つくば国際大学は恥ずかしい?Fラン?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:BF〜37.5(Tier A)

就職率:99.1%(就職希望者ベース・2024年3月卒)

藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」

更新日:2026年4月 | 出典:つくば国際大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「つくば国際大学 恥ずかしい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。

でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、つくば国際大学の現実をデータで確認していこう。

つくば国際大学はFラン?偏差値と入試データで検証

まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。つくば国際大学は医療保健学部のみの単科大学で、河合塾の偏差値帯はBF〜37.5。学科によって差がある。

学部別偏差値

学科 偏差値(河合塾)
診療放射線学科 37.5
理学療法学科 35.0
看護学科 35.0
臨床検査学科 BF
医療技術学科 BF
保健栄養学科 BF

出典:スタディサプリ進路(河合塾提供・2026年度入試予想)

診療放射線学科が37.5で最も高く、理学療法・看護が35.0。臨床検査・医療技術・保健栄養はBF(ボーダーフリー)。数字だけ見れば「Fランでは?」と思う人もいるだろう。ただ、つくば国際大学は医療系国家資格の取得を前提とした大学だ。偏差値は入口の指標に過ぎない。国家試験の合格率や就職先を見なければ、この大学の実力は測れない。

入試の実態もデータで確認しておこう。

倍率(2025年度入試)

入試区分 募集人員 志願者数 合格者数 倍率
一般選抜 186 273 220 1.2倍
学校推薦型選抜 144 111 111 1.0倍
総合型選抜 70 104 97 1.1倍
共テ利用 42 110 80 1.4倍
全体 400 488 428 1.1倍

出典:パスナビ(2025年度入試結果)※2024年度全体倍率は1.7倍

2025年度の全体倍率は1.1倍。推薦型は1.0倍と、ほぼ全員合格の状況だ。2024年度は1.7倍あったので、年度によって変動はある。倍率だけ見ると「誰でも入れる」と思われるかもしれない。でも、倍率が低い=価値がないではない。この大学の真価は、入口の競争率ではなく出口——国家試験合格率と就職実績にある。

つくば国際大学の就職実績

偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは卒業後にどうなれるかだ。つくば国際大学は医療系国家資格の取得を前提とした大学であり、就職先は病院・医療機関が中心。就職データを見てみよう。

就職率

年度 卒業者数 就職希望者数 就職者数 就職率
2023年度卒(2024年3月) 321 318 99.1%
2024年度卒(2025年3月) 326 302 295 97.7%

出典:つくば国際大学公式 / パスナビ

2023年度卒の就職率は99.1%。就職希望者321名中318名が就職を決めている。2024年度卒も97.7%と高水準を維持。全国の大学平均(約97%前後)を上回っており、「Fラン」と検索される大学の実態としては、かなり優秀な数字だ。

医療系の国家試験合格率も確認しておこう。令和6年度の実績では、理学療法士97.2%、看護師96.0%、診療放射線技師94.3%、臨床検査技師は100%。いずれも全国平均を上回っている。国家資格に直結する教育が、この就職率の土台にある。

主要就職先

分野 主な就職先
大学病院 筑波大学附属病院 / 東北大学病院 / 千葉大学医学部附属病院 / 山梨大学医学部附属病院
国立・公立病院 国立がん研究センター中央病院 / 国立病院機構水戸医療センター / 茨城県立こども病院
総合病院 総合病院土浦協同病院 / 筑波メディカルセンター病院 / つくばセントラル病院 / 筑波記念病院
地域医療 横浜市立大学附属市民総合医療センター / 国立精神・神経医療研究センター

出典:つくば国際大学公式 就職実績ページ

筑波大学附属病院、国立がん研究センター中央病院、東北大学病院——名前を見て驚く人もいると思う。大学病院・国立病院への就職実績がしっかりある。もちろん全員がこういった施設に入れるわけじゃない。でも「恥ずかしい」と検索されるような大学で、国立がん研究センターや大学附属病院への就職実績が出てくるのは事実だ。

つくば国際大学は茨城県土浦市に位置し、地域医療を支える人材を多く輩出している。看護師、理学療法士、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、管理栄養士——6つの医療職を養成する体制が整っており、この専門性の高さが就職実績に直結している。

同偏差値帯の大学と比べると?

つくば国際大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の関東圏の医療系私大と比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
つくば国際大学 BF〜37.5 99.1% 約650万円
日本医療科学大学 35.0〜40.0 100%(国家資格取得者) 約683万円
東都大学 BF〜40.0 100%(看護学科) 約630万円

出典:各大学公式 / スタディサプリ進路(2024年度実績)

偏差値帯はほぼ同水準。3校とも医療系に特化しており、就職率はいずれも97%以上と高い。学費は4年間で約630万〜683万円と医療系私大としては標準的な範囲だ。つくば国際大学の約650万円は3校の中で中間に位置する。

「高い学費を払ってFランに行く意味があるのか」と思う人もいるかもしれない。でも医療系大学の場合、国家資格を取れば就職先はほぼ確保される。就職率99.1%と大学病院への就職実績を見れば、投資に対するリターンは決して悪くないことがわかる。

「つくば国際大学 恥ずかしい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。

BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。つくば国際大学も、BFの学科がある時点で偏差値の数字が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。

さらに、茨城県には筑波大学という圧倒的な存在がある。「つくば」と名がつく大学を検索すると、どうしても筑波大学と比較されやすい。名前の響きが似ている分、偏差値の差が目立ってしまう。その中で「恥ずかしい」と検索されてしまう心理は、俺にも痛いほどわかる。

でも、データを見ればわかる通り、実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。就職率99.1%、国立がん研究センターや大学附属病院への就職実績——これは「恥ずかしい」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。

でも、全然どん底なんかじゃない。就職率99.1%。筑波大学附属病院・国立がん研究センター——つくば国際大学からでも、国家資格を取れば医療の現場で確実に必要とされる。

俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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