偏差値帯:BF〜35.0(Tier A)
就職率:95.9%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「青森大学 やばい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、青森大学の現実をデータで確認していこう。
青森大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。青森大学の偏差値帯は河合塾の数値でBF〜35.0。学部によって差がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 薬学部 | 35.0 |
| 総合経営学部 | BF |
| ソフトウェア情報学部 | BF |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
総合経営学部とソフトウェア情報学部はBF(ボーダーフリー)。薬学部が35.0で唯一数値が出ている。「Fランか?」と聞かれたら、偏差値の数字だけ見れば正直厳しい帯にいる。俺の出身大学と同じくらいの水準だから、不安になる気持ちはよくわかる。
ただ、BFという表記は「不合格者が少なすぎて合格率50%の偏差値帯を設定できなかった」という意味であって、「誰でも受かる」とイコールではない。実際の入試データを見てみよう。
倍率推移
| 学部 | 志願者 | 合格者 | 倍率(2025年度) |
|---|---|---|---|
| 総合経営学部 | 148 | 140 | 1.1倍 |
| ソフトウェア情報学部 | 88 | 85 | 1.0倍 |
| 社会学部 | 57 | 57 | 1.0倍 |
| 薬学部 | 49 | 48 | 1.0倍 |
出典:パスナビ(2025年度入試結果)
倍率は全学部で1.0〜1.1倍。受験すればほぼ合格できる水準なのは事実だ。ただ、倍率が低い=価値がないではない。地方の私大は全国的に定員割れが多いが、その中で就職支援の質や卒業後の進路に差が出る。青森大学がどちら側にいるかは、この先のデータを見れば判断できる。
なお、社会学部は改組により現在は新規募集を行っていない。上記は在籍学生の入試時の実績だ。
青森大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは、卒業後にどうなれるかだ。就職データを見てみよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職決定率 |
|---|---|---|---|---|
| 薬学部 | 28 | 22 | 22 | 100.0% |
| 社会学部 | 52 | 45 | 43 | 95.6% |
| ソフトウェア情報学部 | 47 | 43 | 41 | 95.3% |
| 総合経営学部 | 98 | 84 | 75 | 89.3% |
| 全体(大学公式) | 225 | 194 | — | 95.9% |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績) / 青森大学公式 就職データ2025
大学公式が公表している全体の就職率は95.9%。薬学部は100%を達成している。全国平均(約97%前後)と比べるとわずかに下回るが、BF帯の大学としてはしっかりした実績だ。総合経営学部の数字がやや低めだが、パスナビの集計時期と大学公式の最終報告にはタイムラグがあるため、最終的にはもう少し上がっている可能性が高い。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 公務員・自衛隊 | 青森県庁 / 航空自衛隊 / 板柳町役場 / 野辺地町役場 / 青森県警 |
| 医療・薬局 | 青森県立中央病院 / 弘前大学医学部付属病院 / 日本調剤 / スギ薬局 / ツルハ |
| 金融 | 青森みちのく銀行 / 青森県信用組合 |
| IT | テクノプロ・デザイン社 / システナ |
| 製造・物流 | 日本製鉄 / ヤマト運輸 / センコー / 全国農業組合連合会 |
| 小売・サービス | イオン北海道 / 薬王堂 / ヨドバシカメラ / アパグループ |
出典:パスナビ / マナビジョン / 青森大学公式(2025年3月卒業者実績)
県庁・自衛隊・日本製鉄・弘前大学医学部付属病院——地方の私大としては堅実な就職先が並んでいる。特に薬学部は、県立病院や大学病院への就職実績があり、薬剤師資格を活かした進路が確保されている。
公務員・自衛隊への就職実績が目立つのも特徴だ。青森県内では公務員志向が強く、地元の行政機関や自衛隊へのパイプがある。IT系ではテクノプロやシステナなど全国展開の企業にも就職者がいる。偏差値の数字だけでは見えない、地域密着型の就職力がここにある。
同偏差値帯の大学と比べると?
青森大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ青森県内・同偏差値帯の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 青森大学 | BF〜35.0 | 95.9% | 約478万円 |
| 八戸工業大学 | BF | 約97% | 約540万円 |
| 青森中央学院大学 | BF | 約94% | 約410万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ / マナビジョン(2024〜2025年度実績)
偏差値帯は3校ともBF近辺で横並び。就職率は八戸工業大学が約97%でトップだが、これは工学部メインの単科大学で就職先が明確な分、数字が出やすい面もある。青森大学の95.9%も十分に健闘している水準だ。
学費を見ると、青森大学の総合経営学部は4年間で約478万円。八戸工業大学の工学部は設備費が高い分、約540万円とやや高め。青森中央学院大学は約410万円と3校の中では最も安い。ただし、青森大学には薬学部という選択肢がある。薬剤師資格が取れる薬学部は6年制で学費も高額だが、国家資格を手に入れられる点は他2校にない強みだ。
「青森大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。青森大学も、総合経営学部やソフトウェア情報学部のBFという表記が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、青森県という立地も影響している。首都圏や関西圏と比べて大学の選択肢が少ない地方では、知名度の低さがそのまま「やばい」というイメージに直結しやすい。弘前大学のような国立大学と比較されることで、私大である青森大学はどうしてもネガティブな文脈で語られやすくなる。
ただし、データを見ればわかる通り、青森大学の実態はその検索イメージとは異なる部分も多い。就職率95.9%、県庁や日本製鉄への就職実績——これは「やばい」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率95.9%。県庁・自衛隊・日本製鉄・弘前大学医学部付属病院——青森大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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