偏差値帯:BF〜40.0(Tier A)
就職率:93.4%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「札幌学院大学 誰でも入れる」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、札幌学院大学の現実をデータで確認していこう。
札幌学院大学はFラン?誰でも入れる?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。札幌学院大学の偏差値帯は河合塾の数値でBF〜40.0。学部によってかなり差がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 心理学部(臨床心理学科) | 40.0 |
| 人文学部(人間科学科) | 37.5 |
| 経済経営学部(経済学科) | 37.5 |
| 経済経営学部(経営学科) | 37.5 |
| 人文学部(英語英米文学科) | 35.0 |
| 人文学部(こども発達学科) | 35.0 |
| 法学部(法律学科) | BF |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
心理学部は40.0と健闘している一方、法学部はBF(ボーダーフリー)。学部によって偏差値の開きがかなり大きい大学だ。「Fランか?」と聞かれたら、法学部単体で見ればBFだが、心理学部や経済経営学部は37.5〜40.0の水準。一括りにはできない。
ちなみにベネッセの偏差値だと40台後半で表示される学科もある。河合塾とベネッセで数値の出し方が違うから、どちらを見るかで印象が変わる。偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。これは覚えておいてほしい。
「誰でも入れる」という声についても、入試データで確認しておこう。
倍率推移
| 学部 | 倍率(2025年度・一般選抜) |
|---|---|
| 心理学部 | 2.5倍 |
| 経済経営学部 | 1.8倍 |
| 人文学部 | 1.3倍 |
| 法学部 | 1.2倍 |
出典:パスナビ(2025年度入試結果)
心理学部は2.5倍と、この偏差値帯にしてはかなり高めの倍率を維持している。一方で法学部は1.2倍と、受験すればほぼ合格できる水準だ。過去3年を見ても、人文学部は1.3〜1.5倍、経済経営学部は1.6〜1.8倍で推移しており、倍率は全体的に安定している。
ただ、倍率が低い=価値がないではない。北海道の私大は全体的に定員充足が厳しく、倍率1倍台は珍しくない。大事なのは、この環境で卒業後にどうなれるかだ。その答えは次の就職データにある。
札幌学院大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大学の本当の価値は、卒業後にどうなれるかで決まる。就職データを見てみよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 人文学部 | 175 | 159 | 152 | 95.6% |
| 心理学部 | 74 | 60 | 56 | 93.3% |
| 法学部 | 117 | 108 | 100 | 92.6% |
| 経済経営学部 | 254 | 235 | 217 | 92.3% |
| 全体 | 620 | 562 | 525 | 93.4% |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
就職希望者562名のうち525名が就職。就職率93.4%。人文学部は95.6%と最も高い。BF学部を含む偏差値帯の大学でこの水準を維持しているのは、キャリア支援が一定の機能を果たしている証拠だ。
主要就職先
| 学部 | 主な就職先 |
|---|---|
| 人文学部 | 北海道教員34名 / 札幌市教員5名 / 星野リゾート3名 |
| 法学部 | 北海道職員10名 / 北海道警察10名 / 国家公務員 |
| 経済経営学部 | アインホールディングス6名 / 北海道職員4名 / ニトリ3名 |
| 心理学部 | 北海道職員(社会福祉)6名 / 日本生命保険 / アインホールディングス |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
目を引くのは公務員・教員への就職実績の厚さだ。人文学部からの北海道教員34名は圧巻。法学部からは北海道職員・北海道警察に各10名。心理学部からは北海道職員(社会福祉職)に6名。「誰でも入れる」と検索される大学で、これだけの公務員を輩出しているのは見逃せない事実だ。
民間でもニトリ、星野リゾート、アインホールディングス、日本生命保険と、北海道内外で知名度のある企業への就職実績がある。もちろん全員がこういう企業に入れるわけじゃない。でも、配られたカードで戦う手段がしっかり用意されている大学だということは、データが示している。
同偏差値帯の大学と比べると?
札幌学院大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の北海道内の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 札幌学院大学 | BF〜40.0 | 93.4% | 約420万円 |
| 札幌大学 | BF〜35.0 | 95.6% | 約420万円 |
| 北海商科大学 | BF〜35.0 | 93.5% | 約428万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値帯は3校とも同水準。学費もほぼ横並びで、北海道の私大としては標準的な水準だ。就職率は札幌大学の95.6%がやや高めだが、3校とも93%以上と大きな差はない。
札幌学院大学の特徴は心理学部(偏差値40.0)があること、そして公務員・教員への就職実績が突出している点だ。学費は4年間で約420万円。公務員・教員を目指すなら、投資対効果は決して悪くない。大事なのは入口の偏差値じゃなく、出口の就職実績だ。
「札幌学院大学 誰でも入れる」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「誰でも入れる」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。札幌学院大学も、法学部のBFという数字が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、北海道には北海学園大学や北星学園大学など、私大の中では知名度の高い大学がある。「北海道の私大」と聞いたときに真っ先に名前が挙がるのはそちら側で、札幌学院大学はどうしても比較対象にされやすい。その中で「誰でも入れる」と検索されてしまう心理は、俺にも痛いほどわかる。
でも、データを見ればわかる通り、実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。就職率93.4%、北海道教員34名・北海道警察10名——これは「誰でも入れる」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率93.4%。北海道教員・北海道職員・北海道警察——札幌学院大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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