偏差値帯:BF(Tier A)
就職率:99.2%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「東京聖栄大学 やばい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、東京聖栄大学の現実をデータで確認していこう。
東京聖栄大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。東京聖栄大学は健康栄養学部のみの単科大学で、河合塾の偏差値はBF(ボーダーフリー)。管理栄養学科・食品学科ともにBFだ。
学部別偏差値
| 学科 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 管理栄養学科 | BF |
| 食品学科 | BF |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
BFは「ボーダーフリー」、つまり合格ラインが設定できないほど受験者が少ないという意味だ。ベネッセの偏差値だと42〜43の範囲で表示されるが、河合塾基準ではBF。偏差値の数字だけ見て「やばい」と感じる気持ちはわかる。でも偏差値は入口の数字に過ぎない。出口の就職実績を見てから判断しても遅くない。
次に倍率も確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 171 | 165 | 1.0倍 |
| 2024年度 | 214 | 191 | 1.1倍 |
| 2023年度 | 308 | 275 | 1.1倍 |
出典:パスナビ(各年度入試結果)
倍率は1.0〜1.1倍で、受験すればほぼ合格できる水準だ。志願者数が年々減少傾向にあるが、これは東京聖栄大学に限らず栄養系単科大学全体の傾向でもある。少子化と大学の選択肢が増えたことで、小規模大学は志願者が分散しやすい。
ただ、俺が通ってた大学も倍率は1倍台だった。倍率が低いこと自体が大学の価値を決めるわけじゃない。大事なのは4年後にどうなれるかだ。
東京聖栄大学の就職実績
偏差値がBFでも、就職で結果を出せるかどうかが本当の勝負。東京聖栄大学の就職データを見てみよう。
学科別就職率
| 学科 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 管理栄養学科 | — | — | — | 98.6% |
| 食品学科 | — | — | — | 100.0% |
| 全体 | 120 | 118 | 117 | 99.2% |
出典:東京聖栄大学公式 令和6年度卒業生進路データ
就職希望者118名のうち117名が就職。就職率99.2%。食品学科に至っては100%だ。偏差値BFの大学でこの数字が出るのは、相当な就職支援体制がある証拠。しかも前年度(令和5年度)も就職率99.2%で、2年連続99%超えを維持している。
主要就職先
| 学科 | 主な就職先 |
|---|---|
| 管理栄養学科 | 東京都職員(栄養士) / 国立病院機構関東信越グループ / エームサービス / グリーンハウス / LEOC / メフォス / スギ薬局 / クリエイトエス・ディー |
| 食品学科 | 成城石井 / 人形町今半 / シャトレーゼ / サイゼリヤ / 東京ベイ舞浜ホテル / ポンパドウル / ABC Cooking Studio / 武蔵野 |
出典:パスナビ / 東京聖栄大学公式(2024年3月・2025年3月卒業者実績)
管理栄養学科からは東京都職員(栄養士)や国立病院機構への就職実績がある。公務員・医療機関への就職は、管理栄養士の国家資格を取得しているからこそ実現できるルートだ。給食受託大手のエームサービスやグリーンハウス、LEOCへの就職も安定している。
食品学科からは成城石井、人形町今半、シャトレーゼなど、食品業界の有名企業が並ぶ。東京聖栄大学は「食」に特化した大学だからこそ、食品関連企業との太いパイプがある。JR新小岩駅前という立地も、都内の企業や病院へのインターンシップ・就活がしやすい環境を生んでいる。
同偏差値帯の大学と比べると?
東京聖栄大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の関東圏の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 東京聖栄大学 | BF | 99.2% | 約575万円 |
| 東京家政学院大学 | 35.0〜37.5 | 96.6% | 約520万円 |
| 帝京平成大学 | 35.0〜42.5 | 98.7% | 約536万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はいずれも35前後の同水準。その中で東京聖栄大学の就職率99.2%は頭一つ抜けている。学費は4年間で約575万円と、栄養系の学部としては標準的な水準だ。実験・実習が多い分、文系学部より高くなるのは仕方ない。
ポイントは学費に対する就職率のコスパだ。約575万円の投資に対して就職率99.2%。管理栄養士の国家資格を取得できれば、医療機関や福祉施設、公務員と、安定した就職先の選択肢が広がる。偏差値BFという入口の数字だけで「やばい」と決めつけるのは、もったいない話だ。
「東京聖栄大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)の偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」「やばい」とレッテルを貼られることがある。東京聖栄大学も、BFという数字が一人歩きして、大学の中身を見る前に敬遠されがちな構造がある。
さらに、健康栄養学部のみの単科大学という規模の小ささも影響している。総合大学と違って大学名が広く認知されにくく、「聞いたことがない=やばい」というイメージにつながりやすい。知名度の低さは大学の質とは無関係なのだが、検索する側にとっては不安の種になる。
ただし、データを見ればわかる通り、東京聖栄大学の実態はその検索イメージとは異なる部分も多い。就職率99.2%、東京都職員や国立病院機構への就職実績——これは「やばい」では片づけられない成果だ。「食」という専門分野に特化した教育と、国家資格取得に直結するカリキュラムが、偏差値では測れない強みを生み出している。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率99.2%。東京都職員・国立病院機構・成城石井——東京聖栄大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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