偏差値帯:35.0〜42.5(Tier B)
就職率:95.3%(就職希望者ベース・スタディサプリ進路)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「桐蔭横浜大学 恥ずかしい」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは桐蔭横浜大学の現実をデータで確認していこう。
桐蔭横浜大学はFラン?誰でも入れる?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。桐蔭横浜大学の偏差値帯は河合塾の数値で35.0〜42.5。学部によってかなり差がある。
学部別偏差値
| 学部・学環 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| スポーツ科学部 | 42.5 |
| 法学部 | 37.5 |
| 現代教養学環 | 37.5 |
| 医用工学部 | 35.0〜37.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
スポーツ科学部の42.5と医用工学部の35.0では偏差値に7.5の開きがある。学部によって難易度がまるで違う大学だ。「Fランか?」と聞かれたら、少なくともスポーツ科学部は40台に乗っているし、法学部・現代教養学環も37.5。一括りに語れる大学ではない。
「誰でも入れる」という声についても、入試データで確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 法学部 | 医用工学部 | スポーツ科学部 | 現代教養学環 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | 1.2倍 | 1.1倍 | 2.0倍 | 1.6倍 |
| 2025年度 | 1.1倍 | 1.1倍 | 1.8倍 | 1.1倍 |
| 2024年度 | 1.1倍 | 1.1倍 | 2.2倍 | 1.0倍 |
出典:パスナビ / 桐蔭横浜大学公式(各年度全選抜合計)
法学部・医用工学部は1倍台前半で、受ければほぼ合格できる水準にある。これは事実だ。ただしスポーツ科学部だけは別で、倍率は安定して1.8〜2.2倍。スポーツ推薦や部活実績による選抜もあり、全員が受かるわけではない。
2026年度には現代教養学環が1.6倍に上昇しており、2025年4月に新設された学環として志願者が増え始めている。大学全体として「誰でも入れる」は学部によるというのが正確な表現だ。
桐蔭横浜大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも大事なのは、卒業後にどうなれるかだ。就職データを確認してみよう。
就職率
| 学科 | 卒業者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|
| スポーツ健康政策学科 | 88 | 82 | 93.2% |
| スポーツテクノロジー学科 | 119 | 108 | 90.8% |
| スポーツ教育学科 | 92 | 81 | 88.0% |
| 法律学科 | 199 | 170 | 85.4% |
| 生命医工学科 | 36 | 24 | 66.7% |
| 臨床工学科 | 24 | 12 | 50.0% |
| 全体 | 558 | 477 | 85.5% |
出典:桐蔭横浜大学公式 卒業後の進路データ(2024年度卒業生実績)
全体の卒業者ベース就職率は85.5%。就職希望者ベースでは95.3%(スタディサプリ進路)。医用工学部は大学院進学や臨床工学技士の国家試験浪人を含むため、卒業者ベースの数字は低く出る。スポーツ科学部はプロ選手や教員採用試験の浪人組もいるため、単純な就職率だけで判断できない構造がある。
スポーツ健康政策学科の93.2%を筆頭に、スポーツ科学部全体では88〜93%の就職率を維持している。法律学科も85.4%と安定している。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 公務員・公安 | 警視庁 / 神奈川県警察 / 海上自衛隊 / 海上保安庁 / 横浜市消防局 / 神奈川県庁 / 伊勢原市役所 |
| 教育 | 公立小学校教諭 / 中高保健体育教諭 |
| 医療 | 日本医科大学付属病院 / 横浜医療センター / 済生会中央病院 / 横須賀共済病院 / 東海大学医学部付属病院 / IMSグループ |
| メーカー・商社 | SUBARU / 神奈川トヨタ自動車 / 日本瓦斯 / 日本通運 |
| スポーツ・フィットネス | ティップネス / LAVA international / スポーツコミュニティ |
| 金融 | 湘南信用金庫 / 川崎信用金庫 / かんぽ生命保険 |
出典:パスナビ / 桐蔭横浜大学公式(2024年3月卒業生実績)
警視庁・神奈川県警・海上自衛隊・海上保安庁と、公安系への就職実績が厚いのが目を引く。法学部からの公務員就職に加え、スポーツ科学部からも体力を活かした公安系への道が開けている。
医用工学部からは大学病院や総合病院への就職が中心で、日本医科大学付属病院や済生会中央病院など首都圏の主要病院に臨床工学技士・臨床検査技師として就職している。資格を持っている人間の就職先としては、かなり手堅いラインナップだ。
SUBARUや日本通運といったメーカー・物流大手への実績もある。「やばい」と検索される大学の就職先としては、十分に戦えるリストだと思う。
同偏差値帯の大学と比べると?
桐蔭横浜大学だけを見ていても位置関係がわかりにくい。同じ偏差値帯の関東私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 桐蔭横浜大学 | 35.0〜42.5 | 95.3% | 約476万円 |
| 関東学院大学 | 35.0〜47.5 | 95.9% | 約500万円 |
| 帝京平成大学 | 35.0〜45.0 | 98.1% | 約490万円 |
出典:各大学公式 / スタディサプリ進路(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。就職率も3校とも95%以上を確保している。桐蔭横浜大学の学費は法学部基準で4年間約476万円と、比較校の中ではやや抑えめ。医用工学部は実習費があるため約613万円と高くなるが、国家資格に直結する学部としてはむしろ標準的だ。
帝京平成大学の就職率98.1%は高い数字だが、医療系学部の比率が大きく資格職が多いことが影響している。桐蔭横浜大学もスポーツ科学部と医用工学部という資格・専門性に直結する学部を持っており、学部の選び方次第で就職に強い大学だといえる。
「桐蔭横浜大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
最大の要因は、「桐蔭」の高校と大学の知名度ギャップだ。桐蔭学園高校は神奈川の名門校として知られ、甲子園常連の強豪としても有名。「桐蔭」と聞いたときに多くの人が思い浮かべるのは高校の方であり、大学の存在感はどうしても薄くなりがちだ。高校の知名度が高い分、「大学はそこまでじゃない」という比較が生まれやすい。
さらに、偏差値35.0〜42.5という帯は、上を見れば日東駒専やMARCHがあり、下を見ればBF(ボーダーフリー)と呼ばれるゾーンと隣接している。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造がある。ネット上の大学序列ランキングでは、この帯の大学が最も「Fラン」と叩かれやすいポジションにある。
ただし、データを見ればわかる通り、桐蔭横浜大学の実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。スポーツ科学部の倍率は2倍前後あり、医用工学部は国家資格取得に直結している。公安系・医療系への就職実績も手堅い。偏差値の数字だけで大学全体を判断するのは、あまりに雑すぎる。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率や就職先リストを見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
同じ偏差値帯の大学を見る:偏差値38〜44の大学一覧|就職率・学費データ付き

