偏差値帯:40.0〜50.0(Tier C)
就職率:98.7%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
更新日:2026年4月 | 出典:公立諏訪東京理科大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net
「公立諏訪東京理科大学 やばい」——微妙なラインだよな。「東京理科大学」の名前が入ってるのに長野の大学? 公立化前は定員割れだった? そのあたりのモヤモヤを抱えてるんだと思う。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
公立諏訪東京理科大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値を確認しよう。公立諏訪東京理科大学は2018年に私立から公立に移行した工学部1学部の理系大学。河合塾の偏差値は40.0〜50.0。学科・入試方式で幅がある。
学科別偏差値
| 学科・コース | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 情報応用工学科(情報システム) | 45.0〜50.0 |
| 情報応用工学科(知能情報通信) | 42.5〜47.5 |
| 機械電気工学科 | 40.0〜47.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
情報システムコースの上限は50.0。中期日程に限れば50.0に達しており、公立理系としてしっかりした入試難易度がある。一方で機械電気工学科の前期は40.0とやや低め。入試方式と学科によって偏差値の開きが大きいのがこの大学の特徴だ。
共通テスト得点率は46%〜67%。国公立大学として共通テストが必要な時点で、試験なしで入れる私大とは入試のハードルが根本的に違う。偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。これは覚えておいてほしい。
倍率推移
| 年度 | 倍率(全選抜) | 倍率(一般選抜) |
|---|---|---|
| 2025年度 | 2.4倍 | 2.9倍 |
| 2024年度 | 1.5倍 | 1.4倍 |
| 2023年度 | 2.4倍 | — |
出典:パスナビ / Kei-Net
2025年度の一般選抜は2.9倍。年度によって変動はあるが、公立化前の私立時代に定員割れだったことを考えると、競争率は明らかに上がっている。情報システムコースの中期日程は志願倍率が10倍を超える年度もあり、「誰でも入れる」大学ではない。
公立諏訪東京理科大学の就職実績
偏差値だけ見ても大学の全体像は見えない。卒業後どうなるかが大事だ。就職データを確認しよう。
就職率
| 学科 | 卒業者数 | 就職者数 | 進学者数 |
|---|---|---|---|
| 情報応用工学科 | 141 | 114 | 21 |
| 機械電気工学科 | 153 | 110 | 41 |
| 全体 | 295 | 223 | 62 |
出典:パスナビ / Kei-Net(2024年度卒業生実績)
就職希望者226名中223名が就職。就職率98.7%。卒業者295名のうち62名が大学院に進学しており、理系大学らしく進学率も高い。東京理科大学大学院や国立大学大学院への進学実績もある。
就職希望者ベースで98.7%は全国平均(約97%前後)を上回る数字だ。「やばい」と検索される大学のデータとしては、かなり堅実な実績と言っていい。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 精密機器・電機 | セイコーエプソン / アルプスアルパイン / シャープ / ニコン / 新光電気工業 |
| 自動車・機械 | SUBARU / スズキ / 三菱自動車工業 / 竹内製作所 |
| IT・通信 | NTTテクノクロス / NTTアドバンステクノロジ / DSB情報システム |
| 電力・電子部品 | 東京電力ホールディングス / 山洋電気 / ルビコン / 愛知電機 |
| 通信・防衛 | 日本無線 / NECプラットフォームズ |
出典:パスナビ / 公立諏訪東京理科大学公式(2024年度卒業生実績)
セイコーエプソン、NTTグループ、SUBARU、シャープ、ニコン——理系の就職先として十分な顔ぶれだ。特にセイコーエプソンは毎年最大の就職先で、大学所在地の長野県諏訪地域に本社を構える世界的メーカーとの結びつきが強い。
東京電力HDやNTTグループなどインフラ系の実績も目立つ。工学部1学部の小規模大学だからこそ、教員との距離が近く、研究室推薦を含めた就職サポートが手厚い。俺の出身大学では考えられないラインナップで、正直うらやましい。
同偏差値帯の大学と比べると?
公立諏訪東京理科大学だけ見ていても、相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の公立理工系大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 公立諏訪東京理科大学 | 40.0〜50.0 | 98.7% | 約243万円 |
| 公立千歳科学技術大学 | 42.5〜50.0 | 約94% | 約243万円 |
| 会津大学 | 40.0〜42.5 | 98.6% | 約265万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ / Kei-Net(2024年度実績)
3校とも公立理工系で、学費は4年間で約240〜265万円。私立理系が4年間で500〜600万円かかることを考えると、コスパは圧倒的に高い。就職率は公立諏訪東京理科大学の98.7%が3校の中でもトップだ。
偏差値帯では情報システムコースの50.0が3校の中で最も高い。「東京理科大学」の名を冠する理系教育の基盤と、公立化による学費の安さ——この2つを兼ね備えている大学は多くない。投資対効果は十分に見合っている。
「公立諏訪東京理科大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったより悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
中位以上の偏差値にもかかわらず検索される最大の原因は、公立化前のイメージだ。この大学は2018年に公立化される前は「諏訪東京理科大学」という私立大学だった。1990年に東京理科大学の姉妹校として開学したが、少子化の影響で定員割れが続き、財政難に陥った。この時期の「定員割れ」「潰れるのでは」というネガティブな情報がネット上にいまだに残っている。
もう一つは、「東京理科大学」との名前のギャップ。「東京理科大学」と聞けば偏差値55〜65の難関私大を思い浮かべる人が多い。しかし実態は長野県茅野市にある小規模キャンパスで、この名前と実態のギャップが「やばい」という検索につながりやすい構造がある。
ただし、データを見ればわかる通り、公立諏訪東京理科大学の実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。2018年の公立化以降、学費は私立時代の約半額に下がり、倍率・偏差値は上昇。就職率98.7%にセイコーエプソンやNTTグループへの就職実績——今の公立諏訪東京理科大学は、私立時代とは別の大学と言っていいレベルで変わっている。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、公立諏訪東京理科大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。セイコーエプソンやNTTグループ、SUBARUへの就職実績。学費は4年間で約243万円。公立理系大学としての環境は十分に整っている。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
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