偏差値帯:BF(Tier A)
就職率:100%(13年連続・就職希望者ベース)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「武蔵野学院大学 やばい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、武蔵野学院大学の現実をデータで確認していこう。
武蔵野学院大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。武蔵野学院大学の偏差値は河合塾の基準でBF(ボーダーフリー)。学部は国際コミュニケーション学部の1学部のみの小規模大学だ。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 国際コミュニケーション学部 | BF |
出典:パスナビ / Kei-Net(2026年度入試予想)
BF(ボーダーフリー)とは、不合格者が少なすぎて偏差値の算出ができない状態を指す。受験すればほぼ合格できる水準にあるということだ。共通テスト得点率は47%。「Fランか?」と聞かれたら、数値上はそう見られても仕方のない位置ではある。
ただし、偏差値は入試難易度の指標であって、大学の教育の質や卒業後の進路を決めるものじゃない。2004年開学と歴史は浅いが、1学年100名前後の小規模大学ならではの面倒見の良さがこの大学の最大の特徴だ。入試データでもう少し実態を確認しよう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(一般選抜) |
|---|---|
| 2025年度 | 1.1倍 |
| 2024年度 | 1.1倍 |
| 2023年度 | 1.1倍 |
出典:パスナビ(2023〜2025年度入試結果)
倍率は3年連続で1.1倍。2025年度の一般選抜は志願者20名に対して合格者17名という規模だ。正直に言って、入試の競争という観点では厳しい数字ではある。でも、倍率が低い=価値がないではない。定員割れの大学は全国に多くあるが、その中で就職支援の質や卒業後の進路に大きな差が出る。武蔵野学院大学がどちら側にいるかは、この先の就職データを見れば一目瞭然だ。
武蔵野学院大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは、卒業後にどうなれるかだ。武蔵野学院大学の就職データを見てみよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 国際コミュニケーション学部 | 99 | 88 | 88 | 100% |
出典:パスナビ(2024年3月卒業者実績)
就職希望者88名全員が就職。しかもこの数字は単年の偶然ではない。武蔵野学院大学は13年連続で就職率100%を達成している。全国平均(約97%前後)を大きく上回る数字だ。偏差値BFの大学で13年間一人も取りこぼさないというのは、就職支援が仕組みとして機能している証拠にほかならない。
キャリア教育は1年次から週1回の必修科目として組み込まれており、グループワークや外部講師の講演など実践的な内容が中心。1学年100名前後という規模だからこそ、一人ひとりの進路に手が届く体制が整っている。
主要就職先
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| ホテル・航空 | ザ・リッツ・カールトン東京 / JALスカイ / ANAエアポートサービス / ANAインターコンチネンタルホテル東京 / ウェスティンホテル東京 / ホテルニューオータニ |
| 金融・保険 | 丸三証券 / 富国生命保険 / かんぽ生命保険 |
| IT・通信 | ソフトバンク / 日立グローバルライフソリューションズ / NTTビジネスアソシエ東日本 |
| 流通・サービス | 明治屋 / ビックカメラ / サントリービバレッジソリューション / ノジマ |
| 公務員 | 警視庁 / 埼玉県警察 / 品川区役所 / 自衛官 |
出典:武蔵野学院大学公式(過去3年間の実績)
リッツ・カールトン、JALスカイ、ANAエアポートサービス——一流ホテル・航空系への就職実績が際立っている。偏差値BFの大学からこの就職先リストが出てくることに、驚く人も多いと思う。
国際コミュニケーション学部という学部の特性を活かして、ホスピタリティ業界に強いパイプを持っているのがこの大学の武器だ。もちろん全員がこういう企業に入れるわけじゃない。でも「やばい」と検索されるような大学で、この就職先リストが出てくるのは事実だ。警視庁や埼玉県警への公務員就職もあり、進路の幅は想像以上に広い。
同偏差値帯の大学と比べると?
武蔵野学院大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の埼玉近郊の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 武蔵野学院大学 | BF | 100% | 約440万円 |
| 東京国際大学 | BF〜37.5 | 99.2% | 約480万円 |
| 埼玉学園大学 | 35.0〜37.5 | 99.1% | 約450万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。3校とも就職率は99%以上と高水準だが、武蔵野学院大学の100%(13年連続)は頭一つ抜けている。単年の偶然ではなく、仕組みとして就職支援が機能している証拠だ。
学費は4年間で約440万円。3校の中では最も安い水準にある。「高い学費を払ってFランに行く意味があるのか」と思う人もいるかもしれない。でも就職率100%と主要就職先リストを見れば、投資対効果は決して悪くないことがわかる。大事なのは入口の偏差値じゃなく、出口の就職実績だ。
「武蔵野学院大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」「やばい」とレッテルを貼られることがある。武蔵野学院大学も、偏差値BFという表示が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、1学部のみの小規模大学で2004年開学という若さもあり、知名度が高いとは言えない。埼玉県内には獨協大学や文教大学など歴史のある大学が多く、「武蔵野学院大学」と聞いてもピンとこない人が少なくない。「知らない大学=やばい大学」という短絡的な判断が、検索に現れている面がある。加えて、「武蔵野大学」(東京都の別大学)と混同されやすい名称も、正確な評価を妨げている要因だ。
でも、データを見ればわかる通り、武蔵野学院大学の実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。就職率100%(13年連続)、リッツ・カールトンやANA系列への就職実績——これは「やばい」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率100%(13年連続)。リッツ・カールトン・JAL・ANA・警視庁——武蔵野学院大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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