北海道大学は恥ずかしい?誰でも入れる?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:55.0〜67.5(Tier D)

就職率:約97%(就職希望者ベース・大学院進学率約57%)

藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」

更新日:2026年4月 | 出典:北海道大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「北海道大学 恥ずかしい」と検索してここに来たのか。早慶や旧帝上位と比べて「もう少し上に行きたかった」という気持ちがあるんだと思う。上を見ればキリがないから、その感覚は理解できる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、北海道大学は十分すごい。データで確認してみてほしい。

北海道大学の偏差値と入試難易度

まずは偏差値を確認しよう。北海道大学は旧帝国大学の一角で、河合塾の偏差値は55.0〜67.5。全12学部を擁する日本有数の総合大学だ。

学部別偏差値

学部 偏差値(河合塾)
医学部(医学科) 67.5
獣医学部 65.0
理学部 62.5〜65.0
工学部 62.5〜65.0
薬学部 62.5
文学部 62.5
総合入試(文系) 62.5
教育学部 60.0
法学部 60.0
経済学部 60.0
農学部 60.0
歯学部 57.5
総合入試(理系) 57.5
水産学部 55.0〜57.5
医学部(保健学科) 50.0〜52.5

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

医学部医学科67.5、獣医学部65.0、理学部・工学部62.5〜65.0。共通テスト得点率は67%〜88%。俺の偏差値37の大学とは、もはや別次元の世界だ。

倍率推移

年度 倍率(一般選抜・前期全体)
2025年度 2.0〜3.6倍
2024年度 2.2〜2.9倍
2023年度 2.0〜3.2倍

出典:パスナビ / Kei-Net

国公立の前期一本勝負でこの倍率。共通テストで7割〜8割台を取った上で二次試験に臨む。受かった時点で、十分に選ばれた人材だ。「誰でも入れる」なんて検索が出てくること自体、実態とかけ離れている

北海道大学の就職実績

就職データも確認しておこう。ただ、Tier Dの大学はデータが良いに決まっている。長々と証明はしない。事実だけ並べる。

就職率

項目 数値
就職希望者に対する就職率 約97%
大学院進学率 約57%(理系学部中心)

出典:北海道大学キャリアセンター(2024年度卒業者実績)

理系学部は大学院進学率が極めて高い。工学部は約87%、理学部は約82%が大学院に進む。就職率の母数が小さく見えるのはそのためだ。就職を希望した学生の内定率は約97%と高水準を維持している。

主要就職先

学部 主な就職先
法学部 札幌市職員 / 北海道職員 / 地方検察庁 / 裁判所 / 伊藤忠商事 / アクセンチュア
経済学部 日本生命保険 / 国税庁札幌国税局 / 財務省北海道財務局 / 日本航空 / 東京都職員
工学部 北海道電力 / アクセンチュア / 鹿島建設 / 大成建設 / 国土交通省 / 本田技研工業
農学部 農林水産省 / 三井物産 / 雪印メグミルク / カゴメ / 日立製作所 / 電通
薬学部 第一三共 / 中外製薬 / アインホールディングス / 大鵬薬品工業
水産学部 水産庁 / ニッスイ / マルハニチロ / 花王 / キッコーマン
文学部 日本航空 / 北海道電力 / 北洋銀行 / 日本製鉄 / ニトリ

出典:パスナビ / 北海道大学キャリアセンター(2024年3月卒業者実績)

官公庁・大手メーカー・総合商社が並ぶ。伊藤忠商事、三井物産、日立製作所、本田技研工業、第一三共——業界のトップ企業への就職実績がしっかりある。農学部から農水省、水産学部から水産庁と、専門性を活かした就職が際立つのも北海道大学の特徴だ。

公務員就職も厚い。札幌市・北海道庁をはじめ、国家公務員にも毎年多くの人材を送り込んでいる。地元に強いだけでなく、全国区で戦える大学だということが、就職先リストからわかる。

同偏差値帯の大学と比べると?

同じ旧帝大・難関国立大と並べてみる。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
北海道大学 55.0〜67.5 約97% 約243万円
東北大学 52.5〜67.5 約97% 約243万円
筑波大学 55.0〜65.0 約96% 約243万円

出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)

偏差値・就職率・学費。どこを切っても東北大学・筑波大学と完全に同格。国立大学だから学費は4年間で約243万円。私立の半額以下だ。早慶の4年間が約500万円かかることを考えると、コスパは圧倒的。これで「恥ずかしい」と検索される理由が、俺には正直わからない。

「北海道大学 恥ずかしい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「恥ずかしい」要素がどこにも見当たらないと感じた人が多いはず。それでも検索される背景には、北海道大学ならではの事情がある。

最大の原因は旧帝大内での序列意識だ。ネット上では旧帝大をランキング形式で語る議論が多く、東大・京大・阪大の次に名古屋・東北・九大・北大と並べたとき、北海道大学は「最下位」と位置づけられることがある。知恵袋やSNSでこの手の議論は繰り返し拡散されている。しかし、これは旧帝大という日本トップクラスの大学群の中での相対比較に過ぎない。全国約800の大学の中で見れば、北海道大学は上位数%に入る難関大学だ。

もう一つは、「北海道=田舎」という地理的バイアス。首都圏にいると、北海道に進学すること自体が「わざわざ遠くに行った」と見られやすい。東京の企業の採用担当に知名度が伝わりにくいのではないか、という不安もある。だが実態は、伊藤忠商事・アクセンチュア・日立製作所と、首都圏の大手企業への就職実績がしっかりある。地理的ハンデは、就職データを見る限り存在しない。

さらに、水産学部の偏差値が55.0〜57.5とやや低めに出ることで、「北大は入りやすい」「誰でも入れる」という印象を持つ人もいる。だが水産学部でも共通テスト得点率は67%〜72%が求められる。俺の大学の入試とは比較にならない難易度だ。一部の学部の偏差値だけを切り取って大学全体を語るのは、あまりにも乱暴な話だと思う。

俺から見ると、「恥ずかしい」と検索される理由は大学の質ではなく、旧帝大という枠の中での相対比較のノイズに過ぎない。中身は全く恥ずかしくない大学だ。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データが証明してる通り、北海道大学は偏差値・就職率・学費のコスパ、どこを切っても不安に思う要素がない。旧帝大としての研究環境、官公庁・大手企業への就職パイプ、国立大学ならではの学費の安さ——この大学にしかない強みがいくつもある。

「恥ずかしい」と検索される原因は、大学の質ではなく旧帝大内の序列意識と地理的バイアス。中身は全く別物だ。

俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる。全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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