偏差値帯:37.5(Tier A)
就職率:100%(国家試験合格者・7年連続)
藤原の一言:「不安に思う気持ちは痛いほどわかる。でもここから変えられる」
「四條畷学園大学 Fラン」——検索した気持ち、痛いほどわかる。俺も偏差値37くらいの大学に通ってた。大学名を言うたびに空気が変わるあの感じ、何度も経験した。
でも、今更それを嘆いても仕方ない。ここから配られたカードで戦うしかない。だからまず、四條畷学園大学の現実をデータで確認していこう。
四條畷学園大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を見てみよう。四條畷学園大学は大阪府大東市にある医療系の私立大学で、リハビリテーション学部と看護学部の2学部構成。河合塾の偏差値は両学部ともに37.5だ。
学部別偏差値
| 学部・専攻 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| リハビリテーション学部(理学療法学専攻) | 37.5 |
| リハビリテーション学部(作業療法学専攻) | 37.5 |
| 看護学部(看護学科) | 37.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
河合塾の数値だけ見ると37.5で、BF(ボーダーフリー)に近い水準。この数字が「Fラン」と検索される最大の原因だと思う。ただ、ベネッセの偏差値では48〜51の範囲で表示されている。偏差値は模試の母集団によって数字が変わる。河合塾とベネッセで印象が全然違うのはそのためだ。
医療系の大学は偏差値だけで測れない部分が大きい。国家資格の取得が前提で、卒業後の進路がほぼ確定しているからだ。偏差値の数字で不安になる気持ちはわかるが、もう少しデータを見てほしい。
倍率推移
| 学部 | 2025年度(一般選抜) | 2024年度(一般選抜) |
|---|---|---|
| リハビリテーション学部 | 1.8倍 | 2.5倍 |
| 看護学部 | 3.8倍 | 1.2倍 |
出典:パスナビ(2025年度・2024年度入試結果)
リハビリテーション学部は1.8〜2.5倍、看護学部は2025年度に3.8倍まで上昇している。看護学部は一般A日程で3.3倍、B日程で5.3倍と、年度によって激しく変動している。「誰でも受かる」という水準ではない。特に看護学部は近年人気が上がっていて、合格は簡単ではなくなっている。
四條畷学園大学の就職実績
偏差値だけ見ると不安になるのはわかる。でも医療系大学の本当の価値は、卒業後にどうなれるかで決まる。就職データと国家試験合格率を見てみよう。
就職率
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 就職内定率(国家試験合格者) | 100%(7年連続) |
| 理学療法士 国家試験合格率 | 100%(全国平均95.2%・4年連続) |
| 作業療法士 国家試験合格率 | 92.3%(全国平均92.5%) |
| 看護師 国家試験合格率 | 98.6%(全国平均95.9%) |
出典:四條畷学園大学公式(2024年度卒業生実績)
就職内定率7年連続100%。理学療法士は4年連続で全員合格、看護師も全国平均を上回る98.6%。この数字は「Fラン」というイメージとは程遠い。医療系の国家資格は合格すれば一人あたり数十倍の求人がある世界だ。リハビリテーション学部で約70倍、看護学部で約90倍の求人があるとされている。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 国公立病院 | 国立循環器病研究センター / 大阪南医療センター / 京都医療センター / 大阪母子医療センター / 国立病院機構近畿グループ |
| 大学病院 | 大阪公立大学医学部附属病院 / 大阪医科薬科大学病院 / 関西医科大学附属病院 / 近畿大学病院 / 神戸大学医学部附属病院 / 奈良県立医科大学附属病院 |
| 一般・企業系病院 | 関西電力病院 / 住友病院 / 松下記念病院 / 森之宮病院 / 蘇生会総合病院 / 学研都市病院 |
| リハビリ専門 | わかくさ竜間リハビリテーション病院 / 京都府立心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院 |
出典:四條畷学園大学公式(卒業後の進路ページ)
国立循環器病研究センター、大阪公立大学医学部附属病院、神戸大学医学部附属病院——関西トップクラスの医療機関がずらりと並ぶ。大学病院や国公立病院への就職実績がこれだけあるのは、少人数教育と国家試験対策の質が高い証拠だ。
四條畷学園大学の特徴は、担任制と就職担当教員(理学療法士・作業療法士の資格を持つ教員)による個別サポート。リハビリテーション学部では毎年約80〜100の医療機関が参加する就職説明会を学内で開催している。小規模だからこそできる手厚さが、この就職実績を支えている。
同偏差値帯の大学と比べると?
四條畷学園大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯で医療系学部を持つ大阪近郊の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 四條畷学園大学 | 37.5 | 100% | 約672万円 |
| 藍野大学 | 37.5〜40.0 | 100% | 約665万円 |
| 大阪保健医療大学 | 35.0〜42.5 | 100% | 約714万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値帯はほぼ同水準。3校とも就職率100%を達成しており、医療系大学としてのキャリアサポートは横並びの高水準だ。注目すべきは学費で、四條畷学園大学の4年間約672万円は大阪保健医療大学より約42万円安い。藍野大学とはほぼ同額。
医療系大学は卒業後に国家資格を取得すれば、偏差値に関係なく同じ土俵で働ける。同じ病院で同じ仕事をする場合、出身大学の偏差値で給料が変わることはない。つまり、学費が安いほどコスパが良いということになる。その点で四條畷学園大学の立ち位置は悪くない。
「四條畷学園大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
BF(ボーダーフリー)に近い偏差値帯は、それだけでネガティブに語られやすい。ネット上の大学序列ランキングや匿名掲示板では、偏差値の数字だけで「Fラン」とレッテルを貼られることがある。四條畷学園大学も河合塾の37.5という数字が一人歩きして、大学全体が低く見られがちな構造がある。
さらに、2学部しかない小規模大学だから知名度が低い。大阪には近畿大学や関西大学など学生数の多いマンモス校が集中しているため、四條畷学園大学の名前を知らない人も多い。「聞いたことがない大学=Fラン」という雑な括り方をされてしまうのは、小規模大学の宿命でもある。
でも、データを見ればわかる通り、実態は「Fラン」とは異なる部分が多い。就職率100%、国立循環器病研究センターや大学病院への就職実績、理学療法士国家試験4年連続全員合格——これは偏差値の数字だけでは見えない、この大学の本当の実力だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値だけ見れば、不安に思う気持ちはわかる。俺も同じだった。
でも、全然どん底なんかじゃない。就職率7年連続100%。国立循環器病研究センター、大阪公立大学医学部附属病院、神戸大学医学部附属病院——四條畷学園大学からでも、行動次第でこれだけの選択肢がある。
俺も偏差値37の大学から、今こうして普通に社会人として生きてる。ここからいくらでも変えられる。頑張ってほしい。
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