偏差値帯:BF〜40.0(Tier A)
看護師国試合格率:98.6%(第一期卒業生・大学公式)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「松本看護大学 やばい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、松本看護大学の現実をデータで確認していこう。
松本看護大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。松本看護大学は2021年に開学した私立の看護系単科大学で、看護学部看護学科のみを設置している。河合塾の偏差値はBF〜40.0。BF(ボーダーフリー)は、不合格者が少なすぎて合格率50%の偏差値帯を算出できないという意味だ。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 看護学部 看護学科 | BF〜40.0 |
出典:パスナビ / Kei-Net(2026年度入試予想)
ベネッセの偏差値だと43〜49の範囲で表示される。河合塾とベネッセで数値の出し方が違うから、どちらを見るかで印象がかなり変わる。偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。特に看護系大学は、国家試験の合格率や就職実績で評価すべきだ。
入試の倍率も確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(全選抜合計) |
|---|---|
| 2025年度 | 1.0倍 |
| 2024年度 | 1.0倍 |
| 2023年度 | 1.3倍 |
出典:パスナビ(2023〜2025年度入試結果)
2025年度は募集70名に対し志願者88名、合格者85名で倍率1.0倍。受験すればほぼ合格できる水準にあるのは事実だ。ただ、倍率が低い=価値がないではない。2021年に開学したばかりの新設校で、まだ知名度が浸透していないことが最大の要因だ。前身の松本短期大学看護学科は地域の看護人材を長年輩出してきた実績があり、教育の土台はしっかりある。
松本看護大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも「やばい」かどうかは、卒業後にどうなれるかで決まる。松本看護大学は2025年3月に第一期卒業生を輩出したばかり。そのデータを見てみよう。
国家試験合格率
| 資格 | 合格率(2025年3月発表) |
|---|---|
| 看護師国家試験 | 98.6% |
| 保健師国家試験 | 84.2% |
出典:松本看護大学公式(2025年3月22日発表)
第一期卒業生の看護師国家試験合格率98.6%。全国平均(約90%前後)を大きく上回っている。開学してわずか4年でこの数字を出せるのは、1年次からの計画的な国試対策と、前身の松本短期大学で培われた教育ノウハウの成果だ。看護系大学において国試合格率は就職に直結する最重要指標であり、この数字は「やばい」どころかかなり優秀な部類に入る。
主要就職先
| 地域 | 主な就職先 |
|---|---|
| 長野県内 | 相澤病院 / 安曇野赤十字病院 / 信州大学医学部附属病院 / 長野赤十字病院 / まつもと医療センター / 佐久総合病院グループ / 伊那中央病院 / 岡谷市民病院 / 北アルプス医療センターあづみ病院 |
| 県外(東京都ほか) | がん研有明病院 / 順天堂大学医学部附属順天堂医院 / 国立国際医療研究センター病院 / 高島平中央総合病院 |
出典:パスナビ / 松本看護大学公式(2025年3月卒業者実績)
信州大学医学部附属病院、がん研有明病院、順天堂大学医学部附属病院、国立国際医療研究センター病院——名前を見て驚く人もいると思う。第一期卒業生でこれだけの就職先リストが出てくるのは事実だ。長野県内の基幹病院にも幅広く就職しており、地域医療の即戦力として期待されていることがわかる。
松本看護大学では「救急・災害看護学」「地域・在宅看護学」「公衆衛生看護学」の3つの専門分野から選択できるカリキュラムを設置しており、学生一人ひとりのキャリアデザインに基づいた就職支援を行っている。偏差値BFの大学から都内の大学病院やがん専門病院に就職できている事実は、入口の偏差値と出口の就職実績が別物であることの証明だ。
同偏差値帯の大学と比べると?
松本看護大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ長野県内の私立看護系大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 看護師国試合格率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 松本看護大学 | BF〜40.0 | 98.6% | 約621万円 |
| 佐久大学 | BF | 97.0% | 約637万円 |
| 清泉大学(旧清泉女学院大学) | 37.5 | 98.2% | 約652万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値帯は3校ともBF〜40前後でほぼ同水準。国試合格率は松本看護大学の98.6%がわずかに頭一つ抜けている。第一期卒業生でこの数字は立派だ。
学費は4年間で約621万円。佐久大学の約637万円、清泉大学の約652万円と比べると、長野県内の私立看護大学で最も安い水準にある。私立看護大学の全国平均が約700万円前後であることを考えると、コスパは悪くない。大事なのは入口の偏差値じゃなく、国試合格率と就職実績だ。松本看護大学はその出口の数字でしっかり結果を出している。
「松本看護大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
松本看護大学が「やばい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。BF(ボーダーフリー)という表記は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、BFというだけで「Fラン」「やばい」とレッテルを貼られることがある。さらに2021年開学という新しさが加わって、「実績がないからやばいのでは」という不安が検索につながっている構造がある。
ただし、データを見ればわかる通り、松本看護大学の実態は「やばい」というイメージとは異なる部分が多い。国試合格率98.6%、信州大学附属病院やがん研有明病院への就職実績——これは「やばい」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。看護師国試合格率98.6%。信州大学附属病院・がん研有明病院・順天堂大学附属病院——松本看護大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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