偏差値帯:35.0〜62.5(Tier C)
就職率:97.4%(就職希望者ベース・パスナビ)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
更新日:2026年4月 | 出典:日本獣医生命科学大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net
「日本獣医生命科学大学 やばい」——微妙なラインだよな。獣医学科は偏差値60超えの難関なのに、応用生命科学部はBF近い。同じ大学なのに学科で印象がまるで違う。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
日本獣医生命科学大学はFラン?偏差値と入試データで検証
まずは偏差値と入試の実態を確認しよう。日本獣医生命科学大学の偏差値帯は河合塾の数値で35.0〜62.5。学科によって偏差値の差が極めて大きい、かなり特殊な大学だ。
学部別偏差値
| 学部・学科 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 獣医学部 獣医学科 | 62.5 |
| 獣医学部 獣医保健看護学科 | 42.5〜47.5 |
| 応用生命科学部 動物科学科 | 35.0〜37.5 |
| 応用生命科学部 食品科学科 | 35.0 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
獣医学科の62.5はMARCH上位〜早慶に迫る水準だ。全国に獣医学科を持つ大学は17校しかなく、その中でも上位に位置する。一方で食品科学科の35.0はBF(ボーダーフリー)に近い。同じ大学内で偏差値差が27.5もあるのは全国的に見ても珍しい構造だ。
「Fランか?」と聞かれたら、学科によるとしか言いようがない。獣医学科は間違いなく難関。応用生命科学部は偏差値だけ見れば厳しい数字。大学名ひとつで一括りにできないのが、この大学の最大の特徴だ。
入試の競争率も、学科ごとにまるで違う。
倍率推移
| 学科 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 獣医学科 | 5.8倍 | 6.1倍 |
| 獣医保健看護学科 | 3.2倍 | 2.8倍 |
| 動物科学科 | 1.1倍 | 1.1倍 |
| 食品科学科 | 1.0倍 | 1.0倍 |
出典:パスナビ(全選抜合計・2024〜2025年度)
獣医学科は倍率6倍超え。2025年度は志願者2,147名に対して合格者330名。全国の獣医学科は定員が少ないため毎年高倍率になるが、それでも6倍台は相当な狭き門だ。一方、応用生命科学部の動物科学科・食品科学科は倍率1.0〜1.1倍で、受ければほぼ受かる水準にあるのは事実。
つまりこの大学は、学科によって入試難易度が全く異なる二極構造を持っている。大学名だけで「やばい」「Fラン」とレッテルを貼るのは、実態を正しく捉えていない。どの学科の話をしているかで評価はまるで変わる。
日本獣医生命科学大学の就職実績
偏差値の次に気になるのは就職だ。卒業後にどんな進路が開けるのか、データで見てみよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 獣医学部 | 174 | 155 | 153 | 98.7% |
| 応用生命科学部 | 132 | 116 | 111 | 95.7% |
| 全体 | 306 | 271 | 264 | 97.4% |
出典:パスナビ(2024年度卒業生実績)
就職希望者271名中264名が就職。就職率97.4%。獣医学部は98.7%とほぼ全員が就職している。応用生命科学部も95.7%と全国平均(約97%前後)に迫る水準だ。
この大学は1881年(明治14年)創立の日本最古の私立獣医学校がルーツ。140年以上の歴史が築いた動物・生命科学分野でのネットワークは、就職率の数字にしっかり反映されている。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 動物病院 | 苅谷動物病院グループ / 日本動物高度医療センター / 日本小動物医療センター |
| 官公庁 | 農林水産省 / 東京都 / 千葉県 |
| 動物関連 | イオンペット / アニコムホールディングス / 鴨川シーワールド / 日本中央競馬会 |
| 食品・飼料 | フィード・ワン / 高梨乳業 / 武蔵野フーズ / 日清丸紅飼料 |
| 研究・医薬 | 新日本科学 / WDBエウレカ / LSIメディエンス |
| 農業団体 | 全国酪農業協同組合連合会 / 北海道NOSAI / JA東日本くみあい飼料 |
出典:パスナビ / 日本獣医生命科学大学公式(2024年3月卒業者実績)
農林水産省、日本中央競馬会(JRA)、鴨川シーワールド——総合大学にはない、専門大学ならではの就職先がずらりと並ぶ。獣医学科からは動物病院や公務員獣医師、獣医保健看護学科からは動物看護師やペット関連企業、応用生命科学部からは食品・飼料メーカーや研究機関と、学科ごとに就職の方向性がはっきり分かれている。
特に獣医師は国家資格であり、合格すれば全国どこでも働ける。動物病院の開業という道もある。偏差値だけでは見えない「資格と専門性」が、この大学の出口戦略の核だ。応用生命科学部も、食品衛生監視員や飼料製造管理者など専門資格の取得が可能で、業界直結型のキャリアが描ける。
同偏差値帯の大学と比べると?
日本獣医生命科学大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じく獣医・動物系の学部を持つ私大と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 日本獣医生命科学大学 | 35.0〜62.5 | 97.4% | 約570万円 |
| 麻布大学 | 35.0〜62.5 | 96.9% | 約650万円 |
| 北里大学 | 37.5〜62.5 | 99.5% | 約600万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績・学費は4年制学科の概算)
3校とも獣医学科を持つ私立大学で、偏差値帯の構造がよく似ている。獣医学科は60前後の難関、それ以外の学科は35〜50台という二極構造は獣医系大学に共通する特徴だ。つまり「やばい」「Fラン」と検索される構造そのものが、日本獣医生命科学大学だけの問題ではない。
就職率は3校とも96%以上と高水準。学費で見ると、日本獣医生命科学大学の応用生命科学部は4年間約570万円で、同系統の学科と比べてやや低め。武蔵野市にある小規模キャンパスだが、学生約1,600名の大学だからこそできる面倒見の良い教育がある。年間40回以上の就職ガイダンスを実施しているのも、小規模大学ならではの機動力だ。
「日本獣医生命科学大学 やばい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「やばい」と検索されるのか。
最大の原因は、学科間の偏差値ギャップだ。獣医学科は偏差値62.5で倍率6倍超の難関。しかし応用生命科学部は偏差値35.0で倍率1.0倍。同じ大学名を冠していながら入試難易度がまるで違う。この極端な二極構造が、大学全体のイメージを複雑にしている。
「日本獣医生命科学大学」という名前を聞くと、獣医学科の難関イメージが先に来る人もいれば、応用生命科学部のBF近い偏差値を見て「やばい」と感じる人もいる。同じ大学名で受ける印象が人によってまるで違うのが、この大学が検索される構造的な理由だ。
また、大学名に「獣医」が入っていることで、「獣医学科以外に行く意味はあるのか?」という疑問も生まれやすい。実際には動物科学科は畜産・実験動物系の専門職への就職、食品科学科は食品メーカーや品質管理への就職と、それぞれ明確な出口がある。だが「獣医」のイメージが強すぎるがゆえに、他学科の存在意義が外からは見えにくくなっている面はある。
ただし、データを見ればわかる通り、就職率97.4%、農林水産省やJRAへの就職実績——日本獣医生命科学大学の実態は「やばい」という検索イメージとは異なる部分が多い。偏差値という1つの数字だけで、大学の全てが決まるわけじゃない。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、日本獣医生命科学大学は不安に思うような大学じゃない。獣医学科は全国トップクラスの難関だし、応用生命科学部も就職率95%超えで、食品・飼料・研究分野への就職実績がしっかりある。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
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