベース・大学公式)

藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」

更新日:2026年4月 | 出典:志學館大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「志學館大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。

でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは志學館大学の現実をデータで確認していこう。

志學館大学はFラン?偏差値と入試データで検証

まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。志學館大学の偏差値は河合塾の数値で全学部41〜42。法学部も人間関係学部もほぼ同じ水準だ。

学部別偏差値

学部・学科 偏差値(河合塾) 共テ得点率
法学部 41〜42 37%
人間関係学部 心理臨床学科 41〜42 44%
人間関係学部 人間文化学科 41〜42 35%

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

偏差値41〜42は、いわゆるBF(ボーダーフリー)ではない。Fラン=BFと定義するなら、志學館大学はFランではない。ただし、偏差値40台前半は世間的に高い数字とは言えないから、不安に思う気持ちもわかる。

ちなみに志學館大学は1979年に鹿児島女子大学として開学し、1999年に男女共学化して現在の名称に変わった歴史を持つ。2011年に鹿児島市紫原のキャンパスに移転し、JR鹿児島中央駅から19分という好立地にある。法学部と心理系の学部を持つ、専門性の高い小規模大学だ。

倍率データも確認しておこう。

倍率(2025年度)

学部 募集人数 合格者数 倍率
法学部 145 252 1.0倍
人間関係学部 200 465 1.0倍

出典:パスナビ(2025年度入試結果)

倍率は全学部1.0倍。合格者数が募集人数を大幅に超えているのは、入学辞退を見越しての合格出しだ。受験すればほぼ合格できる水準にあるのは事実で、入口のハードルは低い。でも、大事なのは入口じゃなくて出口だ。次の就職データを見てほしい。

志學館大学の就職実績

偏差値だけ見てFランだと決めつけるのは早い。卒業後にどうなれるか、就職データで確認しよう。

学部別就職率

学部・学科 卒業者数 就職希望者数 就職者数 就職率
心理臨床学科 133 101 100 99.0%
人間文化学科 58 51 49 96.1%
法律学科 84 71 71 100.0%
法ビジネス学科 44 40 40 100.0%
全体 319 263 260 98.9%

出典:志學館大学公式 2024年度就職状況データ

全体の就職率98.9%。法学部は法律学科・法ビジネス学科ともに就職希望者全員が内定を決めている。公務員採用試験の合格者は68名(既卒者含む)。在学生数約1,420名の大学でこの数字は、相当手厚い支援体制がある証拠だ。

主要就職先

分野 主な就職先
公務員(国家) 裁判所事務官 / 法務省専門職員 / 国家公務員一般職(防衛省) / 警視庁
公務員(地方) 鹿児島県職員 / 鹿児島市職員 / 鹿児島県警 / 日置市職員 / 鹿屋市職員 / 垂水市職員
教育 鹿児島県公立学校教員(養護教諭)
金融 鹿児島銀行 / 南日本銀行 / 鹿児島信用金庫 / 鹿児島相互信用金庫 / 日本生命保険
医療・福祉 鹿児島徳洲会病院 / 常盤会

出典:志學館大学公式 / スタディサプリ進路

裁判所事務官、法務省専門職員、警視庁——法学部からの公務員就職が目を引く。地方公務員も鹿児島県・市を中心に幅広い。県内就職率は74.3%で、地元の行政・金融機関に太いパイプを持っているのがわかる。

小規模大学だからこそ、一人ひとりへのキャリアサポートが行き届いている。公務員68名合格というのは、この規模の大学としてはかなりの実績だ。

同偏差値帯の大学と比べると?

志學館大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。九州の同偏差値帯の私大と比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
志學館大学 41〜42 98.9% 約400万円
鹿児島国際大学 BF〜40.0 98.3% 約395万円
熊本学園大学 35.0〜42.5 97.6% 約380万円

出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)

就職率は3校とも97%超の高水準。その中で志學館大学の98.9%はわずかに頭一つ抜けている。偏差値帯もこの3校の中では最も高く、BFに該当する学部がないぶん、Fランとは言い難い位置にいる。

学費は4年間で約400万円。鹿児島国際大学や熊本学園大学とほぼ横並びだ。就職率98.9%と公務員68名合格という出口実績を考えれば、投資対効果は決して悪くない。偏差値の数字だけで判断するのではなく、出口のデータを見てほしい。

「志學館大学 Fラン」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。

志學館大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見ればMARCHや関関同立があり、下を見ればBFの大学がある。その”はざま”にいること自体が不安を生みやすい。

さらに、鹿児島という地域性もある。首都圏や関西の大学と比べて全国的な知名度が低く、「志學館大学」と聞いてもピンと来ない人が多い。知られていないこと自体が「Fランなのでは」という印象につながりやすい構造がある。倍率1.0倍という数字も、表面だけ見れば不安材料に映るだろう。

ただし、データを見ればわかる通り、志學館大学の実態は「Fラン」というイメージとは異なる部分が多い。偏差値41〜42はBFではないし、就職率98.9%・公務員68名合格は、地方私大として十分に戦える実績だ。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率98.9%、公務員合格68名、法学部の就職率100%——データを見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。

全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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