鈴鹿医療科学大学はやばい?Fラン?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:35.0〜42.5(Tier B)

就職率:95.0%(全体・大学公式)

藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」

更新日:2026年4月 | 出典:鈴鹿医療科学大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「鈴鹿医療科学大学 やばい」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。

でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは鈴鹿医療科学大学の現実をデータで確認していこう。

鈴鹿医療科学大学はFラン?偏差値と入試データで検証

まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。鈴鹿医療科学大学は1991年に日本初の4年制医療系大学として開学した、医療・福祉の総合大学だ。河合塾の偏差値は35.0〜42.5で、学科によってかなり幅がある。

学部別偏差値

学部・学科 偏差値(河合塾)
保健衛生学部(リハビリ-理学療法学) 42.5
保健衛生学部(医療栄養) 40.0
保健衛生学部(臨床検査) 40.0
保健衛生学部(臨床心理) 40.0
保健衛生学部(救急救命) 40.0
看護学部(看護) 40.0
薬学部(薬) 37.5〜40.0
保健衛生学部(放射線技術科学) 37.5
保健衛生学部(リハビリ-作業療法学) 37.5
保健衛生学部(医療福祉) 37.5
医用工学部(臨床工学) 37.5
薬学部(薬科学) 35.0〜37.5
保健衛生学部(鍼灸サイエンス) 35.0

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

理学療法学専攻の42.5が最高で、鍼灸サイエンス学科の35.0が最低。看護学部や臨床検査学科は40.0と、医療系の実学部は比較的高い偏差値を維持している。「Fランか?」と聞かれたら、学科によるとしか言えない。一括りにはできない大学だ。

そもそもこの大学は医療系の専門職を養成する大学。偏差値の数字だけで「やばい」「Fラン」と判断するのは、大学の本質を見誤ることになる。医療系大学は卒業後に国家資格を取って就職するルートが明確にある。偏差値以上に重要なのは国家試験合格率と就職実績だ。

入試倍率も確認しておこう。

倍率推移

年度 倍率(全選抜・全体)
2026年度 1.2〜2.0倍
2025年度 1.1〜1.7倍
2024年度 1.2〜1.7倍

出典:パスナビ / Kei-Net

倍率は1倍台がほとんどで、医用工学部が2.0倍に達している年もあるが、薬学部は1.1〜1.2倍と低め。ただし、医療系大学の倍率が低い=価値がないではない。入試の倍率より、卒業時の国家試験に合格できるかどうかが医療系大学の本当の勝負どころ。入ってからが大変な大学とも言える。

鈴鹿医療科学大学の就職実績

医療系大学の評価は、就職率と国家試験合格率で決まる。鈴鹿医療科学大学のデータを確認してみよう。

就職率

項目 数値
全体就職率(2024年3月卒) 95.0%
就職者数 528名
学部別内訳 大学公式にて学科別PDFで公開

出典:鈴鹿医療科学大学公式(2024年3月卒業者実績)

全体の就職率は95.0%。開学以来32年間、毎年90%以上の就職率を維持している。そしてこの大学の真骨頂は国家試験合格率にある。2023年度の実績を見てみよう。

看護師100%・臨床工学技士97.3%・理学療法士97.0%。さらに臨床検査技師93.9%、作業療法士93.3%、はり師・きゅう師90.3%、診療放射線技師86.0%、薬剤師66.2%。看護師と臨床工学技士は全国平均を大きく上回っている。医療系の国家資格を取得して専門職に就くルートが明確だからこそ、偏差値以上に就職の出口がしっかりしている大学だ。

主要就職先

分野 主な就職先
医療機関 三重大学医学部附属病院 / 藤田医科大学病院 / 鈴鹿中央総合病院 / 伊勢赤十字病院 / 日本赤十字社
公的病院・法人 国立病院機構 / 恩賜財団済生会 / 徳洲会 / 聖隷福祉事業団 / 三重県厚生農業協同組合連合会
薬局・ドラッグストア スギ薬局 / 中部薬品 / ウエルシア薬局 / ココカラファインヘルスケア / マツモトキヨシ
公務員 三重県職員 / 愛知県職員 / 岐阜県職員 / 静岡県職員 / 鈴鹿市職員

出典:パスナビ / 鈴鹿医療科学大学公式(2024年3月卒業者実績)

三重大学附属病院や藤田医科大学病院といった地域の基幹病院への就職実績がしっかりある。国立病院機構や日本赤十字社など全国規模の医療法人にも人材を送り出している。薬学部はスギ薬局やウエルシアなど大手ドラッグストアチェーンへの就職が中心だ。

11,000人を超える卒業生が全国の医療機関で活躍しており、卒業生ネットワークが就職活動の強力な味方になっている。医療系大学として32年の歴史を持つことで、現場にこの大学の卒業生を知っている人間が多い。これは数字に表れない、しかし確実に効いてくる強みだ。

同偏差値帯の大学と比べると?

鈴鹿医療科学大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の中部地方の医療系私大と比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
鈴鹿医療科学大学 35.0〜42.5 95.0% 約610万円
岐阜医療科学大学 BF〜40.0 98〜100% 約650万円
四日市看護医療大学 37.5〜40.0 90.2% 約665万円

出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)

偏差値帯はほぼ同水準。注目すべきは学費で、鈴鹿医療科学大学の4年間の学費は主要学部で約610万円(入学金30万円+年間授業料145万円×4年)。岐阜医療科学大学の約650万円、四日市看護医療大学の約665万円と比べて学費は最も抑えめ。しかも施設費・実習費は授業料に含まれており、追加徴収がない点も見逃せない。

就職率は岐阜医療科学大学の98〜100%には及ばないが、4学部13学科を擁する総合医療大学としてのスケールメリットがある。放射線・薬学・看護・リハビリ・臨床工学・鍼灸・救急救命まで幅広い学科を持つ点で、医療系の選択肢の広さでは群を抜いている。学費を抑えつつ、多様な医療分野から自分に合った道を選べる環境は、この大学ならではだ。

「鈴鹿医療科学大学 やばい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。

鈴鹿医療科学大学が「やばい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば藤田医科大学や名古屋市立大学の医療系学部があり、下を見ればFランと呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造がある。

特に薬学部の偏差値35.0〜40.0や鍼灸サイエンス学科の35.0という数字が目に入ると、「大丈夫なのか」と感じてしまう気持ちはわかる。さらに入試倍率が1倍台と低い学科もあり、それが「誰でも入れる=やばい」という印象につながっている。

ただし、データを見ればわかる通り、鈴鹿医療科学大学の実態は「やばい」という検索イメージとは異なる部分が多い。国家試験合格率は軒並み高水準で、看護師100%・臨床工学技士97.3%という数字は全国的に見ても優秀だ。入口の偏差値ではなく、出口の国家資格と就職実績。医療系大学を評価する軸は、そこにある。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率や国家試験合格率を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。

全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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