偏差値帯:37.5〜40.0(Tier B)
就職率:98.3%(就職希望者ベース・スタディサプリ進路)
藤原の一言:「悩んでる時間がもったいない。データを見よう」
「大阪大谷大学 やばい」と検索してるってことは、自分の状況を冷静に見れてる証拠。俺も似たような偏差値帯の大学出身だから、この空気感はよくわかる。
でも、悩んでる時間がもったいない。今更変えられないことより、ここからどうするか。まずは大阪大谷大学の現実をデータで確認していこう。
大阪大谷大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。大阪大谷大学の偏差値帯は河合塾の数値で37.5〜40.0。学部によって差がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 文学部(日本語日本文学科) | 40.0 |
| 文学部(歴史文化学科) | 40.0 |
| 教育学部 | 40.0 |
| 人間社会学部(人間社会学科) | 40.0 |
| 人間社会学部(心理・福祉学科) | 40.0 |
| 人間社会学部(スポーツ健康学科) | 37.5 |
| 薬学部 | 37.5 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
文学部・教育学部・人間社会学部の多くの学科は40.0。薬学部とスポーツ健康学科が37.5。BF(ボーダーフリー)ではなく、全学部に明確な偏差値が付いている。「Fランか?」と聞かれたら、数字上はボーダーフリーではないという事実がまずある。
共通テスト得点率も51%〜78%と幅がある。歴史文化学科は78%が求められる方式もあり、偏差値の数字だけでは見えない難易度がある。偏差値は入試難易度の指標の一つであって、大学の中身を決めるものじゃない。
次に、「誰でも入れる」のかどうかを倍率で確認しよう。
倍率推移(一般選抜合計)
| 学部 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 |
|---|---|---|---|
| 文学部 | 3.4倍 | 3.4倍 | 2.7倍 |
| 教育学部 | 1.4倍 | 2.0倍 | 2.1倍 |
| 人間社会学部 | 2.8倍 | 2.7倍 | 2.2倍 |
| 薬学部 | 1.4倍 | 1.3倍 | 1.2倍 |
出典:パスナビ / 大阪大谷大学公式(2023〜2025年度入試結果)
文学部は3年連続で2.7倍以上。人間社会学部も年々上昇して2025年度は2.8倍に達している。「誰でも入れる」とは言えない倍率の学部が複数ある。薬学部は1倍台だが、これは6年制の薬学部全体に見られる傾向で、大阪大谷大学だけの話ではない。
大阪府富田林市にキャンパスがあり、近鉄長野線の汐ノ宮駅からスクールバスが運行されている。文学部・教育学部・薬学部と、専門性の高い学部を持つ大学だ。
大阪大谷大学の就職実績
偏差値だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも大事なのは、卒業後にどうなれるか。就職データを確認しよう。
就職率
| 学部 | 就職者数(2024年度卒) | 備考 |
|---|---|---|
| 文学部 | 78名 | 教員・小売・サービス業が中心 |
| 教育学部 | 163名 | 公立学校教員が多数 |
| 人間社会学部 | 150名 | 公務員・福祉・スポーツ関連 |
| 薬学部 | 54名 | 薬局・病院が中心 |
| 全体 | 426名(就職希望者433名) | 就職率98.3% |
出典:スタディサプリ進路(2025年3月卒業生実績)/ 大阪大谷大学公式
就職希望者433名のうち426名が就職。就職率98.3%。全国平均(約97%前後)を上回っている。特に教育学部は163名が就職しており、教員採用に強いのがこの大学の大きな特徴だ。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 教育(公立学校) | 大阪府内公立学校37名 / 堺市内公立学校11名 / 大阪市内公立学校9名 / 和歌山県内公立学校8名 |
| 薬局・ドラッグストア | スギ薬局 / キリン堂 / 日本調剤 / ウエルシア薬局 / 総合メディカル |
| 医療 | 国立病院機構 / 和泉市立総合医療センター / 地域医療機能推進機構(JCHO) |
| 小売・商社 | イオンリテール / コーナン商事 / ライフコーポレーション / タカラ通商 |
| 公務員 | 大阪府庁 / 大阪府警察本部 / 大阪市役所 / 和歌山県庁 |
| 福祉・その他 | 大阪府障害者福祉事業団 / ケア21 / 日本郵便 / トヨタL&F近畿 / 東洋テック |
出典:大阪大谷大学公式 / パスナビ(2024年度卒業生実績)
最大の特徴は教員採用実績の強さ。大阪府内公立学校だけで37名、堺市・大阪市・和歌山県を合わせると65名以上が公立学校の教壇に立っている。2025年3月卒業生では、教諭74名・講師63名が全国の学校園で活躍している。
薬学部からはスギ薬局・キリン堂・日本調剤など大手調剤チェーンへの就職実績がある。「やばい」と検索されるような大学で、国立病院機構や大阪府庁への就職実績が出てくるのは事実だ。教育と薬学という専門性の高い出口を持っていることが、この大学の最大の強みだと言える。
同偏差値帯の大学と比べると?
大阪大谷大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の大阪南部の私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 大阪大谷大学 | 37.5〜40.0 | 98.3% | 約482万円 |
| 四天王寺大学 | 37.5〜45.0 | 99.2% | 約510万円 |
| 阪南大学 | 35.0〜37.5 | 97.9% | 約475万円 |
出典:各大学公式 / スタディサプリ進路(2025年3月卒業生実績)/ パスナビ
3校とも就職率97%以上と高水準。大阪大谷大学の98.3%は、偏差値帯では阪南大学より上、四天王寺大学とはほぼ同水準の位置にある。学費は4年間で約482万円と、四天王寺大学より約28万円安い。
ただし、大阪大谷大学は教育学部と薬学部を持つという点で、四天王寺大学や阪南大学とは学部構成がやや異なる。特に薬学部は6年制で学費総額が大きく変わる(薬学部6年間で約1,100万円超)ため、文系学部で比較するのが公平だ。文系学部同士で見れば、就職率・学費ともに同偏差値帯の大学と遜色ない水準にある。
「大阪大谷大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
大阪大谷大学が「やばい」と検索される背景には、偏差値の数字が一人歩きしている面がある。中堅帯に位置するため、上を見れば関関同立や産近甲龍があり、下を見ればBF(ボーダーフリー)の大学がある。その“はざま”にいること自体が不安を生みやすい構造がある。
さらに、「大谷」という名前から京都の大谷大学と混同されることもある。大阪大谷大学はもともと「大谷女子大学」として1966年に開学し、2006年に共学化して現在の名称になった。歴史的には女子大学としての実績が長く、共学化後の認知がまだ追いついていない部分もある。大阪南部の富田林という立地も、大阪市内の大学と比べると知名度で不利に働きやすい。
ただし、データを見ればわかる通り、大阪大谷大学の実態は「やばい」という検索イメージとは異なる部分も多い。就職率98.3%、公立学校への教員採用65名以上、大阪府庁や国立病院機構への就職実績——これは「やばい」では片づけられない成果だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
偏差値の数字だけ見て不安になる気持ちはわかる。でも就職率や教員採用実績を見ると、「使い方次第」の大学だとわかる。
全然どん底なんかじゃない。俺も同じような大学から社会人になれた。ここからいくらでも変えられる。
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