京都医療科学大学はFラン?偏差値・就職データで検証

偏差値帯:45.0(Tier C)

就職率:100%(就職希望者ベース・パスナビ)

藤原の一言:「俺から見ると正直うらやましいレベル」

更新日:2026年4月 | 出典:京都医療科学大学公式 / マナビジョン / パスナビ / Kei-Net

「京都医療科学大学 Fラン」——微妙なラインだよな。上を見れば国公立の医療系があるし、下を見ればギリセーフとも思える。そのモヤモヤ、わかる。

ただ、偏差値37くらいの大学に通ってた俺から見ると、正直うらやましいレベル。今いる場所の現実を、まずデータで確認してみよう。

京都医療科学大学はFラン?偏差値と入試データで検証

まずは偏差値を確認しよう。京都医療科学大学は医療科学部放射線技術学科のみの単科大学で、河合塾の偏差値は45.0

学部別偏差値

学部・学科 偏差値(河合塾)
医療科学部 放射線技術学科 45.0

出典:パスナビ(河合塾提供・2026年度入試予想)

単科大学なので学部の偏差値がそのまま大学全体の偏差値になる。45.0は全国的に見て中堅私大レベルで、BF(ボーダーフリー)とは程遠い。「Fラン」のイメージとはかなり違う数字だ。

ちなみに、京都医療科学大学は島津製作所が1927年に設立した診療放射線技師養成機関が前身。日本最古の放射線技師養成校という歴史を持ち、2007年に4年制大学として開学した。97年を超える養成実績は同分野では他に類を見ない。

入試データも見ておこう。

倍率推移

年度 倍率(全選抜合計)
2025年度 2.7倍
2024年度 2.0倍
2023年度 データ非公開

出典:パスナビ(2025年度・2024年度入試結果)

2025年度は全選抜合計で2.7倍。入試方式別では総合型選抜が3.9倍、一般選抜(前期)が2.4倍、学校推薦型が1.5倍。特に総合型の倍率は約4倍で、簡単に入れる水準では全くない。

俺の大学とは比較にならない倍率だ。受験して合格した時点で、ちゃんと選ばれた側にいるという事実は、まず受け止めてほしい。

京都医療科学大学の就職実績

偏差値は中堅レベル。じゃあ出口はどうか。診療放射線技師という国家資格に直結する学科だけに、就職データが最も重要になる。

就職率

項目 数値
卒業者数 88名
就職希望者数 80名
就職者数 80名
進学者数 1名
就職率(就職希望者ベース) 100%

出典:パスナビ(2024年4月〜2025年3月卒業者実績)

就職希望者80名全員が就職。就職率100%。さらに、診療放射線技師国家試験の合格率も直近3年で90.8%〜100%と全国平均を上回る高水準だ(2023年度は100%、2024年度は98.7%、2025年度は90.8%)。国家資格を取って、そのまま就職に直結する。この出口の強さは偏差値だけでは見えない部分だ。

主要就職先

分類 主な就職先
大学病院 大阪大学医学部附属病院 / 関西医科大学附属病院 / 京都府立医科大学附属病院 / 大阪医科薬科大学病院 / 近畿大学病院 / 滋賀医科大学医学部附属病院
公立・公的病院 滋賀県立総合病院 / 済生会滋賀県病院 / 国立循環器病研究センター / 大阪国際がんセンター / 大津市民病院
私立病院 京都桂病院 / 天理よろづ相談所病院
検診・企業 近畿健康管理センター / 京都工場保健会 / メディカルスキャニング

出典:京都医療科学大学公式 / パスナビ(2024年度卒業者実績)

大阪大学病院、京都府立医科大学病院、国立循環器病研究センター——関西の基幹病院がずらりと並ぶ。97年の歴史で築いた卒業生ネットワークが全国の医療機関に広がっている。2023年度の求人は431施設・890人分。卒業生約80名に対して求人倍率は10倍以上。引く手あまたの状態だ。

「Fランだと就職がない」というイメージとは真逆の実態がここにある。国家資格と伝統校の就職パイプという組み合わせは、偏差値の数字以上に強力だ。

同偏差値帯の大学と比べると?

京都医療科学大学だけ見ても位置感がわからない。関西にある放射線技師養成課程を持つ大学と比較してみよう。

大学名 偏差値帯 就職率 学費(4年概算)
京都医療科学大学 45.0 100% 約662万円
森ノ宮医療大学(放射線) 47.5〜50.0 91.0% 約665万円
大阪物療大学 BF 100% 約660万円

出典:各大学公式 / パスナビ(2024年度実績)

学費は3校とも4年間で660万円台とほぼ同水準。偏差値は森ノ宮医療大学がやや高いが、就職率は京都医療科学大学の100%が最も高い。97年の養成実績と卒業生ネットワークの厚みが、この数字に直結している。

大阪物療大学は偏差値BFだが就職率は同じく100%。放射線技師養成校は国家資格に直結するため、偏差値に関わらず就職に強いのが共通の特徴だ。その中でも京都医療科学大学は、偏差値・歴史・就職先の質のバランスが取れた存在と言える。

「京都医療科学大学 Fラン」と検索される背景

ここまでデータを見てきて、「Fラン」とは程遠い実態だと感じた人も多いはず。じゃあなぜ「Fラン」と検索されるのか。

最大の理由は知名度の低さだろう。京都医療科学大学は放射線技術学科のみの単科大学で、1学年約90名。総合大学と比べて規模が圧倒的に小さく、名前を聞いてもピンとこない人が多い。「聞いたことがない大学=Fラン」という短絡的な連想が、検索される背景にある。

さらに、「医療」「科学」という一般的なワードが並ぶ大学名も影響している。似た名称の大学が全国に複数あり、京都医療科学大学ならではの島津製作所由来の歴史や97年の養成実績が伝わりにくい構造がある。医療業界の内部では高い評価を受けているが、一般的な大学ランキングの文脈では埋もれてしまいやすい。

ただし、データを見ればわかる通り、京都医療科学大学の実態は「Fラン」のイメージとは大きく異なる。偏差値45.0、倍率2.7倍、就職率100%——数字が全てを物語っている

まとめ ― 配られたカードで戦うために

データを見ればわかる通り、京都医療科学大学は不安に思うような大学じゃない。偏差値45.0、就職率100%、国家試験合格率も高水準。97年の伝統に裏打ちされた就職パイプは、数字に確実に表れている。

俺のFランよりずっと恵まれた環境にいる。全然どん底なんかじゃない。ここからいくらでも変えられるから、その環境を活かしてほしい。

藤原 大地 | 偏差値37前後の大学卒 → 社会人5年目

全然どん底なんかじゃない。配られたカードで戦うためのデータを発信中。

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