東京立正短期大学はやばい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:BF(河合塾)/ 41〜42(ベネッセ)(Tier A)

就職率:93.9%(就職希望者ベース・2025年3月卒)

藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」

更新日:2026年4月 | 出典:東京立正短期大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「東京立正短期大学 やばい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。

でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、東京立正短期大学の現実をデータで確認していこう。

東京立正短期大学の偏差値と入試難易度

まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。東京立正短期大学のベネッセ偏差値は41〜42。河合塾ではボーダー偏差値が公表されておらず、BF(ボーダーフリー)相当とみられる。

専攻別偏差値

専攻 偏差値(ベネッセ)
現代コミュニケーション専攻(心理・ビジネス・観光) 41〜42
幼児教育専攻 41〜42

出典:マナビジョン(2024年度第3回ベネッセ・駿台模試B判定値)

学科は「現代コミュニケーション学科」の1学科のみで、その中に心理・ビジネス・観光を学ぶ「現代コミュニケーション専攻」と、保育士・幼稚園教諭を目指す「幼児教育専攻」がある。偏差値はどちらも同水準だ。

偏差値の数字だけ見ると不安になるかもしれない。ただ、短大の偏差値と4年制大学の偏差値は受験母集団が違うから単純比較できない。数字だけで「やばい」と判断するのは早い。大事なのは入口の偏差値じゃなく、出口の就職実績だ。

実際の入試データも確認しておこう。

倍率推移

年度 入試方式 志願者 合格者 倍率
2025年度 総合型選抜 40名 40名 1.0倍
2025年度 学校推薦型選抜 30名 30名 1.0倍
2025年度 一般選抜 5名 5名 1.0倍
2024年度 全方式合計 1.0倍

出典:パスナビ(2024-2025年度入試結果)

定員100名に対して志願者は75名。倍率は全方式で1.0倍。志願すれば基本的に合格できる状態にある。これは正直に言うと厳しい数字だ。

ただ、倍率が低い=価値がないではない。短大の募集環境は全国的に厳しく、東京立正短大に限った話じゃない。定員80名の少人数制だからこそできるキャリア支援の手厚さは、大規模校にはない強みでもある。杉並区という都心に近い立地で、幼児教育・心理・ビジネス・観光の4分野を学べる環境は、短大としてはかなり恵まれている。

東京立正短期大学の就職実績

偏差値や倍率だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは「卒業後にどうなれるか」だ。就職データを確認しよう。

就職率

項目 数値(2025年3月卒)
就職希望者数 49名
就職者数 46名
就職率 93.9%
四年制大学編入 10名
専門学校進学 4名

出典:スタディサプリ進路(2025年3月卒業生実績)

就職希望者49名のうち46名が就職。就職率93.9%。9割以上が就職を決めている。さらに注目すべきは四年制大学への編入が10名いること。短大からの編入で学歴を更新できるルートがあるのは、この大学の見落とせない強みだ。

主要就職先

分野 主な就職先
保育・福祉 堀之内学園東京立正保育園 / さくらさくみらい保育園 / HITOWAケアサービス / SOMPOケア / スターツケアサービス / 柏厚生総合病院
メーカー ソニーセミコンダクタソリューションズ / ムーンスター / 立川ブラインド工業 / ワールドインテック
金融・保険 エム・ユー・センターサービス東京 / 日本生命保険
商社・小売 メガネトップ / ユニマットライフ / 山下マテリアル / 田中電気
サービス 太平ビルサービス / フジアルテ / 海TMサプライ

出典:スタディサプリ進路 / ベスト進学ネット(2024年3月卒業生実績)

幼児教育専攻からは保育園・福祉施設への就職が中心。現代コミュニケーション専攻からはメーカー・金融・小売と幅広い業界に就職している。ソニーセミコンダクタソリューションズ日本生命保険など、名前の通った企業への実績もある。

定員80名の少人数制を活かして、1年次からキャリアデザイン授業を実施。先輩ガイダンス・試験対策講座・新卒応援ハローワーク連携・面接実技指導など、手厚い就職支援体制で学生一人ひとりをフォローしている。この支援の厚さが就職実績に直結している。

同偏差値帯の短大と比べると?

東京立正短期大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の東京都内の私立短大と比較してみよう。

大学名 偏差値帯(ベネッセ) 就職率 学費(2年概算)
東京立正短期大学 41〜42 93.9% 約250万円
目白大学短期大学部 42〜44 100% 約246万円
新渡戸文化短期大学 44〜47 100% 約237万円

出典:各校公式 / マナビジョン / スタディサプリ進路(2024-2025年度実績)

就職率では目白大学短期大学部と新渡戸文化短期大学がともに100%で、東京立正短大の93.9%はやや差がある。ただし、東京立正短大は四年制大学への編入が10名おり、就職以外の進路を選んでいる学生が一定数いる点も考慮すべきだ。

学費は2年間で約250万円。3校ともほぼ横並びで、東京の私立短大としては標準的な水準だ。4年制私大が4年間で400万円以上かかることを考えると、短大の学費は半分以下。2年間で資格を取って就職できるスピード感も含めて、コスパの良さは短大ならではの武器だ。

「東京立正短期大学 やばい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。

東京立正短期大学が「やばい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の煽りや序列ランキングが拡散されやすい構造がある。

さらに「短大」というだけでネガティブなイメージを持たれやすい時代でもある。4年制大学が主流になった今、短大の存在自体に不安を感じる層が検索しているのかもしれない。ただ、短大には短大の強みがある。2年間で保育士や幼稚園教諭の資格を取得して就職できるスピード感、少人数制の手厚い指導、学費を4年制の半分以下に抑えられるコスト面——これらは4年制にはないメリットだ。

データを見ればわかる通り、東京立正短期大学の実態は「やばい」という検索イメージとは異なる部分も多い。就職率93.9%、ソニー系列や日本生命への就職実績、四年制大学への編入実績——これは「やばい」では片づけられない成果だ。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。

でも、全然どん底なんかじゃない。就職率93.9%。ソニーセミコンダクタソリューションズ・日本生命保険・保育園や福祉施設——東京立正短期大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。四年制大学への編入という道もある。

俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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