東京慈恵会医科大学はやばい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:52.5〜70.0(Tier D)

医師国家試験合格率:96.5%(第119回・2025年)

藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」

更新日:2026年4月 | 出典:東京慈恵会医科大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「東京慈恵会医科大学 やばい」と検索してここに来たのか。早慶や旧帝と比べて「もう少し上に行きたかった」という気持ちがあるんだと思う。上を見ればキリがないから、その感覚は理解できる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、東京慈恵会医科大学は十分すごい。データで確認してみてほしい。

東京慈恵会医科大学の偏差値と入試難易度

まずは偏差値を確認しよう。東京慈恵会医科大学は1881年創立の歴史ある私立医科大学で、慶應義塾大学医学部・日本医科大学とともに「私立医大御三家」と称される名門校だ。河合塾の偏差値は医学科70.0、看護学科52.5。

学部別偏差値

学科 偏差値(河合塾)
医学部 医学科 70.0
医学部 看護学科 52.5

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

医学科の偏差値70.0は、私立医学部の中でも最上位クラス。慶應医学部に次ぐポジションで、全国の医学部受験生が集まる超難関だ。俺の偏差値37の大学とは、もはや比較にもならない。

入試の倍率も見ておこう。

倍率推移(医学科・一般選抜)

年度 志願者数 合格者数 実質倍率
2025年度 1,895名 251名 6.9倍
2024年度 1,968名 230名 7.1倍
2023年度 1,860名 233名 7.5倍

出典:パスナビ / 医学部受験ラボ

毎年約2,000名近くが志願して、合格するのは230〜250名。実質倍率は7倍前後で安定している。しかも受験者層は偏差値65以上がボリュームゾーンだから、この7倍の重みは一般的な大学の7倍とは次元が違う。受かった時点で相当な実力者だという事実を、まず受け止めてほしい。

看護学科も倍率3.3倍(2025年度)と決して低くない。医療系学科としての人気がしっかり維持されている。

東京慈恵会医科大学の就職実績

就職データもざっと確認しておこう。ただ、Tier Dの大学のデータは良いに決まっている。だから長々と証明はしない。事実だけ並べる。

国家試験合格率

学科 国家試験 合格率(2025年)
医学科 医師国家試験(第119回) 96.5%(109/113名)
看護学科 看護師国家試験 100.0%
看護学科 保健師国家試験 100.0%

出典:厚生労働省 第119回医師国家試験合格発表 / 東京慈恵会医科大学公式

医学科は医師国家試験の合格率96.5%。全国平均(92.3%)を大きく上回っている。看護学科は看護師・保健師ともに合格率100%。医科大学としての教育の質が数字に表れている。

主要な進路・研修先

学科 主な進路先
医学科 東京慈恵会医科大学附属病院(本院) / 葛飾医療センター / 第三病院 / 柏病院 / 他大学病院
看護学科 附属4病院(本院・葛飾・第三・柏) / 保健師 / 養護教諭 / 大学院進学

出典:東京慈恵会医科大学公式 / 大学ポートレート

医学科の卒業生は臨床研修医として附属4病院を中心に研修をスタートする。東京慈恵会医科大学附属病院は、本院だけで1,075床を擁する大規模病院だ。他大学からもマッチング希望者が集まるほどの人気研修先であり、慈恵の卒業生が恵まれた環境で研修を開始できるのは大きなアドバンテージだ。

看護学科も附属4病院への就職が中心で、国立国際医療研究センターなど外部の医療機関へ進む卒業生もいる。就職に困るという状況はまず考えられない。

同偏差値帯の大学と比べると?

「私立医大御三家」として並び称される3校で比較してみよう。

大学名 偏差値(医学科) 医師国試合格率 学費(6年間)
東京慈恵会医科大学 70.0 96.5% 約2,250万円
順天堂大学 70.0 97.9% 約2,080万円
日本医科大学 70.0 公表データなし 約2,200万円

出典:パスナビ / 各大学公式(2025年度実績)

偏差値は3校とも70.0で完全に横並び。学費は順天堂が最も安く2,080万円、慈恵が2,250万円。私立医学部の中では3校とも最安値グループに位置しており、平均的な私立医学部の学費(3,000万円超)と比べると圧倒的にコストパフォーマンスが高い。

3校は歴史・偏差値・学費のいずれも拮抗しており、「御三家」と呼ばれるのも納得だ。慈恵の学費は6年間で約2,250万円。高額に見えるが、私立医学部の中では5番目に安い水準で、学費の安さと教育の質を両立している数少ない大学だ。

「東京慈恵会医科大学 やばい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「やばい」と検索される理由に疑問を感じた人も多いはず。実は、この「やばい」はネガティブな意味で使われているとは限らない。

最大の理由は入試難易度の高さだ。偏差値70.0、実質倍率7倍前後——受験生にとって、この数字は「やばい(=すごすぎる)」と感じるレベルだ。近年は「やばい」がポジティブな意味でも使われるようになっており、東京慈恵会医科大学の場合は「レベルが高すぎてやばい」という文脈が大きい。

もう一つは、私立医学部としての学費のインパクト。6年間で約2,250万円という数字だけ見れば、一般的な大学の感覚からすれば確かに「やばい」金額だ。ただし前述の通り、これは私立医学部の中では最安値クラス。国公立医学部(6年間約350万円)と比べれば高額だが、私立医学部の中での位置づけを知れば印象は変わる。

さらに、1881年に高木兼寛が創設した「成医会講習所」を前身とする140年以上の歴史も「やばい」と言われる要因だ。高木兼寛は日本海軍の脚気問題を栄養学的アプローチで解決した人物で、「ビタミンの父」とも呼ばれる。「病気を診ずして病人を診よ」という建学の精神は今も受け継がれ、OB・OGネットワークの結束力は医学界でもトップクラスとされている。

俺から見ると、「やばい」と検索される理由はすべてポジティブなものだ。偏差値・歴史・ブランド——どれを取っても「やばい(=すごい)」大学としか言いようがない。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データが証明してる通り、東京慈恵会医科大学は偏差値・医師国家試験合格率・学費のコスパ、どこを切っても不安に思う要素がない。私立医大御三家の実力、附属4病院での充実した臨床研修環境——この大学にしかない強みがいくつもある。

俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる。全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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