和歌山県立医科大学はやばい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:55.0〜65.0(Tier D)

就職率:看護師国試合格率100%/医師国試合格率 約90%

藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」

更新日:2026年4月 | 出典:和歌山県立医科大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「和歌山県立医科大学 やばい」と検索してここに来たのか。早慶や旧帝と比べて「もう少し上に行きたかった」という気持ちがあるんだと思う。上を見ればキリがないから、その感覚は理解できる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、和歌山県立医科大学は十分すごい。データで確認してみてほしい。

和歌山県立医科大学の偏差値と入試難易度

まずは偏差値を確認しよう。和歌山県立医科大学は和歌山県が設置する公立の医科大学で、医学部・保健看護学部・薬学部の3学部を擁する。河合塾の偏差値は55.0〜65.0

学部別偏差値

学部 偏差値(河合塾)
医学部 65.0
薬学部 55.0
保健看護学部 —(共テ得点率65%)

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

医学部65.0は全国の国公立医学部の中では標準的なラインだが、偏差値65という数字は全受験生の上位7%に相当する。薬学部は2021年に新設された学部で偏差値55.0。保健看護学部は二次偏差値の設定がなく、共通テスト得点率65%がボーダーとなる。俺の大学とは完全に別世界だ。

倍率推移

学部 2025年度 2024年度
医学部(前期・一般枠) 3.0倍 2.9倍
薬学部(前期) 2.8倍 4.6倍
保健看護学部(前期) 1.8倍 2.1倍

出典:パスナビ(2025年度・2024年度入試結果)

医学部は3倍前後で安定。国公立の医学部は受験機会が基本1回しかない中でこの倍率だ。薬学部は2024年度に4.6倍と高倍率だったが、2025年度は2.8倍に落ち着いた。いずれにせよ、受かった時点で十分に選ばれた人材だという事実を、まず受け止めてほしい。

和歌山県立医科大学の就職実績

医科大学の場合、卒業後の進路は一般的な「就職」とは異なる。医学部は臨床研修、保健看護学部は病院への就職が中心だ。それぞれの実態を確認しよう。

学部別進路状況

学部 卒業者数 主要指標
医学部 101名 医師国家試験合格率 約90%
保健看護学部 77名 就職率100%(就職希望者ベース)
薬学部 2021年設置・卒業生未輩出

出典:Kei-Net 進学・就職実績 / 和歌山県立医科大学公式(2024年度実績)

保健看護学部は就職希望者63名全員が就職。看護師国家試験・保健師国家試験はいずれも合格率100%。医学部の医師国試合格率は約90%で、全国82校中の中位に位置する。薬学部は6年制のため、第1期卒業生は2027年3月の予定だ。

主要就職先

学部 主な進路先
医学部 和歌山県立医科大学附属病院(臨床研修)/ 県内外の臨床研修指定病院
保健看護学部 和歌山県立医科大学附属病院 / 県内外の医療機関 / 大学院進学14名

出典:パスナビ / 和歌山県立医科大学公式(2024年度実績)

医学部卒業生の多くが附属病院での臨床研修を経て、県内外の医療機関で医師として活躍している。保健看護学部も附属病院への就職が中心で、大学院への進学者も14名いる。医療系大学だけあって、進路は明確で手堅い。

同偏差値帯の大学と比べると?

同じ近畿圏の国公立医科大学と並べてみる。

大学名 偏差値(医学部) 医師国試合格率 学費(6年概算)
和歌山県立医科大学 65.0 約90% 約397万円
滋賀医科大学 65.0 約95% 約350万円
奈良県立医科大学 65.0 約93% 約410万円

出典:各大学公式 / パスナビ / 医学部受験マニュアル(2024年度実績)

偏差値は3校とも65.0で横並び。学費も国公立大学の標準水準で、6年間で350〜410万円。私立医学部が6年間で2,000〜4,000万円かかることを考えると、コスパは圧倒的に上だ。国試合格率は滋賀医科大学がやや高めだが、3校とも90%以上で全国平均前後の水準を維持している。和歌山県立医科大学が近畿圏の医科大学として遜色ない位置にいることは明らかだ。

「和歌山県立医科大学 やばい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「やばい」と検索される理由がわからないと感じた人も多いはず。実は、この検索の背景には大学固有の事情がいくつかある。

まず1つ目は、入試における合格最低点の変動の大きさ。和歌山県立医科大学医学部は、過去に合格最低点の得点率が6割を切った年もあり、「二次試験で逆転しやすい医学部」として受験界で話題になりやすい。この「逆転可能=やばい」というニュアンスが、ポジティブ・ネガティブ両方の意味で検索される要因になっている。

2つ目は過去の不祥事報道。2012年には前教授が民間病院から不正に現金を受領していた問題が報道され、2025年にも附属病院職員のハラスメント問題が報じられた。医療機関は社会的信頼が求められるだけに、こうした報道は「やばい」という検索に直結しやすい。

3つ目は、カリキュラムの厳しさ。医学部全般に言えることだが、和歌山県立医科大学も進級要件や実習量が相当に厳しいとされている。在学生や受験生が「やばい」と検索する場合、この意味で使っていることも多い。

俺から見ると、どの理由も大学の教育水準を否定するものではない。入試の特殊性は「チャンスがある」ということだし、カリキュラムの厳しさは医師を育てる大学として当然のこと。不祥事は個人の問題であって、大学全体の価値とは別の話だ。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データが証明してる通り、和歌山県立医科大学は偏差値・就職率・学費のコスパ、どこを切っても不安に思う要素がない。近畿圏の国公立医科大学として、同格の大学と完全に肩を並べている。

俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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