偏差値帯:55.0(Tier D)
国家試験合格率:96.9%(新卒・26年連続全国1位)
藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」
「東京歯科大学 やばい」と検索してここに来たのか。学費の高さや慶應との合併構想など、気になることがあるんだと思う。不安に思うのは当然の反応だ。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、東京歯科大学は十分すごい。データで確認してみてほしい。
東京歯科大学の偏差値と入試難易度
まずは偏差値を確認しよう。東京歯科大学は1890年創立の日本最古の歯科大学で、歯学部のみの単科大学だ。河合塾の偏差値は55.0で、私立歯学部17校の中でトップに位置する。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 歯学部 | 55.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
単科大学のため学部は歯学部のみ。共通テスト得点率は72%。私立歯学部の中で偏差値単独トップという事実が、この大学の入試難易度を物語っている。俺の大学とは完全に別世界だ。
倍率(2025年度・入試方式別)
| 入試方式 | 倍率(2025年度) |
|---|---|
| 一般選抜Ⅰ期 | 3.0倍 |
| 一般選抜Ⅱ期 | 7.1倍 |
| 共テ利用Ⅰ期 | 3.1倍 |
| 共テ利用Ⅱ期 | 7.6倍 |
| 推薦(公募制) | 1.5倍 |
| 全選抜合計 | 3.1倍 |
出典:マナビジョン / パスナビ(2025年度入試結果)
Ⅱ期(後期)は7倍超え。募集枠が絞られる後期入試は激戦だ。全選抜合計でも3.1倍あり、簡単に受かる大学ではない。歯学部受験の中でも最難関クラスだということは、まず押さえておいてほしい。
東京歯科大学の就職実績
歯科大学の場合、卒業後の進路は歯科医師国家試験の合格が全てのスタートになる。一般的な「就職率」ではなく、国家試験合格率がそのままキャリアの入口を決める。東京歯科大学のデータは圧倒的だ。
歯科医師国家試験合格率
| 回(年度) | 合格率(全体) | 合格率(新卒) | 全国順位 |
|---|---|---|---|
| 第119回(2026年) | 94.0% | 96.9% | 1位 |
| 第118回(2025年) | 95.6% | 97.0% | 1位 |
| 第117回(2024年) | 97.7% | 99.2% | 1位 |
出典:厚生労働省 歯科医師国家試験結果 / リセマム
26年連続で全国1位。全29歯科大学・学部の中で、四半世紀にわたってトップを守り続けている。第117回に至っては新卒合格率99.2%——ほぼ全員が合格。全国平均が70%前後であることを考えると、この数字がどれだけ異常かわかると思う。
主要進路先
| 進路 | 主な研修先・進路先 |
|---|---|
| 臨床研修 | 東京歯科大学水道橋病院 / 市川総合病院 / 千葉歯科医療センター |
| 大学院進学 | 東京歯科大学大学院歯学研究科 |
| 専修科・レジデント | 本学附属病院での専門分野研修 |
| 臨床研修修了後 | 歯科医院開業 / 大学病院・総合病院勤務 / 研究機関 |
出典:東京歯科大学公式(卒業後の進路)
東京歯科大学は3つの附属病院を持ち、卒業生の多くがそこで臨床研修を受ける。研修修了後は開業、大学院進学、専門分野の研修と選択肢が広がる。歯科医師としてのキャリアの土台がこの大学にはしっかり揃っている。
同偏差値帯の大学と比べると?
私立歯学部の中で東京歯科大学がどの位置にいるか、上位校と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値 | 国試合格率(新卒) | 学費(6年間) |
|---|---|---|---|
| 東京歯科大学 | 55.0 | 97.0% | 約3,190万円 |
| 昭和医科大学歯学部 | 52.5 | 97.7% | 約2,700万円 |
| 日本歯科大学(生命歯学部) | 45.0 | 93.3% | 約3,138万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ / メルリックス学院(第118回国試実績)
偏差値55.0は私立歯学部で単独トップ。2番手の昭和医科大学と2.5ポイント差がある。国試合格率は上位校いずれも90%超えと高水準だが、26年連続1位という継続性は東京歯科大学だけの実績だ。
学費は6年間で約3,190万円。私立歯学部の中では最も高い水準だ。昭和医科大学との差は約490万円ある。ただし、学費に見合う教育の質があるかどうかは、26年連続1位の国試合格率が答えを出している。安くはないが、投資対効果は明確だ。
「東京歯科大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「やばい」と検索される理由が気になると思う。実は、この検索の背景には大学固有の事情がいくつかある。
最大の話題は慶應義塾大学との合併構想だ。2020年11月、東京歯科大学の歯学部を慶應義塾大学に統合し、法人を合併する協議が開始された。当初は2023年度をめどに統合する構想だったが、新型コロナウイルスの影響でスケジュールが見直され、2021年11月に「特に目途を設けず協議を継続」と発表された。以降、明確な進展は見えないまま現在に至っている。
この「合併するのか、しないのか」が宙に浮いた状態が、「やばい」という検索を生む最大の要因だ。在学生やOB・OGにとって、自分の大学の将来像が定まらないという状況は不安が大きい。もし合併が実現すれば「慶應義塾大学歯学部」が誕生することになり、大学の位置づけが根本から変わる。
もう一つは学費の高さ。6年間で約3,190万円は、私立歯学部17校の中でも最高水準だ。「学費がやばい」という検索は、この金額を見た受験生や保護者の率直な反応だろう。
ただし、「やばい」には良い意味での驚きも含まれている。国試合格率26年連続1位、新卒合格率97%前後——この実績を知って「やばい」と感じる人も少なくない。進級基準が厳しいことも「やばい」と言われる理由の一つだが、その厳しさが全国トップの合格率を支えている。
俺から見ると、「やばい」と検索される理由は大学の質に対する不安ではなく、合併構想の不透明さと学費の高さに集約される。教育の中身は全くやばくない。むしろ、やばいのは26年連続1位という実績のほうだ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データが証明してる通り、東京歯科大学は偏差値・国試合格率・教育環境、どこを切っても不安に思う要素がない。私立歯学部の頂点に立ち続けている大学だ。
「やばい」と検索される原因は、慶應との合併構想の不透明さと学費の高さ。大学の教育力とは全く別の話だ。
俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる。全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。
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