北海道教育大学はFラン?やばい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:40.0〜47.5(Tier B)

就職率:93.2%(就職希望者ベース・パスナビ)

藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」

更新日:2026年4月 | 出典:北海道教育大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「北海道教育大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。

でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは北海道教育大学の現実をデータで確認していこう。

北海道教育大学はFラン?偏差値と入試データで検証

北海道教育大学は北海道内に5つのキャンパス(札幌校・旭川校・釧路校・函館校・岩見沢校)を持つ国立大学だ。河合塾の偏差値は40.0〜47.5。キャンパスと専攻によってかなり幅がある。

キャンパス・専攻別偏差値

キャンパス・専攻 偏差値(河合塾)
札幌校・学校教育 47.5
札幌校・特別支援教育 47.5
札幌校・言語・社会教育 47.5
札幌校・理数教育 47.5
札幌校・音楽教育 40.0
旭川校・教育発達 40.0
旭川校・英語教育 40.0
旭川校・数学教育 45.0
釧路校・地域学校教育実践 40.0
函館校 —(共テ得点率41〜59%)
岩見沢校 —(共テ得点率40〜61%)

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

札幌校の主要専攻は47.5と、国立大学として標準的な水準。一方で釧路校や旭川校の一部専攻は40.0まで下がる。このキャンパスごとの偏差値差が「Fラン」と言われる原因の一つだろう。ただし、偏差値40.0は河合塾の基準で「BF(ボーダーフリー)」ではない。BFは偏差値35未満、つまりFランの定義には当てはまらない

さらに忘れてはいけないのが、ここは国立大学だということ。共通テストを受けて、二次試験も突破する必要がある。「誰でも入れる」大学とは仕組みが根本的に違う。

キャンパス別倍率推移

キャンパス 2025年度 2024年度
札幌校 2.1倍 1.7倍
旭川校 1.5倍 1.7倍
釧路校 1.8倍 1.3倍
函館校 1.6倍 1.4倍
岩見沢校 2.5倍 2.0倍

出典:パスナビ(全選抜合計・2025年度/2024年度入試結果)

岩見沢校の2.5倍が最も高く、釧路校の1.3倍(2024年度)が最も低い。全体的に1〜2倍台で推移しており、国立大学としては低めの倍率帯にあるのは事実だ。ただ、共通テスト+二次試験という二段階選抜を経ている以上、私大のように「出願すればほぼ受かる」という構造ではない。倍率の数字だけで判断すると、実態を見誤る。

北海道教育大学の就職実績

偏差値の次に気になるのは、卒業後どうなるか。北海道教育大学は教員養成に特化した大学だから、就職の中身も他の大学とは少し違う。

就職率

項目 数値
卒業者数 1,191名
就職希望者数 1,093名
就職者数 1,019名
就職率(就職希望者ベース) 93.2%
進学者数 64名

出典:パスナビ(2024年4月〜2025年3月卒業者実績)

就職希望者ベースで93.2%。全国平均と比べて突出して高い数字ではないが、教育大学の特性を考える必要がある。教員採用試験に合格しなかった場合、翌年再挑戦する「浪人組」が一定数いるため、就職希望者ベースの数字は他大学より低く出やすい。実際に教職に就いた人数を見れば、この大学の強さがわかる。

主要就職先

分野 主な就職先
教育(小学校) 公立小学校 299名
教育(中学校) 公立中学校 190名
教育(高等学校) 公立高等学校 20名 / 私立学校(小・中・高)14名
公務員 札幌市役所 13名 / 北海道庁 10名 / 函館市役所 8名 / 旭川市役所 7名
民間企業 北洋銀行 / 函館税関 ほか

出典:パスナビ / 北海道教育大学キャリアセンター(2024年4月〜2025年3月卒業者実績)

公立小学校299名、公立中学校190名——卒業生の約半数が教壇に立っている。これは教員養成大学として見れば、かなりの実績だ。北海道の公立学校を支えている大学と言っても過言じゃない。

函館校を中心に、民間企業や公務員への就職も一定数ある。札幌市役所や北海道庁への就職実績もあり、教員以外のキャリアパスも確保されている。「教育大学=教員にしかなれない」は誤解だ。

同偏差値帯の大学と比べると?

北海道教育大学と同じ国立の教員養成大学を並べてみよう。教育大学同士の比較が最も実態に近い。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
北海道教育大学 40.0〜47.5 93.2% 約243万円
宮城教育大学 42.5〜47.5 96.9% 約243万円
福岡教育大学 42.5〜50.0 95.0% 約243万円

出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)

偏差値帯は3校とも40前後〜50前後。国立教育大学はどこも似たような水準にある。就職率は宮城教育大学の96.9%がやや高いが、これは大学の規模や教員採用試験の地域差も影響している。

注目すべきは学費だ。国立大学の標準額で4年間約243万円。私大の半額以下で、教員免許を取得して教壇に立てる。偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼るのは、このコスパの良さを完全に無視した評価だ。

「北海道教育大学 Fラン」と検索される背景

北海道教育大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。

中堅帯に位置するため、上を見れば北海道大学や旧帝大があり、下を見ればFランと呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造だ。特に北海道教育大学の場合、5キャンパス中で釧路校や旭川校の一部専攻が偏差値40.0であることが、大学全体のイメージを引き下げている。札幌校の主要専攻が47.5あっても、40.0の数字だけが切り取られやすい。

さらに、「教育大学」という名前自体にネガティブな先入観を持つ人もいる。「教員にしかなれない」「つぶしが利かない」という声が、ネット上では一定数見られる。実際には函館校のように民間就職に強いキャンパスもあるし、公務員への道もある。だが、名前の印象だけで判断されやすいのは事実だ。

ただし、データを見ればわかる通り、北海道教育大学の実態は「Fラン」というイメージとは異なる部分も多い。国立大学として共通テストを課し、卒業生の約半数が教壇に立ち、北海道の教育現場を支えている。偏差値の数字だけで測れない価値がある大学だ。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも教員就職実績や国立大学としての学費の安さを見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。

全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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