偏差値帯:47.5〜55.0(Tier C)
就職率:99.2%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「東京電機大学 恥ずかしい」——微妙なラインだよな。上を見ればMARCHや国公立がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
東京電機大学はFラン?誰でも入れる?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。東京電機大学は1907年創立の理工系私大で、「四工大」(芝浦工業大学・東京都市大学・工学院大学・東京電機大学)の一角を担う。河合塾の偏差値は47.5〜55.0(昼間部)。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| システムデザイン工学部 | 52.5〜55.0 |
| 未来科学部 | 47.5〜55.0 |
| 工学部 | 47.5〜52.5 |
| 理工学部 | 47.5〜52.5 |
| 工学部第二部(夜間) | 37.5〜40.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
システムデザイン工学部の上限は55.0。未来科学部も学科によっては55.0に達する。これは日東駒専の上位〜MARCHの下位と同水準の入試難易度だ。工学部第二部(夜間)は37.5と低いが、これは夜間課程であり昼間部とは別枠で考える必要がある。
昼間部に限れば最低でも47.5。「Fラン」とは程遠い水準にある。偏差値37の大学に通ってた俺からすると、Fランと呼ぶのは完全に的外れだと断言できる。
「誰でも入れる」という声についても、倍率で確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(一般選抜・全体) |
|---|---|
| 2026年度 | 6.4倍 |
| 2025年度 | 5.3倍 |
| 2024年度 | 4.0〜5.0倍 |
出典:Kei-Net / パスナビ
一般選抜の倍率は5〜6倍台。2026年度は6.4倍まで上昇しており、年々人気が上がっている。6人に1人しか受からない入試を「誰でも入れる」とは言えない。共通テスト得点率も52%〜76%が必要で、特にシステムデザイン工学部は7割以上の得点率が求められる。
理工系に特化した大学だけあって、数学・理科の基礎力がないと太刀打ちできない入試だ。「誰でも入れる」は完全に誤ったイメージと言っていい。
東京電機大学に入ったら人生終わり?就職実績を確認
偏差値は中堅帯。でも「人生終わり」かどうかは、卒業後にどうなれるかで決まる。就職データを見てみよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職決定率 |
|---|---|---|---|---|
| 工学部 | 635 | 400 | 398 | 99.5% |
| システムデザイン工学部 | 267 | 215 | 211 | 98.1% |
| 未来科学部 | 357 | 204 | 200 | 98.0% |
| 理工学部 | 633 | 405 | 396 | 97.8% |
| 全体(大学院含む) | — | 1,594 | 1,581 | 99.2% |
出典:パスナビ / 東京電機大学公式(2025年3月卒業生実績)
全体の就職内定率99.2%。工学部は99.5%とほぼ全員が就職を決めている。卒業生の約28%が大学院に進学しており、理系大学としての研究志向も高い。就職希望者に対してはほぼ全員が内定を獲得している計算だ。
さらに注目すべきは、学生一人あたりの求人社数が約10.5社(全国平均1.8社)という数字。企業側から「東京電機大学の学生が欲しい」と声がかかっている状態だ。「人生終わり」どころか、理工系人材としての需要は非常に高い。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先(人数) |
|---|---|
| 電機・精密 | 三菱電機18名 / NEC15名 / 東芝11名 / 沖電気工業16名 / 富士電機 / キーエンス / ニコン |
| 自動車・輸送 | 本田技研工業11名 / SUBARU13名 / スズキ9名 |
| 建設 | 大成建設13名 / 大林組 / 大和ハウス工業 / 鹿島建設 |
| 情報・印刷 | TOPPAN13名 / 富士通 / SCSK / アクセンチュア |
| 運輸・インフラ | JR東日本17名 / 東京メトロ / 東京電力 |
出典:東京電機大学公式(2025年3月卒業生・修了生実績)
三菱電機18名、JR東日本17名、NEC15名——日本を代表するメーカー・インフラ企業がずらりと並ぶ。本田技研工業、SUBARU、東芝、大成建設と、理工系の強みを活かした就職先が揃っている。
就職先の業種は製造業が約34%、情報通信業が約28%、建設業が約12%。理系人材が求められる業界にピンポイントで強い大学だ。卒業生アンケートでは第1志望への内定が66.4%、第3志望までの内定が94.9%と、希望通りの企業に入れている学生が多い。
同偏差値帯の大学と比べると?
東京電機大学だけ見ても相対的な位置がわからない。同じ「四工大」の仲間である工学院大学・東京都市大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 東京電機大学 | 47.5〜55.0 | 99.2% | 約600万円 |
| 工学院大学 | 50.0〜57.5 | 97.2% | 約620万円 |
| 東京都市大学 | 45.0〜55.0 | 約98% | 約685万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。工学院大学がやや上に位置するが、就職率では東京電機大学の99.2%が四工大の中でもトップクラスの数字だ。学費は4年間で約600万円と、四工大の中では最もコストパフォーマンスが高い。
東京電機大学は北千住に東京千住キャンパスを持ち、都心からのアクセスも良い。理工学部は埼玉鳩山キャンパスだが、メインの3学部は北千住という立地も強みの一つだ。同じ理工系私大の中で、就職率・学費・立地のバランスが取れている大学と言える。
「東京電機大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人も多いはず。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
中位以上の偏差値にもかかわらず検索されるのは、上位校との比較構造が原因だ。理工系志望者にとって、上にはMARCHの理工学部や芝浦工業大学がいる。「もう少し頑張れば芝浦に行けたのに」「MARCHの理工に落ちた」という意識が、東京電機大学への不満につながりやすい。
さらに、四工大の中での序列意識も影響している。偏差値だけで見ると芝浦工業大学が頭一つ抜けており、東京電機大学は「四工大の中で下の方」と見られがちだ。ただし、就職率99.2%や三菱電機・JR東日本・NECへの実績を見れば、その序列イメージが実態と乖離していることは明らかだ。
「電機大学」という名称が古めかしく感じられるという声もある。しかしこの名前は1907年の創立以来の伝統であり、電機・電子・情報系の企業からの信頼と知名度は極めて高い。名前のイメージと、企業からの評価は別物だ。
データを見ればわかる通り、東京電機大学の実態は「恥ずかしい」という検索イメージとは大きく異なる。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、東京電機大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。
就職率99.2%。三菱電機18名、JR東日本17名、NEC15名——全然どん底なんかじゃない。俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
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