Fラン大学の基準:河合塾BF(ボーダーフリー)が最も厳密な定義
該当校の就職率:平均97%前後。全国平均とほぼ変わらない
藤原の一言:「俺自身がFラン出身。全然どん底なんかじゃない」
「Fラン大学」ってよく聞くけど、実際どこからがFランなのかわからない。自分の大学がFランなのか気になって検索してる人も多いと思う。
偏差値37くらいの大学に通ってた俺から言わせてもらうと、Fランかどうかより、そこからどう動くかの方がよっぽど大事。でも、まずは現実を正確に把握することが第一歩だ。この記事では、Fラン大学の定義・基準・該当校一覧・就職の実態を、データと出典付きで整理する。
Fラン大学とは?3つの定義
「Fラン」という言葉は、実は明確な基準が1つに定まっていない。使う人によって意味が違うから、まずはここを整理しよう。
定義①:河合塾の「BF(ボーダーフリー)」
最も厳密な定義がこれだ。河合塾の模試で「合格率50%となる偏差値が算出できない」大学・学部をBF(ボーダーフリー)と呼ぶ。つまり、受験者のほぼ全員が合格するため、統計的に偏差値を出す意味がないレベル。
「Fラン」の「F」は、もともとこのBFの「F」から来ている。これが本来の意味での「Fラン大学」だ。
定義②:偏差値35以下(俗称)
ネット上や受験業界では、偏差値35以下の大学をまとめて「Fラン」と呼ぶことが多い。BFに加えて、偏差値が算出されているが35前後の大学も含む、やや広い定義だ。当サイトではこの基準を採用し、偏差値37以下をTier A(Fラン帯)として分類している。
定義③:偏差値40〜50以下(ネット上の拡大解釈)
SNSや掲示板では、偏差値40以下や50以下まで「Fラン」と呼ぶ人もいる。これはもはや本来の意味とはかけ離れた使い方で、日本の大学の半数以上が「Fラン」になってしまう。この定義で語る人の意見は、あまり参考にしないほうがいい。
| 定義 | 基準 | 該当校のイメージ |
|---|---|---|
| ①河合塾BF | 偏差値算出不能 | 最も厳密。数十校程度 |
| ②偏差値35以下 | 偏差値35〜BF帯 | 受験業界の一般的な理解 |
| ③偏差値40〜50以下 | 拡大解釈 | ネットスラング。基準として不適切 |
※当サイトでは②の基準をベースに、偏差値37以下をFラン帯(Tier A)として分類
Fラン大学一覧(偏差値37以下)
当サイトでは、偏差値37以下に該当する大学を全てデータ付きで個別記事にしている。以下は代表的な大学の一部だ。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 |
|---|---|---|
| 桜美林大学 | 35.0〜42.5 | 96.8% |
| 大阪学院大学 | BF〜37.5 | 96.5% |
| 金沢工業大学 | BF〜37.5 | 99.9% |
| 国士舘大学 | BF〜42.5 | 97.0% |
| 帝京大学 | 35.0〜42.5 | 97.0% |
| 東海大学 | 35.0〜45.0 | 96.1% |
| 日本大学 | 37.5〜55.0 | 96.5% |
| 創価大学 | 37.5〜42.5 | 97.8% |
出典:各大学の個別記事に記載(パスナビ / 各大学公式)
→ 偏差値37以下の大学 全校一覧はこちら(就職率・学費データ付き)
見てわかる通り、就職率は軒並み96〜99%台だ。「Fラン=就職できない」というイメージとは、データが全く違う現実を示している。
Fラン大学の就職率は本当に低いのか?
「Fランに行ったら就職できない」——これは本当なのか。当サイトに掲載している偏差値37以下の大学の就職率データを集計すると、以下の傾向が見える。
| 偏差値帯 | 就職率の傾向 | 全国平均との差 |
|---|---|---|
| 偏差値37以下(Tier A) | 95〜100% | ほぼ差なし |
| 偏差値38〜44(Tier B) | 96〜100% | ほぼ差なし |
| 偏差値45〜54(Tier C) | 97〜100% | 平均以上 |
| 偏差値55以上(Tier D) | 97〜100% | 平均以上 |
出典:当サイト掲載データの傾向(各大学公式 / パスナビ)
意外に思うかもしれないが、偏差値帯による就職率の差はほとんどない。特に就職率100%のFラン大学は珍しくない。看護・リハビリ・教育など資格系の学部を持つ大学では、偏差値がBFでも就職率100%というケースが多数ある。
「就職率」と「就職先の質」は別の話だが、少なくとも「Fランだから就職できない」は明確にデータが否定している。
就職率が高いFラン大学の例
| 大学名 | 偏差値 | 就職率 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 金沢工業大学 | BF〜37.5 | 99.9% | 工学系。トヨタ・本田技研への就職実績 |
| 日本赤十字豊田看護大学 | 35.0 | 100% | 看護師国試合格率99.3% |
| 北陸学院大学 | BF〜35.0 | 100% | 教員採用合格率75% |
| 愛知工科大学 | BF〜35.0 | 100% | トヨタ・日産への就職実績 |
出典:各大学の個別記事に記載
偏差値BFで就職率100%。偏差値と就職率は比例しないということを、このデータが証明している。
Fラン大学に行く意味はあるのか?
ここまでデータを見て、「就職はできるとして、そもそもFランに行く意味あるの?」と思う人もいるだろう。
俺自身がFラン出身だから、この問いには正直に答えられる。
意味はある。ただし、使い方次第。
Fラン大学の最大の価値は「大卒資格」だ。日本の就活市場では、いまだに多くの企業が応募条件に「大卒以上」を設定している。Fランであっても大卒であれば、応募できる企業の数が高卒より圧倒的に多い。
もう1つは、4年間という時間だ。俺の場合、大学3年の夏に焦り始めて就活準備を始めた。周りがダラけている中で自分で動き始めたことが、結果的に内定につながった。この「自分で気づいて動く時間」がなかったら、今の俺はいない。
逆に、4年間を何もせずに過ごしたら、Fランだろうが旧帝だろうが結果は変わらない。大学名じゃなくて、そこで何をするかが全てだ。
資格系の学部は特に強い
看護・リハビリ・管理栄養士・教員免許など、国家資格に直結する学部を持つFラン大学は就職に非常に強い。偏差値がBFでも、国家試験に合格すれば就職先は確保される構造だ。
「Fランだから意味がない」のではなく、何を学びに行くかで大学の価値は決まる。
偏差値帯別の大学一覧
当サイトでは、全ての大学を偏差値帯別に分類し、個別記事で偏差値・倍率・就職率・就職先・学費の5つのデータを掲載している。
| 偏差値帯 | 一覧ページ |
|---|---|
| 偏差値37以下(Tier A・Fラン帯) | 一覧を見る |
| 偏差値38〜44(Tier B) | 一覧を見る |
| 偏差値45〜54(Tier C) | 一覧を見る |
| 偏差値55以上(Tier D) | 一覧を見る |
気になる大学があれば、一覧ページから個別記事に飛べる。全ての記事に出典を記載しているから、データの裏取りも自分でできる。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
Fラン大学の定義は3つあるが、どの基準で見ても「Fラン=人生終わり」ではないことはデータが証明している。
就職率は全国平均とほぼ変わらない。資格系学部なら100%も珍しくない。大事なのは大学名じゃなくて、そこで何をするかだ。
俺自身が偏差値37の大学から社会人になった。大学名で人生は決まらない。全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータが、このサイトにある。活かしてほしい。

