偏差値帯:BF〜45.0(Tier A)
就職率:96.5%%〜99.0%%(卒業者ベース・大学公式PDF)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「人間環境大学 Fラン」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、人間環境大学の現実をデータで確認していこう。
人間環境大学はFラン?誰でも入れる?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。人間環境大学は愛知県岡崎市に本部を置き、愛媛県松山市にもキャンパスを持つ私立大学。6学部10学科を擁し、河合塾の偏差値はBF〜45.0と学部によってかなりの幅がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 環境科学部 | 40.0〜45.0 |
| 心理学部 | 40.0〜42.5 |
| 看護学部 | 35.0 |
| 総合心理学部(松山) | BF〜37.5 |
| 総合環境学部(松山) | BF〜37.5 |
| 松山看護学部 | BF |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
岡崎キャンパスの環境科学部は上限45.0、心理学部は42.5と、中堅私大と同水準の偏差値がある。一方、松山キャンパスの学部はBF〜37.5。同じ大学内でこれだけ差がある。「Fランか?」と聞かれたら、学部とキャンパスによるとしか言えない。一括りにはできない大学だ。
偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。犯罪心理学やフィールド生態学といった独自の学問領域を持つこの大学を、偏差値の数字だけで語るのはフェアじゃない。
「誰でも入れる」という声についても、入試データで確認しておこう。
倍率(2025年度・全選抜合計)
| 学部 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 環境科学部 | 1,293 | 364 | 3.3倍 |
| 心理学部 | 1,268 | 418 | 2.8倍 |
| 看護学部 | 704 | 293 | 2.1倍 |
| 総合心理学部 | 703 | 607 | 1.1倍 |
| 総合環境学部 | 718 | 582 | 1.1倍 |
| 松山看護学部 | 329 | 277 | 1.1倍 |
出典:パスナビ(2025年度入試結果)
ここでも岡崎と松山の差がはっきり出ている。環境科学部3.3倍、心理学部2.8倍——「誰でも入れる」とは言えない倍率だ。志願者数も1,200名を超えており、人気は決して低くない。一方、松山キャンパスの学部は1.1倍で、受験すればほぼ合格できる水準にあるのは事実。
ただ、倍率が低い=価値がないではない。定員割れの大学は全国に多くあるが、その中で就職支援の質や卒業後の進路に差が出る。人間環境大学がどちら側にいるかは、この先の就職データを見れば一目瞭然だ。
人間環境大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは、卒業後にどうなれるかだ。就職データを確認しよう。
就職率(令和6年度)
| 学部 | 卒業者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|
| 人間環境学部(心理・環境系) | 184 | 164 | 96.5%% |
| 看護学部 | 104 | 96 | 99.0%% |
| 松山看護学部 | 79 | 71 | 93.4%% |
出典:人間環境大学公式PDF(令和6年度卒業者データ)※就職率は卒業者から大学院進学者・留学者を除いた数で算出
看護学部の就職率は99.0%%とほぼ全員が就職。人間環境学部(心理・環境系)も96.5%%と高水準だ。大学公式サイトでは就職希望者ベースで100%%(令和6年度)とも発表されている。看護学部の看護師国家試験合格率も99.0%%で、資格を武器に確実に就職できる体制が整っている。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 医療 | 刈谷豊田総合病院 / 豊田厚生病院 / 名古屋大学医学部附属病院 / 藤田医科大学病院 / 愛媛大学医学部附属病院 |
| メーカー・商社 | トヨタ自動車 / デンソー / トヨタネ |
| 小売・流通 | ゲンキー / クスリのアオキ / イオンリテール |
| 金融 | 大垣共立銀行 |
| 公務員・公的機関 | 国土交通省中部地方整備局 / 中部国際空港旅客サービス |
| 建設・不動産 | 積水ハウス / 共同エンジニアリング |
出典:人間環境大学公式 / パスナビ(2024年度卒業者実績)
トヨタ自動車、デンソー、名古屋大学医学部附属病院、国土交通省——名前を見て驚く人もいると思う。大手メーカーや国立大学病院への就職実績がしっかりある。特に看護学部は愛知県内の主要病院にまんべんなく卒業生を送り込んでおり、医療分野での信頼は厚い。
心理・環境系の学部からは、環境関連企業や小売・流通業を中心に幅広い業界へ就職している。犯罪心理学やフィールド生態学といった独自の専門性を活かした進路もある。全員が大手に入れるわけじゃない。でも「Fランだから就職できない」という検索イメージとは、実態がかなり違う。
同偏差値帯の大学と比べると?
人間環境大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ愛知県内で同偏差値帯の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 人間環境大学 | BF〜45.0 | 96.5%%〜99.0%% | 約490万円 |
| 東海学園大学 | 35.0〜37.5 | 99.8%% | 約480万円 |
| 愛知学泉大学 | BF〜37.5 | 100%% | 約500万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)※人間環境大学は卒業者ベース、東海学園・愛知学泉は就職希望者ベース
偏差値帯はほぼ同水準。学費も横並び。就職率は3校とも高水準で、この偏差値帯でも「就職できない」ということはまずない。
人間環境大学の特徴は、偏差値の幅の広さだ。環境科学部の上限45.0は、東海学園大学や愛知学泉大学より一段高い。心理学部の犯罪心理学科や環境科学部のフィールド生態学科など、他大学にはないユニークな学科を持っているのも強みだ。学費は心理学部で4年間約490万円。私大としては平均的な水準で、投資対効果は決して悪くない。
「人間環境大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。人間環境大学の場合、松山キャンパスのBF学部が大学全体の印象を引き下げている構造がある。岡崎キャンパスの心理学部や環境科学部は偏差値40〜45あるのに、松山キャンパスのBFという数字だけが一人歩きしやすい。
さらに、「人間環境大学」という大学名の知名度が高くないことも一因だ。愛知県には名古屋大学や南山大学、中京大学など知名度の高い大学が多い。名前を聞いたことがない大学=「Fランだろう」という短絡的な判断が生まれやすい環境がある。
ただし、データを見ればわかる通り、人間環境大学の実態は「Fラン」の検索イメージとは異なる部分が多い。岡崎キャンパスの学部は倍率2〜3倍台。就職率も96%%〜99%%。犯罪心理学やフィールド生態学といった独自の学問領域は、他の大学では学べない強みだ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率96.5%%〜99.0%%。トヨタ自動車・名大病院・国土交通省——人間環境大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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