偏差値帯:40.0〜57.5(Tier C)
就職率:98.5%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「東洋大学 Fラン」——微妙なラインだよな。上を見ればMARCHや国公立がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
東洋大学はFラン?誰でも入れる?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値から確認しよう。東洋大学は14学部を擁する総合大学で、河合塾の偏差値は40.0〜57.5。学部によってかなり幅がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 文学部 | 42.5〜57.5 |
| 経営学部 | 42.5〜57.5 |
| 経済学部 | 40.0〜55.0 |
| 法学部 | 42.5〜55.0 |
| 社会学部 | 42.5〜55.0 |
| 国際学部 | 40.0〜55.0 |
| 国際観光学部 | 52.5〜55.0 |
| 情報連携学部 | 47.5〜52.5 |
| 福祉社会デザイン学部 | 45.0〜50.0 |
| 健康スポーツ科学部 | 42.5〜52.5 |
| 理工学部 | 45.0〜50.0 |
| 総合情報学部 | 45.0〜50.0 |
| 生命科学部 | 45.0〜50.0 |
| 食環境科学部 | 45.0〜50.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
経営学部・文学部の上限は57.5。国際観光学部も52.5〜55.0と高い。一方で経済学部・国際学部の下限は40.0まで下がる。この振れ幅を見て「Fランか?」と聞かれたら、全くそうではないと言い切れる。河合塾の定義でFラン(BF=ボーダーフリー)に該当する学部は一つもない。偏差値の中央値は47.5〜50.0で、日東駒専の中でもトップクラスに位置している。
次に「誰でも入れる」という声を倍率で検証しよう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(一般選抜・主要学部) |
|---|---|
| 2025年度 | 4.0〜5.3倍 |
| 2024年度 | 3.5〜4.5倍 |
| 2023年度 | 3.0〜4.5倍 |
出典:パスナビ / Kei-Net(各年度入試結果)
2025年度は経営学部が5.3倍、経済学部4.6倍、社会学部4.3倍。年々倍率が上昇しているのがはっきり見てとれる。2025年度には「基礎学力テスト型」の推薦入試に約2万人が志願するなど、受験生からの人気は明らかに高まっている。「誰でも入れる」どころか、入りたくても入れない受験生が毎年何万人も出ている大学だ。
俺の偏差値37の大学は倍率1倍台だった。それと比べたら、東洋大学は完全に別次元。Fランなんて言葉を使うこと自体がおかしい。
東洋大学に入ったら人生終わり?就職実績を確認
偏差値で不安が残っても、出口=就職で結果が出ていれば問題ない。東洋大学の就職データを確認しよう。
就職率
| 学部 | 就職率(就職希望者ベース) |
|---|---|
| 国際観光学部 | 100.0% |
| 法学部 | 99.3% |
| 理工学部 | 99.2% |
| 食環境科学部 | 98.8% |
| 文学部 | 98.6% |
| 総合情報学部 | 98.5% |
| 情報連携学部 | 98.4% |
| 経営学部 | 98.3% |
| 社会学部 | 98.2% |
| 国際学部 | 98.2% |
| ライフデザイン学部 | 97.8% |
| 経済学部 | 97.2% |
| 生命科学部 | 96.9% |
| 第1部全体 | 98.5% |
出典:東洋大学公式 TOYO COMPASS 2025(2025年3月卒業生実績)
全学部で就職率96%超え。第1部全体で98.5%。国際観光学部は100%だ。全国大学平均(約97%前後)を上回っており、「人生終わり」なんて数字はどこにもない。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| メーカー | トヨタ自動車 / 本田技研工業 / 三菱電機 / 日産自動車 / ブリヂストン / SUBARU |
| 金融 | みずほ銀行 / みずほ証券 / 東京海上日動火災保険 / 日本生命保険 / 第一生命保険 |
| IT・コンサル | アクセンチュア / デロイトトーマツ / サイバーエージェント / 日立製作所 / 日本IBM |
| 運輸・航空 | JR東日本 / 日本航空 / 全日本空輸 / JALスカイ / ANAエアポートサービス |
| 旅行・ホテル | JTB / エイチ・アイ・エス / 星野リゾート / ペニンシュラ東京 / 近畿日本ツーリスト |
| 商社・小売 | アマゾンジャパン / 楽天グループ / 良品計画 / コーセー / オリエンタルランド |
| 公務員 | 東京都庁 / 警視庁 / 国土交通省 / 厚生労働省 / 東京国税局 |
出典:東洋大学公式 TOYO COMPASS 2025(2025年3月卒業生実績)
トヨタ・本田・日産の自動車メーカー3社。アクセンチュア・デロイトトーマツのコンサルBIG4。みずほ・東京海上のメガ金融。JAL・ANAの両エアライン。さらには国土交通省・厚生労働省の中央省庁まで入っている。
正直、このリストを見て「人生終わり」と感じる人はいないだろう。特に国際観光学部からのJTB・JAL・星野リゾートへの就職実績は厚く、情報連携学部からはApple Japan・日立・楽天とIT系への強さも目立つ。14学部それぞれの強みが就職先に反映されている。
同偏差値帯の大学と比べると?
東洋大学だけを見ていても立ち位置がわかりにくい。同じ日東駒専グループの駒澤大学・専修大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 東洋大学 | 40.0〜57.5 | 98.5% | 約430万円 |
| 駒澤大学 | 40.0〜55.0 | 95.4% | 約460万円 |
| 専修大学 | 42.5〜55.0 | 99.1% | 約442万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値の上限は東洋大学の57.5が最も高い。就職率は専修大学99.1%、東洋大学98.5%、駒澤大学95.4%と、3校とも高水準だが東洋と専修がやや上回る。学費は東洋大学の約430万円が最も安い。14学部の総合大学としてこの学費水準は、コスパの面でも優秀と言える。
日東駒専の中で「どこが一番か」は学部や目的によって変わる。ただ、偏差値の上限・学部の幅広さ・学費の3点で見ると、東洋大学はグループ内で頭一つ抜けた存在になりつつある。近年の志願者数増加がそれを裏付けている。
「東洋大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「Fランとは程遠い」と感じた人も多いと思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
最大のきっかけは、2024年に実業家の堀江貴文氏がSNSで東洋大学を「Fラン」と発言したことだ。この投稿は大きな反響を呼び、「東洋大学 Fラン」の検索ボリュームが一気に跳ね上がった。ただしこの発言は、堀江氏個人の基準で「MARCH未満は全てFラン」という極端な定義に基づくもので、河合塾の公式な定義(BF=ボーダーフリー)とは全く異なる。東洋大学にBF学部は一つもない。
もう一つの背景は、日東駒専という括り自体がネット上で軽視されやすい構造だ。匿名掲示板やSNSでは「MARCHが最低ライン」「日東駒専はFラン」という極端な書き込みが目立つ。しかし現実には、日東駒専の偏差値帯は45〜57.5と全受験生の上位30〜40%に入る。これを「Fラン」と呼ぶのは、大学受験の実態を知らない人間の発言でしかない。
さらに、東洋大学は近年急速に偏差値が上昇し、志願者数でも全国トップ5に入る人気校になっている。「昔のイメージ」と「今の実態」の間にギャップがあり、古い情報のまま語る人がいるのも検索される一因だ。
データを見ればわかる通り、東洋大学の実態は「Fラン」という検索イメージとは全くかけ離れている。偏差値57.5、就職率98.5%、トヨタ・アクセンチュア・国土交通省——これがFランのデータだと思う人はいないだろう。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、東洋大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値45〜54の大学一覧|就職率・学費データ付き

