偏差値帯:37〜42.5(Tier B)
就職率:約99%(後身の桃山学院教育大学・就職希望者ベース)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
更新日:2026年4月 | 出典:桃山学院教育大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net
「プール学院大学 Fラン」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
ただ、まず知っておいてほしいことがある。プール学院大学は2018年に桃山学院教育大学へ名称変更し、さらに2025年4月には桃山学院大学に統合された。現在「プール学院大学」という名前の4年制大学は存在しない。
でも、悩んでる時間がもったいない。名前が変わっても実績データは残ってる。まずはプール学院大学の後身である桃山学院教育大学の現実を、データで確認していこう。
プール学院大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値から確認しよう。プール学院大学時代は国際文化学部と教育学部の2学部体制で、大阪府堺市にキャンパスを置いていた。名称変更後の桃山学院教育大学では人間教育学部に一本化され、教員養成に特化した大学として再出発している。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値 | 備考 |
|---|---|---|
| 国際文化学部 | 37.0 | プール学院大学時代・募集停止 |
| 教育学部 | 41.0 | プール学院大学時代 |
| 人間教育学部 | 40.0〜42.5 | 桃山学院教育大学(河合塾・2026年度) |
出典:パスナビ / マナビジョン(2026年度入試予想)
プール学院大学時代の偏差値は37.0〜41.0。国際文化学部の37.0はBF(ボーダーフリー)に近い水準で、ここだけ見れば「Fラン」と言われるのも無理はない数字だ。一方で教育学部は41.0あり、現在の桃山学院教育大学(人間教育学部)は河合塾の偏差値で40.0〜42.5まで上がっている。
名称変更と学部再編を経て、偏差値帯も変化している。少なくとも現時点の後身大学は、BFとは言えない水準にある。「Fランか?」と聞かれたら、当時の国際文化学部だけ見ればそう見えるが、大学全体としては中堅帯に位置していたというのが正確な答えだ。
次に入試の競争率を確認しておこう。ここでは後身の桃山学院大学 人間教育学部のデータを使う。
倍率(桃山学院大学 人間教育学部・2025年度)
| 入試方式 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 一般選抜(合計) | 877名 | 294名 | 2.9倍 |
| 共通テスト利用(合計) | 381名 | 178名 | 2.1倍 |
| 総合型選抜(合計) | 143名 | 83名 | 1.7倍 |
出典:パスナビ(桃山学院大学 人間教育学部・2025年度入試結果)
一般選抜で倍率2.9倍。「誰でも受かる」というレベルではまったくない。特に健康・スポーツ教育課程は8.5倍という高倍率で、かなり狭き門になっている。プール学院大学時代のイメージで「簡単に入れる」と思っていると、現状とはギャップがある。
教員養成系の大学は、教員免許取得というゴールが明確なぶん、入学後の学びの密度が高いのが特徴だ。実習や模擬授業など、座学だけでは終わらないカリキュラムが組まれている。偏差値だけでは見えない価値がここにある。
プール学院大学の就職実績
偏差値の次は就職データを確認しよう。プール学院大学としての卒業生データは限られるが、後身の桃山学院教育大学は2022年度に1期生を送り出してから、着実に実績を積み上げている。
就職率
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 就職率(就職希望者ベース) | 約99% |
| 教員採用試験合格(2022〜2024年度・のべ) | 約250名 |
| 2023年度 教員採用試験合格(のべ) | 105名 |
出典:桃山学院教育大学公式(2024年度実績)
就職率約99%。さらに注目すべきは教員採用試験の実績で、1期生が卒業した2022年度から3年間で、のべ約250名が現役合格している。2023年度だけでも105名だ。大阪府・大阪市・堺市はもちろん、北海道から九州まで全国の自治体で合格者を出している。
「Fラン」と検索されるような大学の後身が、3年間でのべ250名の教員を輩出している。この事実は知っておいてほしい。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 公立小学校 | 大阪府 / 大阪市 / 堺市 / 和歌山県 / 北海道 / 千葉県 / 東京都 / 横浜市 / 愛知県 |
| 公立幼稚園・保育所 | 大阪府内各自治体 / 近隣府県の公立施設 |
| 私立幼稚園・保育所 | 大阪府内・関西圏の私立施設 |
| 福祉施設 | 児童福祉施設 / 障がい者支援施設 |
出典:桃山学院教育大学公式(2024年度卒業者実績)
教員養成に特化した大学だけあって、就職先は教育・保育系が中心。公立小学校の教員として全国の自治体に合格者を輩出しているのは、教育系大学としてしっかり機能している証拠だ。大学には教育委員会の経験者や校長経験者がスタッフとして在籍し、自治体ごとの採用試験の傾向と対策まで個別に支援する体制が整っている。
教員志望でない学生も、福祉施設や一般企業への就職実績がある。教育学部で培ったコミュニケーション力や指導力は、教育以外の分野でも評価されやすい。
同偏差値帯の大学と比べると?
プール学院大学(現・桃山学院教育大学)の立ち位置を、大阪近郊の教育系大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 桃山学院教育大学(旧プール学院大学) | 40.0〜42.5 | 約99% | 約500万円 |
| 四天王寺大学(教育学部) | 42.5〜45.0 | 98.2% | 約530万円 |
| 大阪常磐会大学 | 35.0 | 80%以上 | 約495万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024〜2025年度実績)
偏差値では四天王寺大学の教育学部がやや上に位置するが、就職率では桃山学院教育大学の約99%が頭一つ抜けている。学費は3校とも500万円前後で大きな差はない。
注目すべきは、偏差値と就職率が必ずしも比例しないという点だ。偏差値が低めでも就職率が高い大学は、入学後のサポート体制が手厚い証拠。桃山学院教育大学は教員採用に特化したカリキュラムと支援体制で、この数字を実現している。大事なのは入口の偏差値ではなく、出口の就職実績だ。
「プール学院大学 Fラン」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。
プール学院大学が「Fラン」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置する大学は、上を見ればMARCHや関関同立があり、下を見ればBFの大学がある。その”はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造だ。
さらにプール学院大学の場合、名称変更による情報の断絶が大きく影響している。2018年に桃山学院教育大学へ、2025年にはさらに桃山学院大学へと、短期間で2度も名前が変わった。「プール学院大学」で検索しても現在の正確な情報にたどり着きにくく、旧名時代の古い偏差値や評判だけがネット上に残りやすい。国際文化学部の偏差値37.0という数字が、大学全体の評価として固定されてしまっている面がある。
ただし、データを見ればわかる通り、プール学院大学の後身は就職率約99%・教員採用のべ約250名合格という実績を出している。「Fラン」では片づけられない成果だ。偏差値という1つの数字だけで、大学の価値が決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率や教員採用実績を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
名前は変わっても、教員養成という強みは脈々と受け継がれている。プール学院大学の歴史は、1879年に英国国教会の宣教師が大阪に開いた永生女学校にまで遡る。140年以上の教育の伝統が、今の桃山学院教育大学の実績を支えている。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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