偏差値帯:47.5〜50.0(Tier C)
就職率:97.5%(就職希望者ベース・大学公式)
藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」
「長野大学 恥ずかしい」——微妙なラインだよな。上を見れば信州大学や都市部の有名大学がいるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。
ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。
長野大学の偏差値と入試難易度
長野大学は2017年に公立化した大学で、河合塾の偏差値は47.5〜50.0。学部によって差がある。
学部別偏差値
| 学部 | 偏差値(河合塾) |
|---|---|
| 地域経営学部 | 50.0 |
| 社会福祉学部 | 47.5 |
| 共創情報科学部 | ※2026年度新設 |
出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)
地域経営学部が50.0、社会福祉学部が47.5。共通テスト得点率は64%〜69%の範囲で、国公立大学としては中堅クラスの位置にいる。2026年度から共創情報科学部が新設され、3学部体制になった。旧・環境ツーリズム学部と企業情報学部を改組した形だ。
入試の実態もデータで確認しておこう。
倍率推移
| 年度 | 倍率(一般選抜・全学部) |
|---|---|
| 2025年度 | 2.0〜2.6倍 |
| 2024年度 | 1.4〜2.5倍 |
| 2023年度 | 2.2〜3.5倍 |
出典:パスナビ / Kei-Net
倍率は年度や学部によって幅があるが、おおむね2倍前後で推移している。2023年度は社会福祉学部の一般選抜が3.5倍まで上がった年もある。公立大学だから受験機会は限られる中で、この倍率をくぐり抜けている時点で「誰でも入れる」大学ではない。
ちなみに長野大学は2017年に私立から公立へ転換した大学だ。公立化以降、志願者数は大幅に増加し、入試難易度も上がった。今の長野大学は昔のイメージとは別物だということは、まず押さえておいてほしい。
長野大学の就職実績
偏差値だけ見ても意味がない。大事なのは卒業後の進路だ。長野大学の就職データを確認しよう。
就職率
| 学部 | 卒業者数 | 就職希望者数 | 就職者数 | 就職率 |
|---|---|---|---|---|
| 社会福祉学部 | 162 | 150 | 147 | 98.0% |
| 環境ツーリズム学部 | 95 | 89 | 88 | 98.9% |
| 企業情報学部 | 96 | 87 | 86 | 98.9% |
| 全体 | 353 | 326 | 321 | 98.5% |
出典:パスナビ(2025年3月卒業者実績)
全学部で就職率98%超え。大学公式発表の就職決定率は97.5%で、全国平均を上回っている。環境ツーリズム学部と企業情報学部はともに98.9%。社会福祉学部も98.0%と高水準だ。
さらに、社会福祉学部は国家試験にも強い。第37回社会福祉士国家試験の合格率は87.3%、精神保健福祉士は100%。資格取得と就職の両面で結果を出している学部だ。
主要就職先
| 分野 | 主な就職先 |
|---|---|
| 公務員 | 長野県庁 / 上田市役所 / 長野県警察 |
| 金融 | 八十二銀行 / 長野県信用組合 / 東京海上日動火災保険 |
| IT | 電算 / DTS / SHIFT / TIS長野 / コムチュア |
| 製造 | 山洋電気テクノサービス / ミマキエンジニアリング / シナノケンシ / 三菱電機エンジニアリング |
| 観光・サービス | 星野リゾート / スターバックスコーヒージャパン / 羽田空港サービス |
| 農業・食品 | JA全農長野 / ホクト / サンクゼール |
出典:長野大学公式 / パスナビ(2025年3月卒業者実績)
長野県庁、八十二銀行、星野リゾート——地元の有力企業・自治体への就職実績がしっかりある。IT系ではDTSやSHIFTなど東証プライム上場企業の名前も並ぶ。企業情報学部からの金融・IT就職、社会福祉学部からの公務員・福祉職就職、環境ツーリズム学部からの観光業就職と、学部ごとに強みが明確に分かれているのが特徴だ。
同偏差値帯の大学と比べると?
長野大学だけを見ていても相対的な位置がわからない。同じ偏差値帯の近隣公立大学と比較してみよう。
| 大学名 | 偏差値帯 | 就職率 | 学費(4年概算) |
|---|---|---|---|
| 長野大学 | 47.5〜50.0 | 97.5% | 約298万円 |
| 長野県立大学 | 45.0 | 98.7% | 約257万円 |
| 都留文科大学 | 50.0〜55.0 | 98.3% | 約250万円 |
出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)
偏差値は長野県立大学と都留文科大学の間に位置し、就職率は3校とも97%以上の高水準。中堅公立大学として遜色ないポジションにいることがわかる。
学費は4年間で約298万円。長野大学は教育充実費(年間6万円)が加算されるため、標準的な公立大学より若干高く見えるが、私大の4年間約400〜450万円と比べれば圧倒的にコスパがいい。上田地域定住自立圏域内の出身者は入学金が14万円安くなるため、地元勢はさらに有利だ。
「長野大学 恥ずかしい」と検索される背景
ここまでデータを見てきて、「思ったほど悪くない」と感じた人もいると思う。じゃあなぜ「恥ずかしい」と検索されるのか。
最大の原因は、公立化前のイメージが残っていることだ。長野大学は1966年に「本州大学」として設立された私立大学が前身で、かつては偏差値BF(ボーダーフリー)に近い時代もあった。1972年には入学者減で募集停止に追い込まれた歴史すらある。1974年に「長野大学」に改称して再出発し、地道に実績を積み重ねてきた。
転機は2017年の公立化だ。上田市が設置する公立大学法人に移行したことで志願者が急増し、偏差値は大幅に上昇した。今の偏差値47.5〜50.0は信州大学の一部学部に迫る水準で、かつてのFランイメージとは完全に別物だ。
しかし、ネット上には公立化前の情報がまだ残っている。「長野大学=元Fラン」というイメージだけが独り歩きして、現在の偏差値や就職実績を知らないまま「恥ずかしい」と検索してしまう構図がある。さらに、同じ長野県に信州大学という国立大学があるため、比較されやすい環境にあることも影響している。
ただし、データを見ればわかる通り、長野大学の実態はその検索イメージとは異なる部分が多い。就職率97.5%、社会福祉士合格率87.3%、長野県庁や八十二銀行への就職実績——これは「恥ずかしい」では片づけられない成果だ。
まとめ ― 配られたカードで戦うために
データを見ればわかる通り、長野大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値も就職実績もしっかりしてる。
俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。
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