偏差値帯:42.5〜45.0(Tier B)
就職率:98.8%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
更新日:2026年4月 | 出典:公立鳥取環境大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net
「鳥取環境大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは鳥取環境大学の現実をデータで確認していこう。
鳥取環境大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。鳥取環境大学(正式名称:公立鳥取環境大学)の偏差値帯は河合塾の数値で42.5〜45.0。学部は環境学部と経営学部の2つだ。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 経営学部 | 45.0 |
| 環境学部 | 42.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
経営学部が45.0、環境学部が42.5。国公立全体で見れば低めの数値ではある。ただし、そもそもこの大学は公立大学だ。2012年に私立から公立に移行している。公立大学の入試は共通テストを突破した上での二次試験が課される構造で、私大のFラン(ボーダーフリー)とは入試の仕組み自体が異なる。共通テスト得点率は経営学部で51〜60%、環境学部で44〜52%が求められる。
「誰でも受かる」という声についても、入試データで確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 環境学部 | 経営学部 |
|---|---|---|
| 2025年度 | 1.9倍 | 2.9倍 |
| 2024年度 | 1.7倍 | 1.5倍 |
| 2023年度 | 1.7倍 | 1.5倍 |
出典:パスナビ(全選抜合計)
2025年度の経営学部は2.9倍。一般選抜に限れば3.4倍にまで上昇している。環境学部も1.7〜1.9倍で安定推移しており、受験すれば誰でも受かるという水準ではない。特に経営学部の人気上昇は顕著で、公立化以降の評価が着実に上がっていることを示している。
偏差値の数字だけを切り取って「Fラン」と呼ぶのは、この大学の実態とはかなりズレている。入試の仕組み・倍率・共通テスト得点率、どれを見てもBF(ボーダーフリー)とは明確に異なる大学だ。
鳥取環境大学の就職実績
偏差値だけで不安になる気持ちはわかる。でも大事なのは、卒業後にどうなれるかだ。鳥取環境大学の就職データを見てみよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 環境学部 | 142 | 122 | 121 | 99.2% |
| 経営学部 | 133 | 126 | 124 | 98.4% |
| 全体 | 275 | 248 | 245 | 98.8% |
出典:公立鳥取環境大学公式(2024年度卒業生実績)
就職希望者248名のうち245名が就職。就職率98.8%。環境学部は99.2%とほぼ全員が内定を獲得している。全国平均(約97%前後)を上回る水準だ。「Fラン」「やばい」と検索される大学で、この数字が出ているのは事実として押さえておきたい。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 官公庁・公務員 | 林野庁 / 国土交通省 / 鳥取県 / 鳥取市 / 大阪府 / 愛媛県教育委員会 |
| 金融 | 鳥取銀行(5名) / 山陰合同銀行 / みずほフィナンシャルグループ / みなと銀行 |
| IT・情報通信 | 東日本電信電話(NTT東日本) / 日立ソリューションズ西日本 / 帝国データバンク |
| 建設・住宅 | 住友林業ホームテック / セキスイハイム中四国 / AQ Group |
| 小売・流通 | イオンリテール / ニトリ / 大丸松坂屋百貨店 |
| 専門サービス | アジア航測 / 国際航業 / 全農鳥取県本部(3名) |
出典:パスナビ / 公立鳥取環境大学公式(2024年度卒業生実績)
中央省庁・地方公務員への就職実績が目立つのが、この大学の特徴だ。林野庁や国土交通省といった国家公務員への採用は、環境学部の専門性が直結している。経営学部からは鳥取銀行に5名、みずほフィナンシャルグループなどメガバンク系への就職実績もある。
NTT東日本、日立ソリューションズ西日本、イオンリテール、ニトリ——地方の公立大学から全国区の企業に就職できている事実は、もっと知られていい。少人数制の大学だからこそ、キャリア支援が一人ひとりに行き届いている結果だろう。
同偏差値帯の大学と比べると?
鳥取環境大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の公立大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 公立鳥取環境大学 | 42.5〜45.0 | 98.8% | 約243万円 |
| 福知山公立大学 | 42.5 | 99.4% | 約259万円 |
| 周南公立大学 | 42.5〜45.0 | 100% | 約243万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。学費も公立大学同士でほぼ横並び。就職率は3校とも98%以上と高い水準だ。鳥取環境大学の学費は4年間で約243万円。私大文系の4年間(約450万円前後)と比べると半額近い。
公立大学の強みは学費の安さだけじゃない。少人数教育、地域との連携、公務員就職へのパイプ——こうした環境が偏差値以上の就職成果につながっている。入口の偏差値だけで判断するのは早すぎる。出口の就職実績まで含めて見るべきだ。
「鳥取環境大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人も多いと思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
鳥取環境大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば地方国立大や有名私大があり、下を見ればBF(ボーダーフリー)と呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造だ。
さらに、この大学には独自の経緯がある。2001年に私立「鳥取環境大学」として開学し、2012年に公立化された。私立時代は偏差値が現在より低く、定員割れの時期もあった。ネット上には公立化前の古い情報がそのまま残っていることが多く、それが「Fラン」というイメージの温床になっている。
だが、公立化後の状況は大きく変わっている。偏差値は上昇し、経営学部の倍率は2025年度で2.9倍。就職率98.8%に加え、林野庁やNTT東日本、みずほフィナンシャルグループへの就職実績もある。過去のイメージと現在の実力は別物だ。データを見ればわかる通り、鳥取環境大学の実態は「Fラン」という検索イメージとはかなり異なる。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率98.8%、林野庁やNTT東日本、みずほフィナンシャルグループへの就職実績を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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