滋賀医科大学はやばい?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:65.0(Tier D)

国試合格率/就職率:医師国試94.6%・看護学科就職率98.0%

藤原の一言:「俺から正直に言わせてもらうと十分すごい」

更新日:2026年4月 | 出典:滋賀医科大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「滋賀医科大学 やばい」と検索してここに来たのか。早慶や旧帝と比べて「もう少し上に行きたかった」という気持ちがあるんだと思う。上を見ればキリがないから、その感覚は理解できる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から正直に言わせてもらうと、滋賀医科大学は十分すごい。データで確認してみてほしい。

滋賀医科大学の偏差値と入試難易度

まずは偏差値を確認しよう。滋賀医科大学は滋賀県唯一の医科大学で、医学部のみの単科大学だ。河合塾の偏差値は医学科で65.0。共通テスト得点率は医学科82%、看護学科66%。

学科別偏差値

学科 偏差値(河合塾)
医学科 65.0
看護学科 —(共テ得点率66%)

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

医学科65.0は国公立医学部の中でも標準的な水準。看護学科は河合塾の偏差値が設定されていないが、国公立の看護学科としては標準的な難易度だ。俺の偏差値37の大学とは文字通り別世界。医学科に受かった時点で、相当な学力があることは間違いない。

倍率推移

年度 医学科(前期) 看護学科(前期)
2025年度 6.4倍 2.8倍
2024年度 3.8倍 2.1倍
2023年度 4.5倍 2.8倍

出典:パスナビ(2023〜2025年度入試結果)

医学科は2025年度に6.4倍まで跳ね上がった。国公立医学部は受験機会が基本1回しかない中でこの倍率だ。受かった人は胸を張っていい。看護学科も2〜3倍台を推移しており、国公立大学として安定した人気を維持している。

滋賀医科大学の就職実績

医科大学の就職データは一般の大学とは少し構造が違う。医学科は卒業後に2年間の臨床研修(研修医)に進むため、いわゆる「就職率」ではなく医師国家試験の合格率が実質的な指標になる。看護学科は通常の就職率で見る。

国家試験合格率・就職率

学科 指標 数値
医学科 医師国家試験合格率(2025年) 94.6%
看護学科 就職率(就職希望者ベース・2024年度卒) 98.0%

出典:滋賀医科大学公式 / パスナビ(2024年度卒業生実績)

医師国家試験合格率94.6%は全国82医学部の中でも上位に位置する数字。看護学科は卒業者55名のうち就職希望者51名中50名が就職で、就職率98.0%。どちらの数字も不安に思う要素は一切ない。Tier Dの大学のデータは良いに決まっている。

主要就職先・研修先

学科 主な就職先・研修先
医学科(臨床研修先) 滋賀医科大学医学部附属病院 / 京都大学医学部附属病院 / 大阪大学医学部附属病院 / 大阪公立大学医学部附属病院 / 国立循環器病研究センター
看護学科 滋賀医科大学附属病院18名 / 京都大学医学部附属病院16名 / 済生会滋賀県病院2名 / 大津市(保健師職)2名

出典:滋賀医科大学公式 / パスナビ(2024年度卒業生実績)

看護学科の就職先を見ると、滋賀医科大学附属病院に18名、京都大学附属病院に16名。卒業者55名のうち34名がこの2病院に就職している。京大附属病院への就職パイプは、この大学ならではの強みだ。

医学科は卒業後、マッチング制度を通じて全国の研修病院に配属される。大阪大学附属病院や国立循環器病研究センターなど、関西圏のトップレベルの医療機関に進む卒業生も多い。医師免許を取得した時点で、キャリアの選択肢は大きく広がる。

同偏差値帯の大学と比べると?

同じ国公立医学部の中で、偏差値が近い地方医大と比較してみる。

大学名 偏差値(医学科) 国試合格率 学費(6年概算)
滋賀医科大学 65.0 94.6% 約350万円
福井大学(医学部) 62.5 96.0% 約350万円
鳥取大学(医学部) 62.5 92.0% 約350万円

出典:パスナビ / 医学部受験マニュアル(2025年度実績)

偏差値は滋賀医科大学が頭一つ上。国試合格率は3校とも90%台で高水準だ。学費は国立大学の標準額で、6年間で約350万円。私立医大が6年間で2,000万〜4,000万円かかることを考えると、桁が違う。国公立医学部に通えている時点で、経済的にもかなり恵まれた環境にいる。

「滋賀医科大学 やばい」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「やばい」と検索される理由がわからないと感じた人も多いはず。実は、この検索の背景には大学固有の事情がいくつかある。

最も大きいのは進級の厳しさに関する噂だ。滋賀医科大学はかつて「進級がむちゃくちゃ厳しい」と言われていた時期がある。一般教養で必要な単位数が多く、テストは持ち込み不可、毎年数名が留年する——こうした情報がネット上に残っている。ただし近年はカリキュラムが改善されており、「ちゃんと勉強していれば留年しない」という口コミも増えている。古い情報が一人歩きしている面が大きい。

もう一つは附属病院の口コミとの混同だ。「滋賀医科大学」で検索すると、附属病院の患者口コミが上位に表示されやすい。病院の口コミは不満を持った人が書く傾向があるため、ネガティブな内容が目立つ。しかしこれは大学の教育の質とは全く別の話だ。病院の口コミと大学の評価を混同してはいけない。

さらに、単科大学ゆえの知名度の低さも影響している。総合大学と違い医学部しかないため、一般的な知名度では京大や阪大の医学部に比べると弱い。ただし医療の世界では、滋賀医科大学の名前は十分に通用する。1974年の設立以来、滋賀県の地域医療を支え続けてきた実績がある。

立地についても、最寄りのJR瀬田駅からバスで約15分という点が話題になることがある。ただし大阪駅まで片道1時間弱でアクセスできるため、地方医大としてはむしろ恵まれた立地だ。

俺から見ると、「やばい」と検索される理由は大学の質ではなく、過去の進級厳しさの噂と附属病院の口コミが混在しているだけ。中身は全く「やばく」ない大学だ。

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データが証明してる通り、滋賀医科大学は偏差値・国試合格率・学費のコスパ、どこを切っても不安に思う要素がない。京大附属病院への看護学科の就職パイプ、6年間約350万円の学費、関西圏の主要病院への研修実績——この大学にしかない強みがいくつもある。

俺みたいなFラン出身者から見れば、あなたの環境はかなり恵まれてる。全然どん底なんかじゃない。その環境を活かして、大学生活を楽しんでほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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