東大阪大学はやばい?Fラン?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:BF(Tier A)

就職率:100%(就職希望者ベース・スタディサプリ進路)

藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」

更新日:2026年4月 | 出典:東大阪大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「東大阪大学 やばい」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。

でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、東大阪大学の現実をデータで確認していこう。

東大阪大学はFラン?偏差値と入試データで検証

まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。東大阪大学はこども学部のみの単科大学で、河合塾の偏差値はBF(ボーダーフリー)。学科は2つある。

学部別偏差値

学科 偏差値(河合塾)
こども学科 BF
国際教養こども学科 BF

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

両学科ともBF。共通テスト得点率はこども学科51%、国際教養こども学科49%。「Fランか?」と聞かれたら、偏差値の数字だけ見れば否定はできない。ただ、偏差値はあくまで入試難易度の指標であって、大学の価値そのものを測るものじゃない。これは俺が自分の大学で痛いほど学んだことだ。

入試の実態についても、データで確認しておこう。

倍率推移

年度 志願者数 合格者数 倍率(全選抜合計)
2025年度 62名 60名 1.0倍
2024年度 47名 45名 1.0倍
2023年度 59名 58名 1.0倍

出典:パスナビ(2023〜2025年度入試結果)

3年連続で倍率は1.0倍。志願者数も募集人員85名を下回っており、受験すればほぼ全員が合格している状況だ。正直に言えば、入試の選抜性は低い。

ただ、ここで大事なのは入ったあとどうなるかだ。偏差値が低くても就職でしっかり結果が出ている大学はある。東大阪大学がどちら側にいるか、就職データで確認しよう。

東大阪大学の就職実績

偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも「やばい」かどうかは、卒業後にどうなれるかで決まる。就職データを見てみよう。

就職率

項目 数値
卒業者数 86名
就職希望者数 72名
就職者数 72名
就職率 100%
進学者数 1名

出典:スタディサプリ進路(2025年3月卒業生実績)

就職希望者72名全員が就職。就職率100%。全国平均(約97%前後)を大きく上回っている。「やばい」と検索される大学の数字としては、かなり優秀な部類だ。

こども学部という専門性の高い学部構成が、この数字を支えている。教員免許・保育士資格を取得して就職するルートが確立されているため、就職先の選択肢が明確なのだ。卒業までに最大6つの免許・資格を取得できるカリキュラムも、この就職率に直結している。

主要就職先

分野 主な就職先
小学校教員 大阪府教育委員会 / 大阪市教育委員会 / 大東市教育委員会 / 東大阪市教育委員会 / 豊中市教育委員会
こども園・幼稚園 都島友の会 / 千里キンダースクール / 宝珠学園幼稚園 / 勝山愛和幼稚園 / 西吹田幼稚園
保育園 東大阪市保育所 / 玉串保育園 / ゆめの樹保育園 / 学研まゆみ保育園 / アーバンチャイルド保育園
福祉施設 すみれ乳児院 / 天王福祉会 / 今川学園 / 公徳学園
公務員・企業 大阪府警 / 自衛隊 / ソフト99コーポレーション / ABCマート / 佐川急便

出典:東大阪大学公式(過去3年間の実績)

教育委員会への小学校教員採用実績が目立つ。大阪府・大阪市をはじめ複数の自治体に教員を輩出しているのは、こども学部の強みがそのまま表れている。

保育園・幼稚園・こども園への就職も幅広い。東大阪市を中心に、地元の保育・教育現場への就職パイプが太い。さらに大阪府警や自衛隊への公務員就職、ABCマートやソフト99コーポレーションなど民間企業への就職もあり、資格を活かしつつ多様な進路があるのが実態だ。

また、和歌山大学大学院や滋賀大学大学院への進学実績もある。BFの大学から国立大学院に進めるというのは、大学で何を身につけたかが問われる証拠でもある。

同偏差値帯の大学と比べると?

東大阪大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の大阪近郊の私大と比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
東大阪大学 BF 100% 約467万円
大阪人間科学大学 35.0〜37.5 98.0% 約450万円
太成学院大学 BF〜37.5 97.4% 約440万円

出典:各大学公式 / スタディサプリ進路 / パスナビ(2024年度実績)

偏差値帯はほぼ同水準。学費も4年間で440万〜467万円と大きな差はない。注目すべきは就職率で、東大阪大学の100%は3校の中で最も高い。こども学部に特化した単科大学だからこそ、就職支援のリソースが分散せず、結果に直結している。

学費は4年間で約467万円。私大としては標準的な水準だが、卒業時に最大6つの資格・免許を取得できることを考えると、資格取得のための外部費用がかからない分、実質的なコスパは悪くない。教育・保育分野で働くことが明確な人にとっては、投資対効果のある選択肢だ。

「東大阪大学 やばい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。

BF(ボーダーフリー)という偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。東大阪大学も、BFという表示が一人歩きして、大学の中身を見ずに「やばい」と判断されがちな構造がある。

さらに、「東大阪」という地名が入った大学名は、ネット上でネタ的に語られることもある。こうした文脈で検索ボリュームが増えている面もあるが、大学の質とは一切関係ない。東大阪大学はこども教育に特化した専門性の高い大学であり、名前の印象だけで判断するのはあまりにもったいない。

データを見ればわかる通り、就職率100%、教育委員会への教員採用実績、国立大学院への進学——これは「やばい」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。

でも、全然どん底なんかじゃない。就職率100%。教育委員会への教員採用、国立大学院への進学——東大阪大学からでも、行動次第でこれだけの道がある。

俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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