偏差値帯:BF〜40.0(Tier A)
就職率:95.8〜100%(学科別・就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
更新日:2026年4月 | 出典:岐阜医療科学大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net
「岐阜医療科学大学 Fラン」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、岐阜医療科学大学の現実をデータで確認していこう。
岐阜医療科学大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。岐阜医療科学大学の偏差値帯は河合塾の数値でBF〜40.0。学部・学科によってかなり幅がある。
学部別偏差値
| 学部・学科 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 保健科学部 放射線技術学科 | 37.5〜40.0 |
| 看護学部 看護学科 | 37.5 |
| 保健科学部 臨床検査学科 | 35.0 |
| 薬学部 薬学科 | BF |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
放射線技術学科の上限は40.0、看護学科は37.5。一方で薬学部はBF(ボーダーフリー)。学科によって偏差値の開きがかなり大きい大学だ。「Fランか?」と聞かれたら、薬学部だけを見ればそう言われても仕方ない数字だが、放射線技術学科は40.0に届いている。一括りにはできない。
ちなみに共通テスト得点率は38%〜51%。放射線技術学科が最も高く51%を要求される。偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。特に医療系大学は、入口の偏差値より出口の国家試験合格率と就職実績で評価すべきだ。これは覚えておいてほしい。
「誰でも受かる」という声についても、入試データで確認しておこう。
倍率推移
| 学部 | 2025年度 | 2024年度 |
|---|---|---|
| 保健科学部 | 1.1倍 | 1.4倍 |
| 看護学部 | 1.1倍 | 1.3倍 |
| 薬学部 | 1.1倍 | 1.1倍 |
出典:パスナビ / マナビジョン(全選抜合計)
倍率は全学部で1倍台。受験すればほぼ合格できる水準にあるのは事実だ。ただ、倍率が低い=価値がないではない。医療系大学は入学後のカリキュラムが厳しく、国家試験という明確なゴールがある。入口のハードルが低くても、出口で結果を出しているかどうかが全てだ。岐阜医療科学大学がどちら側にいるかは、この先のデータを見れば一目瞭然だ。
岐阜医療科学大学は関キャンパス(保健科学部・大学院)と可児キャンパス(看護学部・薬学部)の2拠点体制。「医療にまっすぐ」を掲げ、臨床検査技師・診療放射線技師・看護師・保健師・助産師・薬剤師を養成する医療系に完全特化した大学だ。
岐阜医療科学大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも医療系大学の真価は、国家試験合格率と就職実績に表れる。ここからが本番だ。
就職率
| 学部・学科 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|
| 保健科学部 臨床検査学科 | 72名 | 69名 | 95.8% |
| 保健科学部 放射線技術学科 | 91名 | 89名 | 97.8% |
| 看護学部 看護学科 | 87名 | 87名 | 100% |
| 薬学部 薬学科 | 2025年3月初年度卒業・集計中 | ||
出典:岐阜医療科学大学公式 / パスナビ(2025年3月卒業生実績)
看護学部は就職希望者87名全員が就職で就職率100%。放射線技術学科も97.8%。医療系の専門職養成大学として、しっかり結果を出している。
さらに注目すべきは国家試験合格率だ。2024年3月卒業生の実績で、臨床検査技師91.8%(全国平均76.8%)、診療放射線技師92.6%(全国平均79.5%)、看護師98%(全国平均87.8%)、保健師100%(全国平均95.7%)。全ての資格で全国平均を大幅に上回っている。「Fラン」と検索されるような大学で、この国家試験合格率は驚異的だ。
求人倍率も見てほしい。臨床検査学科への求人倍率は12.2倍、放射線技術学科は7.5倍、看護学科に至っては62.3倍。つまり、1人の学生に対して何十もの医療機関から求人が来ている状態だ。「就職できるか不安」どころか、選ぶ側に回れる大学だと言っていい。
主要就職先
| 学科 | 主な就職先 |
|---|---|
| 臨床検査学科 | 岐阜大学医学部附属病院 / 岐阜市民病院 / 大垣市民病院 / 松波総合病院 / 中部国際医療センター / 名古屋大学医学部附属病院 |
| 放射線技術学科 | 岐阜大学医学部附属病院 / 名古屋市立大学病院 / 昭和大学病院 / 岐阜県総合医療センター / 静岡県立静岡がんセンター / 岐阜県職員 |
| 看護学科 | 岐阜大学医学部附属病院 / 名古屋大学医学部附属病院 / 藤田医科大学病院 / 岐阜市民病院 / 江南厚生病院 / 大垣市民病院 |
出典:岐阜医療科学大学公式(2025年3月卒業生実績)
岐阜大学医学部附属病院、名古屋大学医学部附属病院、藤田医科大学病院——大学病院や地域の基幹病院がずらりと並んでいる。国立大学の附属病院に就職できるのは、国家試験合格率と実習での評価が高い証拠だ。放射線技術学科からは岐阜県職員(公務員)への就職実績もある。
「Fラン」と検索されるような大学の卒業生が、大学病院の医療専門職として働いている。これが現実だ。偏差値の数字だけで大学の価値を決めることがいかに的外れか、この就職先リストが証明している。
同偏差値帯の大学と比べると?
岐阜医療科学大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯で医療系学部を持つ中部地方の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 岐阜医療科学大学 | BF〜40.0 | 95.8〜100% | 約619万円 |
| 鈴鹿医療科学大学 | BF〜42.5 | 95.0% | 約610万円 |
| 朝日大学(保健医療学部) | 35.0〜47.5 | 99.0% | 約530万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。いずれも中部地方の医療系私大として、地域の医療人材を輩出している大学だ。岐阜医療科学大学の学費は4年間で約619万円。医療系大学としてはほぼ平均的な水準だが、国家試験合格率の高さを考えると投資対効果は悪くない。
特に岐阜医療科学大学の強みは、国家試験合格率が全学科で全国平均を10〜15ポイント上回っている点だ。医療系大学にとって国家試験合格率は最も重要な実績指標。偏差値がBFの薬学部を除けば、入口の偏差値以上の成果を出口で出している大学だと言える。
「岐阜医療科学大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。岐阜医療科学大学の場合、特に薬学部のBFという偏差値が目立ちやすく、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、医療系大学の評価軸が一般的な大学と異なることも背景にある。総合大学なら偏差値が高い=優秀というイメージが成り立ちやすいが、医療系大学の本当の実力は国家試験合格率と就職実績で測るべきだ。臨床検査技師91.8%、診療放射線技師92.6%、看護師98%——この合格率を見れば、「Fラン」というレッテルがいかに表面的かがわかる。
ただし、データを見ればわかる通り、岐阜医療科学大学の実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。偏差値だけでは測れない、医療系大学としての確かな実績がここにはある。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。国家試験合格率は全学科で全国平均超え。求人倍率は最大62倍。岐阜大学医学部附属病院や名古屋大学医学部附属病院——岐阜医療科学大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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