東京医科歯科大学はやばい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:52.0〜70.0(Tier D)

就職率:医学科96.0%が臨床研修医/歯学科100.0%が臨床研修医

藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」

「東京医科歯科大学 やばい」と検索してここに来たのか。早慶や旧帝と比べて「もう少し上に行きたかった」という気持ちがあるんだと思う。上を見ればキリがないから、その感覚は理解できる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、東京医科歯科大学は十分すごい。データで確認してみてほしい。

東京医科歯科大学の偏差値と入試難易度

まずは偏差値を確認しよう。東京医科歯科大学は日本で唯一の医療系総合国立大学として長い歴史を持ち、2024年10月に東京工業大学と統合して東京科学大学(Science Tokyo)となった。河合塾の偏差値は52.0〜70.0

学部・学科 偏差値(河合塾)
医学部 医学科 70.0
歯学部 歯学科 62.0
医学部 保健衛生学科(看護学専攻) 57.5
医学部 保健衛生学科(検査技術学専攻) 55.0
歯学部 口腔保健学科 52.0

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

医学科の偏差値70.0は国公立医学部の中でもトップクラス。東大理三・京大医学部に次ぐ難易度と言われている。歯学科の62.0も、歯学部としては国内最難関だ。俺の偏差値37の大学と比べたら、もう完全に別次元。

年度 倍率(一般選抜前期・全体)
2025年度 3.5〜5.0倍
2024年度 3.0〜4.5倍
2023年度 3.0〜4.5倍

出典:パスナビ / Kei-Net

国公立だから受験機会は基本1回。その中で倍率3〜5倍。さらに共通テスト得点率は医学科で90%前後が求められる。受かった時点で、全国の受験生の中でもかなり上位にいるという事実を受け止めてほしい。

東京医科歯科大学の就職実績

就職データも確認しておこう。ただ、医療系大学の場合は「就職」というより「進路」と言ったほうが正確だ。データは良いに決まっている。事実だけ並べる。

卒業後の進路

学部・学科 主な進路 進路決定率
医学部 医学科 臨床研修医 96.0%
歯学部 歯学科 臨床研修医 100.0%
医学部 保健衛生学科(看護学) 看護師・保健師 90.0%
医学部 保健衛生学科(検査技術学) 臨床検査技師・大学院進学 約95%
歯学部 口腔保健学科 歯科衛生士・歯科技工士・大学院進学 約92%

出典:東京医科歯科大学公式 進路データ(2024年度卒業生実績)

医学科は96.0%が臨床研修医として医療現場へ。歯学科に至っては100.0%が臨床研修医に進んでいる。残りの数%は大学院進学や研究職だ。「就職できない」という不安とは無縁の世界。

主要な進路先

学部・学科 主な進路先
医学部 医学科 東京医科歯科大学附属病院(33.5%) / 東京大学医学部附属病院 / 慶應義塾大学病院 / 虎の門病院
歯学部 歯学科 東京医科歯科大学歯学部附属病院(75.0%) / 他大学附属病院
医学部 保健衛生学科 東京医科歯科大学附属病院 / 東京大学医学部附属病院 / 国立国際医療研究センター
歯学部 口腔保健学科 大学病院・総合病院(61.0%) / 一般企業・公務(30.4%) / 大学院進学(8.6%)

出典:東京医科歯科大学公式 進路データ

自校の附属病院への就職率が極めて高いのが最大の特徴だ。医学科の約3割、歯学科に至っては約75%が自校の附属病院で研修を受けている。東京医科歯科大学附属病院は、御茶ノ水にある日本有数の大学病院。ここで研修を受けられること自体が、大きなアドバンテージだ。

医学科卒業生は東大病院や慶應病院など、他の一流大学病院にも進んでいる。歯学分野ではQS世界大学ランキングで世界4位にランクインしていた実績があり、日本の歯学教育の頂点と言っていい。

同偏差値帯の大学と比べると?

同じ国公立の医学系大学と並べてみる。

大学名 偏差値帯(医学科) 進路決定率 学費(6年概算)
東京医科歯科大学 70.0 96.0% 約414万円
千葉大学 医学部 67.5 約97% 約414万円
筑波大学 医学群 67.5 約96% 約350万円

出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)

東京医科歯科大学の医学科偏差値70.0は、千葉大・筑波大よりさらにワンランク上。進路決定率はいずれも96%前後で横並びだが、これは国公立医学部ならほぼ全員が研修医になれるという構造上の話だ。

学費は6年間で約414万円。東京科学大学として授業料が年間64万2,960円に引き上げられたが、それでも私立医学部の10分の1以下。私立医大の学費は6年間で2,000万〜4,000万円かかることを考えると、コスパは圧倒的に良い。筑波大は従来の授業料(年間53万5,800円)を維持しているため約350万円とやや安いが、偏差値の差を考えれば東京医科歯科大学の投資対効果は非常に高い。

「東京医科歯科大学 やばい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「やばい」と検索される理由がわからないと感じた人も多いはず。実は、この「やばい」には複数の文脈がある。

最大の要因は、2024年10月の東京工業大学との統合だ。「東京医科歯科大学」という名前が消え、「東京科学大学(Science Tokyo)」に変わった。歯学で世界4位、医学でも国内トップクラスの実績を持つ大学の名前がなくなることに対して、「やばい」「もったいない」という反応が広がった。在学生やOB・OGの中には、「医科歯科」のブランドに誇りを持っていた人も多く、統合後の名称に戸惑いを感じるケースもある。

もう一つは、入試難易度の文脈での「やばい」だ。医学科の偏差値70.0、共通テスト得点率90%前後という数字は、受験生にとって「やばいほど難しい」というニュアンスで語られることが多い。東大理三・京大医に次ぐレベルとされるこの難易度は、まさに「やばい」としか言いようがない。

さらに、医療系単科大学としての特殊性もある。御茶ノ水のキャンパスは決して広くなく、総合大学のような華やかなキャンパスライフのイメージとは異なる。学生数も約3,000人と少数精鋭。「大学生活が地味で”やばい”」という文脈で語られることもあるが、それは裏を返せば少人数制で教育の質が高いことの証拠でもある。

俺から見ると、「やばい」と検索される理由は大学の質の問題ではなく、統合による名称変更と、入試難易度の高さが話題になっているだけだ。中身は全く「やばく」ない——むしろやばいほどすごい大学だ。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データが証明してる通り、東京医科歯科大学は偏差値・就職率・学費のコスパ、どこを切っても不安に思う要素がない。医学科偏差値70.0、歯学科は世界4位の実績、6年間の学費は私立医大の10分の1以下——この大学にしかない強みがいくつもある。

「やばい」と検索される原因は、東京科学大学への統合による名称変更と、入試難易度の高さ。大学の質とは一切関係ない。

俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる。全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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