偏差値帯:47.5〜52.5(Tier C)
就職率:99.0%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「大和大学 恥ずかしい」——微妙なラインだよな。上を見ればMARCHや関関同立がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
大和大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値を確認しよう。大和大学は2014年開学の比較的新しい大学だが、河合塾の偏差値は47.5〜52.5。この数字だけ見ても、Fラン(ボーダーフリー)とは明確に異なる。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 政治経済学部 | 52.5 |
| 教育学部 | 50.0〜52.5 |
| 保健医療学部 | 47.5〜52.5 |
| 社会学部 | 50.0 |
| 理工学部 | 50.0 |
| 情報学部 | 50.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
政治経済学部が52.5で最も高く、全学部が47.5以上。偏差値50前後の大学を「Fラン」と呼ぶのは明確に間違いだ。河合塾の定義でFラン(BF=ボーダーフリー)は不合格者が少なすぎて偏差値を算出できないレベルを指す。大和大学はその基準から大きく離れている。
入試データを見ると、さらに印象が変わるはずだ。
倍率推移
| 年度 | 倍率(一般選抜・学部別範囲) |
|---|---|
| 2026年度 | 4.3〜13.3倍 |
| 2025年度 | 3.3〜6.1倍 |
| 2024年度 | 3.2〜5.9倍 |
出典:Kei-Net / パスナビ(各年度一般選抜)
注目すべきは2026年度の急上昇だ。社会学部は13.3倍、政治経済学部は12.5倍。開学からわずか12年でこの倍率に達している大学を「誰でも受かる」と言うのは完全に的外れ。むしろ年々人気が上がっている。JR大阪駅から9分・吹田駅すぐというアクセスの良さと、西大和学園を母体とする教育力への期待が、この数字に表れている。
大和大学の就職実績
偏差値と入試難易度は確認できた。次は卒業後の進路を見てみよう。大和大学は2025年の大学通信「実就職率ランキング」で、理工系全国1位・経済系全国1位を獲得している。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 理工学部 | 205 | 167 | 167 | 100.0% |
| 政治経済学部 | 129 | 127 | 126 | 99.2% |
| 教育学部 | 192 | 191 | 189 | 99.0% |
| 保健医療学部 | 231 | 229 | 226 | 98.7% |
| 社会学部 | 202 | 200 | 197 | 98.5% |
| 全体 | 959 | 914 | 905 | 99.0% |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
理工学部は就職率100.0%。全体でも99.0%。開学12年の新設大学でこの数字は異例だ。情報学部は2022年開設のため卒業生データはまだないが、他学部の実績を見る限り、期待できる水準だろう。
教育学部の教員採用試験合格率(正規採用)は90.8%と全国屈指の数字。母体の西大和学園が持つ教育ノウハウが、ここに直結している。
主要就職先
| 分�� | 主な就職先 |
|---|---|
| メーカー・インフラ | 三菱電機ビルソリューションズ / 三機工業 / 関西電力 / 積水ハウス |
| 運輸 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| IT | 富士ソフト / NTTデータフィナンシャルテクノロジー / 日立ソリューションズ / NECソリューションイノベータ |
| 金融・保険 | りそな銀行 / 大和証券 / 第一生命保険 / 日本生命保険 |
| 公務員・教育 | 大阪府小学校23名 / 大阪市小学校11名 / 兵庫県小学校11名 / 大阪府警 / 大阪市役所 |
| 医療 | 近畿大学病院 / 大阪大学医学部附属病院 / 愛仁会 |
出典:パスナビ / 大和大学公式(2025年3月卒業者実績)
JR西日本・関西電力・りそな銀行・大和証券——関西を代表する企業が並んでいる。教育学部からの公立学校への就職は圧倒的で、大阪府の小学校だけで23名。保健医療学部は近畿大学病院や大阪大学附属病院など、地域の基幹病院への就職実績がある。
開学12年でこれだけの就職先リストが出てくるのは、大学としての実力が確実に伴っている証拠だ。「Fラン」や「恥ずかしい」で検索される大学の実態としては、かなり優秀な部類だと俺は思う。
同偏差値帯の大学と比べると?
大和大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の関西私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 大和大学 | 47.5〜52.5 | 99.0% | 約472万円 |
| 甲南大学 | 45.0〜55.0 | 98.5% | 約420万円 |
| 京都橘大学 | 40.0〜52.5 | 97.8% | 約410万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績・文系学部で比較)
偏差値帯は3校とも中堅〜中上位帯で重なっている。就職率は大和大学の99.0%���頭一つ抜けている。学費は文系4年間で約472万円と、甲南大学・京都橘大学と比べるとやや高め。ただ、就職率の高さと「実就職率全国1位」の実績を考えれば、投資に見合うリターンは得られている大学だと言える。
新設大学ゆえに歴史やOBネットワークでは老舗大学に及ばない面もある。だが12年でこの就職実績を積み上げてきたスピード感は、むしろ今後の伸びしろを示していると見ることもできる。
「大和大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」どころか「かなり良い」と感じた人も多いはず。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
最大の原因は「東の早慶、西の大和」というキャッチコピーだ。大和大学がテレビCMなどで使ったこのフレーズが、ネット上で大きな反響を呼んだ。早稲田・慶應と比較するのは「身の丈に合っていない」という批判がSNSや掲示板で拡散され、「恥ずかしい」という検索につながっている。
もう一つは新設大学であること自体への偏見だ。2014年開学の大和大学には、関関同立や産近甲龍のような数十年〜百年以上の歴史がない。「聞いたことがない大学=Fラン」という短絡的なイメージが根強く、知名度の低さがそのままネガティブな検索に直結している。
ただし、母体の西大和学園は全国屈指の進学校。教育機関としてのノウハウは確かなものがある。偏差値50前後・倍率最大13倍超・就職率99.0%という実態は、キャッチコピーへの揶揄や「新設=Fラン」というイメージとはまるで別物だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、��和大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
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