偏差値帯:35.0〜45.0(Tier B)
就職率:98.8%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
更新日:2026年4月 | 出典:大阪電気通信大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net
「大阪電気通信大学 恥ずかしい」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは大阪電気通信大学の現実をデータで確認していこう。
大阪電気通信大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。大阪電気通信大学の偏差値帯は河合塾の数値で35.0〜45.0。学部によってかなり幅がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 総合情報学部 | 42.5〜45.0 |
| 建築・デザイン学部 | 40.0〜42.5 |
| 情報通信工学部 | 40.0 |
| 工学部 | 37.5〜40.0 |
| 健康情報学部 | 35.0〜37.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
総合情報学部の上限は45.0に達している。一方で健康情報学部の下限は35.0。学部によって偏差値の幅が10ポイントあるのがこの大学の特徴だ。「Fランか?」と聞かれても、学部によるとしか言えない。一括りにはできない大学だ。
共通テスト得点率も54%〜73%と幅広い。上位学科では7割超の得点率が求められる。偏差値の下限だけを見て「Fラン」と決めつけるのは、この大学の実態を見誤ることになる。
次に、入試の競争状況も見ておこう。
倍率(2025年度・一般選抜)
| 学部 | 倍率(2025年度) | 倍率(2024年度) |
|---|---|---|
| 総合情報学部 | 3.9倍 | 4.7倍 |
| 建築・デザイン学部 | 3.2倍 | 3.0倍 |
| 情報通信工学部 | 3.1倍 | 4.2倍 |
| 工学部 | 2.4倍 | 1.8倍 |
| 健康情報学部 | 1.8倍 | — |
出典:パスナビ(一般選抜合計・2025/2024年度入試結果)
総合情報学部は3.9倍、情報通信工学部は3.1倍。情報系の学部を中心に3倍以上の倍率がある。「誰でも受かる」とは到底言えない水準だ。特に総合情報学部は共テ利用で7.7倍に達しており、近年の情報系人気を反映して志願者が集まっている。
工学部や健康情報学部は倍率が低めだが、これは全国的な理工系・医療系学部の傾向と同じ。倍率が低い=価値がないではない。就職後のデータを見れば、その判断が早計だとわかる。
大阪電気通信大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるかもしれない。でも大事なのは、卒業後にどうなれるか。大阪電気通信大学の就職データを確認しよう。
学部別就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|
| 工学部 | 435 | 385 | 97.4% |
| 情報通信工学部 | 210 | 187 | 96.3% |
| 医療健康科学部 | 170 | 148 | 97.3% |
| 総合情報学部 | 334 | 302 | 94.0% |
| 全体 | 1,149 | 1,022 | 96.2% |
出典:大阪電気通信大学公式 2023年度進学・就職者数(2024年5月1日現在)
上の表は進学者を除いた就職率だが、就職希望者ベースでは98.8%(2025年3月卒・大学公式)。さらに、資本金1億円以上の大企業への内定率は54.1%。卒業生の半数以上が大企業に就職している。近畿圏の大学の実就職率ランキングでは第3位、全国でも第16位(大学通信調べ)という実績がある。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 製造 | 三菱電機 / ダイキン工業 / SUBARU / 日産自動車 / ダイハツ工業 / IHI / 小松製作所 |
| IT・ゲーム | カプコン / チームラボ / AWS / NTTドコモ / ソフトバンク / LINEヤフー / 富士通 |
| 建設・住宅 | 大林組 / 竹中工務店 / 清水建設 / 積水ハウス / 大和ハウス工業 |
| インフラ | 関西電力 / JR西日本 / 近畿日本鉄道 / きんでん |
| 医療 | 国立循環器病研究センター / 関西医科大学附属病院 |
出典:大阪電気通信大学公式 就職実績(2023〜2025年3月卒業者実績)
三菱電機、ダイキン工業、竹中工務店、関西電力——日本を代表する企業がずらりと並ぶ。IT系ではカプコンやチームラボ、AWSといった先端企業への就職実績もある。理工系大学としての専門教育が、就職先の質に直結しているのがわかる。
特に注目すべきは、スーパーゼネコン3社(大林組・竹中工務店・清水建設)への就職実績。建築学科を擁する工学部の強みがここに表れている。また、医療系学部からは国立循環器病研究センターなど専門性の高い就職先が並ぶ。学部ごとに出口が明確に分かれているのが、この大学の特徴だ。
同偏差値帯の大学と比べると?
大阪電気通信大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ大阪の理工系私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 大阪電気通信大学 | 35.0〜45.0 | 98.8% | 約554万円 |
| 大阪工業大学 | 42.5〜47.5 | 98.1% | 約581万円 |
| 大阪産業大学 | 37.5〜42.5 | 98.2% | 約560万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値では大阪工業大学がやや上、大阪産業大学がほぼ同水準。だが就職率を見ると、大阪電気通信大学の98.8%が3校の中でトップ。偏差値が上の大阪工業大学(98.1%)を上回っている。
学費は4年間で約554万円。大阪工業大学より約27万円安く、大阪産業大学とほぼ同水準。就職率の高さと学費を合わせて考えると、コストパフォーマンスはかなり高い部類だ。大企業内定率54.1%という数字も考慮すれば、「入口の偏差値」と「出口の就職実績」のギャップが大きい大学と言える。
「大阪電気通信大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人も多いんじゃないかと思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
中堅帯に位置する大学は、上を見ればMARCHや関関同立があり、下を見ればFランと呼ばれる帯がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造がある。大阪電気通信大学も、健康情報学部の偏差値35.0という数字だけが一人歩きして、「Fラン」のレッテルを貼られがちだ。
さらに、大阪には近畿大学や関西大学、大阪工業大学など知名度の高い理工系の選択肢が多い。「大阪の理系大学」と聞いたときに真っ先に名前が挙がるのはそちら側で、大阪電気通信大学はどうしても比較対象にされやすい。
ただ、データを見ればわかる通り、就職率98.8%、大企業内定率54.1%という実績は「恥ずかしい」という検索イメージとは大きく異なる。三菱電機やダイキン工業、スーパーゼネコンへの就職実績は、偏差値の数字だけでは測れない教育力の証拠だ。理工系に特化した実践的なカリキュラムと、寝屋川・四條畷の2キャンパスに充実した実験設備を持つ環境が、この就職実績を支えている。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率98.8%、大企業内定率54.1%を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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