津田塾大学は恥ずかしい?やばい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:42.5〜52.5(Tier C)

就職率:96.7%(就職希望者ベース・大学公式)

藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」

更新日:2026年4月 | 出典:津田塾大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「津田塾大学 恥ずかしい」——微妙なラインだよな。上を見ればMARCHや早慶がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。津田塾は明治時代から続く名門女子大で、英語教育と少人数制に定評がある。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。

津田塾大学はFラン?偏差値と入試データで検証

まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。津田塾大学の偏差値帯は河合塾の数値で42.5〜52.5。学芸学部と総合政策学部で差がある。

学部別偏差値

学部・学科 偏差値(河合塾)
学芸学部 英語英文学科 42.5〜45.0
学芸学部 国際関係学科 45.0
学芸学部 多文化・国際協力学科 47.5
学芸学部 数学科 42.5
学芸学部 情報科学科 47.5
総合政策学部 総合政策学科 52.5

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

総合政策学部は52.5とMARCH下位に匹敵する水準。学芸学部も多文化・国際協力学科と情報科学科は47.5で、中堅私大としてはしっかりしたラインにある。数学科や英語英文学科の42.5が下限だが、これは女子大全体の志願者減少トレンドの影響もある。「Fランか?」と聞かれたら、全くそうではない。偏差値40台後半〜50台の大学をFランとは呼ばない。

入試の倍率も確認しておこう。

倍率推移(A方式・一般選抜)

学科 2025年度 2024年度
英語英文学科 1.3倍 1.5倍
国際関係学科 2.2倍 1.6倍
多文化・国際協力学科 1.8倍 1.5倍
数学科 1.4倍 1.9倍
情報科学科 1.1倍 2.0倍
総合政策学科 4.0倍 2.5倍

出典:津田塾大学公式 2025年度・2024年度入試結果

注目すべきは総合政策学科の4.0倍。2024年度の2.5倍から大幅に上昇しており、人気の高さが際立っている。学芸学部は学科によって1〜2倍台と幅があるが、国際関係学科は2.2倍と安定した競争率を維持している。

津田塾は少人数制を重視しているため、そもそもの募集定員が少ない。定員が少ない中での倍率だから、倍率の数字だけで「入りやすい」と判断するのは早い。共通テスト利用入試の得点率は56%〜76%が求められ、決して楽に入れる大学ではない。

津田塾大学の就職実績

偏差値より大事なのは、卒業後にどうなれるか。津田塾大学の就職データは、俺から見てもかなり充実している。

学部別就職率

学科 卒業者数 就職希望者数 就職者数 就職決定率
英語英文学科 211 194 188 96.9%
国際関係学科 226 202 196 97.0%
多文化・国際協力学科 62 52 51 98.1%
数学科 52 39 37 94.9%
情報科学科 46 38 37 97.4%
総合政策学科 123 103 98 95.1%
全体 720 628 607 96.7%

出典:津田塾大学公式 2024年度卒業生進路データ

就職希望者628名のうち607名が就職。就職決定率96.7%。多文化・国際協力学科は98.1%、情報科学科も97.4%と高水準だ。数学科は94.9%とやや低めに見えるが、大学院進学率が17.3%と高く、就職以外の進路を選ぶ人が多いことを考慮する必要がある。

さらに、津田塾大学は就職者の9割以上が第一志望・第二志望の企業に就職しているというデータがある。就職率だけでなく、就職の「質」が高いのが特徴だ。

主要就職先

業界 主な就職先
製造業 日立製作所 / 三菱重工業 / 富士通 / 本田技研工業 / サントリーHD / カルビー
金融・保険 日本銀行 / みずほFG / 東京海上日動 / 三井住友海上 / SMBC日興証券
航空・運輸 日本航空 / 全日本空輸 / 日本郵船 / JR東日本 / JR東海
IT・通信 NTTデータグループ / 日本IBM / NTTドコモ / KDDI
マスコミ・出版 NHK / 日本経済新聞社 / 読売新聞 / KADOKAWA
公務員 総務省 / 外務省 / 文部科学省 / 東京都 / 横浜市
教育 東京都教育委員会 / ベネッセコーポレーション

出典:津田塾大学公式(2023〜2024年度卒業生実績)

日本銀行、日立製作所、三菱重工業、日本航空、全日本空輸、NTTデータ——日本を代表する企業がずらりと並んでいる。外務省や文部科学省といった中央省庁への就職実績もある。「恥ずかしい」と検索される大学の就職先としては、正直驚くレベルだ。

津田塾大学は1900年(明治33年)に津田梅子が創設した女子英学塾を前身とする大学で、英語教育と国際性に130年以上の伝統がある。少人数制のゼミ教育と手厚いキャリア支援が、この就職実績の土台になっている。卒業生ネットワークの強さも、女子大ならではの武器だ。

同偏差値帯の大学と比べると?

津田塾大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の関東の私大と比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
津田塾大学 42.5〜52.5 96.7% 約470万円
東京女子大学 45.0〜55.0 99.4% 約480万円
成蹊大学 50.0〜55.0 98.4% 約570万円

出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)

東京女子大学は津田塾と並ぶ名門女子大で、偏差値帯もほぼ重なる。就職率は東京女子大学の99.4%が頭一つ抜けているが、津田塾の96.7%も十分に高い水準だ。共学の成蹊大学と比較すると、偏差値は成蹊がやや上だが、学費は津田塾が約100万円安い

津田塾の4年間の学費は文系学部で約470万円。女子大としては平均的な水準で、日本銀行や中央省庁に就職できるポテンシャルを考えれば、コストパフォーマンスは極めて良い。偏差値の数字だけでは見えない出口の強さが、津田塾大学の本当の実力だ。

「津田塾大学 恥ずかしい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」「やばい」と検索されるのか。

中位以上の偏差値にもかかわらず検索されるのは、MARCHや早慶との比較で「もっと上に行けたのでは」という意識が働くからだ。津田塾大学はかつて「女子大御三家」(津田塾・東京女子・日本女子)の筆頭格として知られていたが、近年の女子大全体の志願者減少トレンドの中で、偏差値が下降傾向にある。

さらに、共学化が進む中で女子大そのものに対する「時代遅れ」というイメージが一部にある。MARCHの共学大学と偏差値だけを並べて比較されると、数字上は不利に見える場面もある。これが「恥ずかしい」「やばい」という検索の温床になっている。

ただし、データを見ればわかる通り、津田塾大学の実態はその検索イメージとはかなり異なる。日本銀行やJAL・ANAへの就職実績、中央省庁への輩出——これらは偏差値だけでは測れない大学の底力を示している。少人数制の教育環境や、130年以上続く卒業生ネットワークは、共学大学にはない独自の強みだ。新5000円札の顔である津田梅子が創設した大学という歴史的ブランドも、社会に出れば確かな武器になる。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データを見ればわかる通り、津田塾大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。

俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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