山口県立大学はFラン?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:共テ得点率58〜71%・ベネッセ偏差値52〜57(Tier C)

就職率:100%(就職希望者ベース・大学公式)

藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」

更新日:2026年4月 | 出典:山口県立大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「山口県立大学 Fラン」——微妙なラインだよな。地方の公立大学ってだけで、都会の有名大学と比べられて損をしやすい。知名度で測られる空気感、わかる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。

山口県立大学はFラン?偏差値と入試データで検証

山口県立大学は山口県山口市に本部を置く公立大学で、国際文化学部・社会福祉学部・看護栄養学部の3学部を擁する。河合塾の二次偏差値は公表されていないが、共通テスト得点率は58〜71%。ベネッセの偏差値では52〜57の範囲にある。

学部別 共通テスト得点率・偏差値

学部・学科 共テ得点率(河合塾・前期) 偏差値(ベネッセ)
国際文化学部 国際文化学科 61% 52〜56
国際文化学部 文化創造学科 61% 52〜56
国際文化学部 情報社会学科 60% 53〜56
社会福祉学部 社会福祉学科 58% 52〜56
看護栄養学部 看護学科 58% 53〜57
看護栄養学部 栄養学科 59% 52〜57

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)/ マナビジョン(ベネッセ・2025年度)

共通テスト得点率58〜61%。これは共通テストで6割前後を確実に取る必要があるラインだ。「Fラン」と呼ばれるボーダーフリー大学とはまったく別次元の入試難易度にある。国公立大学として共通テストを課している時点で、誰でも入れる大学では絶対にない。

ベネッセ偏差値で見ても52〜57。全国の受験生の中で平均以上の学力が求められる。俺の偏差値37の大学と比べたら、ずっと上のレベルだ。

学部別倍率

学部 2025年度 2024年度
国際文化学部 2.7倍 1.9倍
社会福祉学部 2.4倍 1.9倍
看護栄養学部 3.0倍 2.5倍

出典:パスナビ(2025年度・2024年度 全選抜合計)

倍率は2〜3倍台。2025年度は看護栄養学部で3.0倍、国際文化学部で2.7倍と、前年から上昇傾向にある。一般選抜の前期に限れば、社会福祉学部3.2倍、看護学科3.8倍とさらに高い。受験すれば受かるような大学ではないことは、倍率データが証明している。

山口県立大学の就職実績

偏差値帯としては中堅の公立大学。じゃあ卒業後はどうなのか。就職データを確認しよう。

学部別就職率

学部 卒業者数 就職希望者数 就職者数 就職決定率
国際文化学部 112 104 104 100.0%
社会福祉学部 99 92 92 100.0%
看護栄養学部 92 84 84 100.0%
全体 303 280 280 100.0%

出典:山口県立大学公式 キャリアサポートセンター(令和6年度卒業生実績)

就職希望者280名に対して就職者280名。就職決定率100%。全学部で100%を達成している。全国平均(約97%前後)を大幅に上回る数字だ。「Fラン」と検索される大学が出す数字じゃない。

大学のキャリアサポートセンターでは、1年次からキャリア形成支援を実施。年間50回以上の就職支援講座と、キャリアカウンセラーによる年160日以上の個別相談を行っている。小規模大学ならではの手厚さが、この数字を支えている。

主要就職先

学部 主な就職先
国際文化学部 全日本空輸 / ANA福岡空港 / エイチ・アイ・エス / 広島県信用農業協同組合連合会 / 青山商事 / 大谷山荘
社会福祉学部 山口県庁 / 山口市役所 / 宮崎県庁 / 山口県立特別支援学校 / 中国労働金庫 / 福岡市社会福祉事業団
看護栄養学部 山口大学医学部附属病院 / 山口県立総合医療センター / 済生会下関総合病院 / 大阪医科薬科大学病院 / 広島市役所 / エームサービス

出典:パスナビ / 山口県立大学公式(2024年度卒業生実績)

ANA・エイチ・アイ・エス——国際文化学部からの航空・旅行業界への実績が目を引く。社会福祉学部は山口県庁・宮崎県庁など公務員への就職が強い。看護栄養学部は大学病院や総合医療センターへの就職がメインで、専門性を活かしたキャリアが実現できている。

3学部それぞれに明確な強みがあり、学んだことを直接仕事に活かせる構造になっている。「名前を知らないから就職に不利」なんてことは、このデータを見れば心配いらないのがわかるはずだ。

同偏差値帯の大学と比べると?

山口県立大学だけを見ていても相対的な立ち位置がわからない。中国地方の同偏差値帯の公立大学と比較してみよう。

大学名 偏差値帯(ベネッセ) 就職率 学費(4年概算・県外)
山口県立大学 52〜57 100.0% 約243万円
下関市立大学 49〜55 98.8% 約243万円
県立広島大学 54〜61 99.8% 約254万円

出典:各大学公式 / マナビジョン / パスナビ(2024年度実績)

偏差値帯は3校とも50台前半〜後半で同水準。就職率を見ると、山口県立大学の100.0%は3校中トップ。県立広島大学の99.8%も高いが、山口県立大学は就職希望者全員が就職を決めている。

学費は4年間で約243万円。これは公立大学の標準的な水準で、私立大学の半分程度。就職率100%でこの学費なら、投資対効果は申し分ない。地方公立大学の強みがはっきり出ている。

「山口県立大学 Fラン」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「Fランとは程遠い」と感じた人も多いはず。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。

中位以上の偏差値にもかかわらず検索されるのは、地方公立大学の知名度の壁が大きい。首都圏や関西圏の大学と比べて、地方の公立大学はどうしても名前が知られにくい。「聞いたことない大学=Fラン」という短絡的な連想が働きやすい構造がある。

さらに、山口県には山口大学という国立大学がある。「山口の大学」と聞いたとき、まず名前が挙がるのは山口大学のほうで、山口県立大学は比較対象にされがちだ。国立と公立の違いを知らない人も多く、「県立=ランクが下」という誤解が生まれやすい。

だが実態はまるで違う。共通テスト得点率58〜71%、倍率2〜3倍台、就職率100%——これはFランとは正反対のデータだ。知名度と実力は別物だということを、数字が証明している。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データを見ればわかる通り、山口県立大学は不安に思うような大学じゃない。共通テスト得点率も就職率もしっかりしてる。

俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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