偏差値帯:35.0〜50.0(Tier B)
就職率:98.1%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「共立女子大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは共立女子大学の現実をデータで確認していこう。
共立女子大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。共立女子大学の偏差値帯は河合塾の数値で35.0〜50.0。学部によってかなり幅がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 建築・デザイン学部 | 47.5〜50.0 |
| 家政学部(食物栄養学科) | 42.5〜47.5 |
| 文芸学部 | 42.5 |
| ビジネス学部 | 42.5 |
| 看護学部 | 40.0〜42.5 |
| 家政学部(被服学科) | 40.0〜45.0 |
| 国際学部 | 37.5〜40.0 |
| 児童学部 | 35.0〜40.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
建築・デザイン学部は50.0に達する一方、児童学部は35.0まで下がる。学部間の偏差値差がかなり大きいのが共立女子大学の特徴だ。「Fランか?」と聞かれたら、児童学部や国際学部の下限だけを見れば確かに低い。ただし建築・デザイン学部やビジネス学部は中堅上位の水準にあり、大学全体を一括りにFランとは言えない。
共立女子大学は1886年創立の歴史ある女子大学で、神保町・一ツ橋という都心一等地にキャンパスを構えている。7学部を擁する総合女子大学としての環境は整っている。偏差値だけでは測れない要素がある大学だ。
次に、入試の実態を倍率データで確認しよう。
倍率(2025年度・一般選抜)
| 学部 | 倍率(2025年度・一般選抜) |
|---|---|
| 建築・デザイン学部 | 3.8倍 |
| ビジネス学部 | 2.4倍 |
| 看護学部 | 2.2倍 |
| 文芸学部 | 1.9倍 |
| 家政学部 | 1.5倍 |
| 国際学部 | 1.3倍 |
出典:共立女子大学公式 2025年度入試結果 / パスナビ
建築・デザイン学部は3.8倍と高倍率。ビジネス学部・看護学部も2倍以上で、「誰でも受かる」とは言い難い水準だ。一方で国際学部は1.3倍、家政学部は1.5倍と学部によって差がある。2024年度は建築・デザイン学部で4.4倍を記録しており、人気学部の競争は年々激しくなっている。
全体を見ると、Fランと一括りにできる大学ではないことがわかる。偏差値も倍率も学部ごとの差が大きく、選ぶ学部によって入試の景色が全く変わる大学だ。
共立女子大学の就職実績
偏差値と入試データを見たところで、次は就職の実態を確認しよう。大学の価値は入口の偏差値だけで決まるものじゃない。出口の就職データを見てみよう。
就職率(2024年3月卒業生)
| 学部 | 就職率(就職希望者ベース) |
|---|---|
| 看護学部 | 100.0% |
| 建築・デザイン学部 | 100.0% |
| 児童学部 | 100.0% |
| ビジネス学部 | 99.3% |
| 家政学部 | 98.8% |
| 国際学部 | 97.9% |
| 文芸学部 | 96.7% |
| 全体 | 98.1% |
出典:共立女子大学公式 就職・進路データ(2024年3月卒業生・就職希望者ベース)
全体の就職率98.1%。看護学部・建築・デザイン学部・児童学部は100%を達成している。全国平均(約97%前後)を上回る数字だ。「Fラン」と検索される大学の就職率としては、かなり強い部類に入る。
主要就職先
| 学部 | 主な就職先 |
|---|---|
| 家政学部 | 清水建設 / 鹿島建設 / 大成建設 / 積水ハウス / 住友林業 / 森永乳業 / 土屋鞄製作所 |
| 文芸学部 | 大和証券 / みずほ信託銀行 / 松竹 / USEN-NEXT HOLDINGS / 大成建設 |
| 国際学部 | 全日本空輸 / 千葉銀行 / みずほ証券 / ニトリHD / 鹿島建設 |
| 看護学部 | 東京大学医学部附属病院 / 聖路加国際病院 / 順天堂大学医学部附属病院 / 虎の門病院 |
| ビジネス学部 | みずほ銀行 / 第一生命保険 / 日本生命保険 / ニトリHD / みずほ証券 |
出典:パスナビ / 共立女子大学公式(2024年3月卒業者実績)
清水建設・鹿島建設・大成建設——スーパーゼネコン3社が並ぶ家政学部の就職先は目を引く。建築・デザイン分野の教育が強いことの証拠だ。国際学部からはANA、ビジネス学部からはみずほ銀行・第一生命と、大手企業への実績がある。看護学部は東大病院や聖路加国際病院という最高レベルの医療機関に人材を送り出している。
共立女子大学は東洋経済の「本当に就職に強い大学」ランキングで東京都内の女子大学第4位にランクインした実績もある。都心の立地を活かした企業との接点の多さと、きめ細かいキャリア支援体制が、この就職実績につながっている。
同偏差値帯の大学と比べると?
共立女子大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の東京の女子大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 共立女子大学 | 35.0〜50.0 | 98.1% | 約490万円 |
| 大妻女子大学 | 35.0〜50.0 | 98.8% | 約500万円 |
| 昭和女子大学 | 42.5〜52.5 | 98.6% | 約510万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯は3校ともほぼ同水準。就職率も98%以上で横並びだ。学費は共立女子大学がやや安い。3校とも都内の伝統ある女子大学であり、就職支援の手厚さでは甲乙つけがたい。
昭和女子大学は「実就職率ランキング」全国女子大1位の実績があり、偏差値帯がやや上。大妻女子大学は共立女子大学とほぼ同じポジションで就職率は互角。この3校はよく比較されるが、どこを選んでも就職面で大きなハンデにはならない。自分の学びたい分野やキャンパスの雰囲気で選ぶのが現実的だ。
「共立女子大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
共立女子大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見ればMARCHがあり、下を見ればFランと呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造だ。
特に共立女子大学の場合、児童学部の偏差値35.0や国際学部の37.5といった数字がネット上で切り取られ、「Fランでは?」という印象が広がりやすい。一方で建築・デザイン学部の50.0やビジネス学部の42.5は同じ文脈ではほとんど言及されない。低い方の数字だけが一人歩きするのは、偏差値が語られるときの典型的なパターンだ。
さらに、近年の女子大学全体の志願者減少も背景にある。共学志向の高まりにより女子大学全体の偏差値が下がりやすい構造がある中で、共立女子大学も影響を受けている面はある。ただし、これは共立女子大学に限った話ではなく、女子大学全体に共通する時代の流れだ。
データを見ればわかる通り、就職率98.1%、スーパーゼネコンやメガバンクへの就職実績——これは「Fラン」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率や就職先を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値38〜44の大学一覧|就職率・学費データ付き

